みなとみらいでバイクシェアが利用できるってご存じですか?
その名も「baybike」
横浜のコミュニティサイクルで横浜駅やみなとみらいに複数設置されているポートと呼ばれる駐輪場から借りたい場所から借りたいときに借りて、最寄りのポートに返却することができます。
アプリから事前に会員登録しておくと、165円(税込)/30分で借りることができて、会員登録せずに一般利用として1日1,389円(税込)で借りることもできます。
利用時間が場所によって微妙に異なりますが、基本的な利用時間は
6:00~22:00
※No.5 横浜ベイクォーターポートは8:00〜22:00
※No.30 クイーンズパークポートは7:00~21:30
だそう。
これ、みなとみらいを散策する時にめちゃくちゃ便利だったのでぜひ使ってほしいです。
みなとみらいって、山下公園とかレンガ倉庫とか異国情緒あふれる港街って感じの建物や海の風景がずーっと続いているからついつい最寄駅や自分の散策拠点から遠くへ行ってしまいがち。
お腹がすいたから、中華街まで行ってしまいたいというような急な目的地追加もあるんです。
これ、歩くと地味に疲れるんですよね。
少なくとも行きは歩けるけど、同じ距離歩いて帰るのはちょっと辛いし電車に乗るのも以外と遠回りだったり。。
そんな時に、ちょうどこのシェアサイクルを見つけたので、ちょっと利用してみました。
まずはポートを探そう
レンタルする自転車は赤い電動自転車なので、ずらっと並んでいると遠くからでもそこにポートがあるとわかりますが、こんな看板が立っています。
会員登録して30分単位でレンタルしたい場合は、ここについているQRコードを携帯で読み込むとバイクシェア2というアプリをダウンロードすることができますし、携帯からアプリをダウンロードして利用することができます。
バイクシェア2のアプリをダウンロードする
iPhoneを使っている方は、Apple Storeから「バイクシェア2」で検索すると、「ドコモ・バイクシェア」というアプリが検索結果に載ってくるので、そちらをダウンロードします。
アプリはこんな感じのロゴのついているやつ。
バイクシェア2というアプリをダウンロードすることができたら、ここで会員登録をしてアプリから最寄のポートの検索や使いたい自転車の予約を行うことができます。
「なんか、アプリのダウンロードとか嫌だな。。」と思う方は少し割高になりますが会員登録せずに使うことも可能です。
このアプリ自体、ドコモ・バイクシェアがやっていて、アプリのバグ修正なども対応しているようだったので、そこら辺の野良アプリではないと判断したので、私はアプリをダウンロードして会員登録。
横浜市が実施してるし、怪しいものではないだろう。
ダウンロードしてアプリを開くと、サービス利用規約を読んで「会員登録をする」に進みます。
ドコモのdアカウントがある人は、dアカウントでログインすることができるみたいです。
会員登録すると、アプリから借りたい場所を選んでレンタルバイクを予約することができます。
ここで、それぞれの電動自転車の残りの充電%が表示されるので遠出したい場合は、残りの充電がたくさん残っている自転車を選ぶことができるので便利でした。
自転車を予約すると、【baybike】貸出手続き完了というメールが送られてきます。
自転車番号:Y-03xx
パスコード:2xxx
と記載があり、Y-03xxが私の利用する電動自転車です。
ここに書いてあるパスコードは自転車を施錠・開錠するときに使います。
メールが送られてきてから20分以内には貸出処理を完了しろと書いてあるので、借りる直前に予約した方が右往左往しなくて済みますね。
どきどきしならがらbaybikeの電動自転車の鍵を開錠
予約したポートで、「Y-03xx」と書いてある自転車を探します。
これが今回私がレンタルする自転車の番号です。
自転車番号は、サドルの後ろにあるピンコードを入力する板の後ろの黒いプレートに書いてあります。
貸出完了メールに利用開始方法や返却方法など書いてあるので、削除しないようにしましょう。
開錠の方法は以下の2つ。
自転車の操作パネルで[START]を押して、
- 4桁のパスコードを入力する、または
- ICカードをタッチ
ICカードはベイバイク運営事務所(横浜市中区)で発行してもらうか、手持ちのスイカなどの交通系ICカードかおサイフケータイにリンクさせてICカード変わりにつかうことができるようです。
興味のあるかたはこちらに詳細が載っていましたので、参考にされてください。
今回は、旅先でのちょっとした利用を目的としているので、上の1番の4桁のパスコードの入力で自転車の開錠をしました。
操作パネルのイメージはこんな感じ。
本当にSTARTを押して、パスコードを入れたら自転車の鍵がカチッと開きました!
あとは乗るだけ!操作は手元のボタンで
さて、これで自転車の貸し出し手続きが終わったので、あとは自転車ですいすいと街を回っていきます。
電動自転車なので、ひと漕ぎするとビューンと進んでくれます。
ペダルの重さの調整やライトの点灯・消灯などは手元のボタンで操作することができますし、電動自転車の充電の残りもメーターで確認することができます。
上り坂も苦労せずに進むことができるので、電動自転車ありがたかったです。
私はディナーの後、サクッと周辺の夜景を見に行くために利用しました。
観覧車の脇を通って、
赤レンガ倉庫でライトアップされる建物を眺めたり、
赤レンガ倉庫を海側から撮影したり、
停泊している飛鳥Ⅱ(多分飛鳥Ⅱだったはず)を見たり、
山下公園へ続く廃線跡の橋を渡って潮風を感じてみたり、
普段は見れない夜のみなとみらいの街並みを堪能していました。
ちなみに、一時的に駐輪するときは、鍵を手動でかけます。
再度、開錠するときは、「START」を押して4桁のパスコードを入力することで鍵が外れます。
自転車でぜひ訪れてほしいのは、象の鼻防波堤と呼ばれるふ頭で、赤レンガ倉庫や観覧車などのみなとみらいの景色を海側から見ることができますよ。
海側から見ることで、ビルの灯りや観覧車の灯りが海面に反射してキラキラした幻想的な風景を見ることができます。
海に街の灯りが反射している風景を見ると、香港の尖沙咀(チムサーチョイ)の夜のライトアップのショーを思い出すなぁ。
今度はいつ行けるかな、と感慨に浸ります。
さて、まだまだ体力的には余裕があったのですが、夜も更けてきたので周辺をサクッと散策して帰ることにしました。
地元の方には当たり前の光景かもしれませんが、このライトアップは度肝を抜かれましたね。
これ、何だと思います?
実は、神奈川県庁らしいです。
神奈川県庁のHPに、
「表面に溝を刻んだスクラッチタイルと、独自の幾何学的な装飾模様が特色のライト様式が醸し出す風格のある建物は、日本趣味と洋風建築が調和し、荘厳さを感じさせます。」
とありますが、確かにかなりの重厚感というか威圧感というか重々しいものを感じました。
平日の昼間は内部の歴史展示室や屋上展望台への入館もできるようです。
ぜひ利用してみてください。
そして、県庁のすぐ近くにはこれまた異国情緒あふれる建物が。
横浜市開港記念会館です。
もともとは、横浜開港50周年を記念して、市民の寄付金により大正6(1917)年に創建されたものだそうです。
同じような年代に建設されたのか、少し東京駅や札幌の北海道庁旧本庁舎に雰囲気が似ていますね。
これだけぶらぶらしても30分少々で散策することができました。
帰りも自転車なので、スイスイ帰ってくることができました。
自転車は、同じポートでなくても近くのポートに返却することもできます。
ポートの検索はbay bikeのホームページ内のポートマップを参考にするか、ダウンロードしたアプリからも検索可能です。
詳しくは、http://docomo-cycle.jp/yokohama/のサイト内でチェックしてみてください。
返却後の失敗
ちなみに、自転車の返却時にENTERボタンを押し忘れてしまったのだと思いますが、30分ほど追加料金を取られてしまいました。
本来は、330円で借りられたのに、495円かかってしまいました。
(とはいえ、ワンコインでお釣りがくるレベル)
貸出確認時のメールには、
「利用後は、ポート(駐輪場)内で自転車を施錠、自転車操作パネル
操作パネルに『返却』と表示が出たことを必ずご確認ください。」
とあるので、返却時は自転車の施錠と「ENTER」ボタンを押すのを忘れずに行いましょう。
返却処理が行われるとすぐに【baybike】自動返却完了というタイトルのメールが届くので、確認することをお勧めします。
みなとみらいでbaybikeを利用してみた感想
初めて利用しましたが、会員登録や貸し出しの手続きなど簡単で驚きました。
電動自転車の乗り心地もよかったですし、何よりもよかったのは、夜の浜風を感じながら気ままにぶらぶらと散策できたのがとても新鮮でした。
徒歩の速度とはまた違った風景の流れはなんとも開放的で気持ちよかったです。
夜のみなとみらいの自転車散歩、おすすめです。