富山市内を観光して、美術館と博物館をめぐります
久々の富山宿泊です。
新幹線で関東近郊から出発したのですが、あっという間に着いた感覚があって以前より富山がぐっと近くなった気がします。

今日の宿泊はドーミーイン系列の「御宿野乃 富山」ですが、富山滞在中に美術館や博物館を巡ろうと思います。
昼頃に到着したので、前から興味があった富山ブラックのラーメンを人生初めて食べました。
感想は、、ん-、期待が大きすぎたのか満足できませんでした。
写真を載せていないところから察して頂きたいですが、残念ながら私にとってはただの黒いしょっぱいスープのラーメンでした。
二度と食べることはないと思いますが、これも経験です。
お昼を食べ終わって、市内を少し散策します。
富山のオーバード・ホールを見学
富山駅の北口を出て徒歩2分ほどのところにオーバード・ホールという劇場があります。
その前に恋人たちの像と、

某ラジオ番組でおなじみのKNB(北日本放送局)は見逃せません。

そして、オーバード・ホールに到着。
1996年に開館した大ホールと2023年に開館した中ホールがあります。
大ホールは日本では珍しいオペラ公演にも対応できる造りで約1800人~2200人が収容できるかなり大きな劇場です。
中ホールは収容規模が約600人程度とちょっとしたイベントを開催するのに適したサイズで、隈研吾のデザイン事務所がデザインパートナーになっているようです。

かなりおしゃれで近代的な造りになっていて、こんな施設を気軽に使える富山市民は羨ましいなぁと思いました。

内側も洗練された解放感があります。
木を使ったデザインを見て、「あ、これは隈研吾さんのデザインが入っているのかな?」と気が付くべきでしたがその時は全然意識していませんでした。
フリースペースにたくさんイスとテーブルが用意してあって、近隣の学生さんたちがそこで勉強している姿がありました。
公共の自習室ですね。
他にも楽器が演奏できるスタジオのようなものもいくつかあって、素晴らしい施設でした。

ガラスの美術館で色鮮やかなガラスの作品を鑑賞します
富山はかなりコンパクトな町で路面電車、バスと徒歩で色々な施設に簡単にアクセスすることができます。
観光客にとってはかなり観光しやすい街です。
宿に荷物を預けて訪れたのは「富山市ガラス美術館」です。
野乃からは徒歩で10分ほどで到着しました。

こちらも近代的で洗練された建物です。
早速中に入っていきます。
入口を入ってすぐのところに料金所があって、美術館の入館料を支払います。
常設の観覧料は大人1人200円ですが、Brilliant Colorという企画展をやっていたのでそれも合わせると料金は1200円です。

JAFの会員だったので、少し入館料金が割引されました。
こちらの建物もかなり洗練されたおしゃれで開放的な造りです。
カフェやミュージアムショップ、図書館などが併設されていて、内部の建築を眺めながらエスカレーターで6階まで上がって展覧会と常設会場のガラス作品を眺めながら少しずつ下に降りてくるという構造になっています。

ここだけ見ていても楽しいです。

私が訪れた時は平日でしたが、ガラスの美術館に訪れる人が結構いました。
美術館の館内は写真撮影がOKなエリアとNGなエリアがあります。
まずは不思議な形のオブジェがお出迎え。
こういう面白い形を作り出すのが得意なアーティストのようですね。

そして、6階のグラスアートガーデンの部屋にある作品が圧倒的な存在感を放ってきます。

暗い空間の中で鮮やかな色のガラスアート作品がライトで照らされていて、なんとも不思議な空間でした。
まるで風船で作っているかのような曲線も、すべてガラスで作られていると思うと何だか素晴らしいです。

こちらは鮮やかな色で作られた巨大なガラスの玉。
綺麗な球体が、昔の屋台で売っていた水風船のようで少し懐かしい気持ちになりました。
そして、常設会場へ移動します。

様々な色と形のガラス作品が1つ1つ丁寧に展示されています。


どうやったらこんな色が出せるのか、こんな形にできるのか不思議に思いました。
写真NGエリアにガラスのワンピースが展示されているエリアもありました。
展示されていたガラスのオブジェの1つで、大きな茶碗状のガラスの容器に細かく均等な模様がついている展示があったのですが、実に見事でした。
運よく、作者の方がお話をするワークショップの時間と重なったので少し話を聞いていました。
根気強く準備をして、暑さに耐えて作品を仕上げるのは一瞬で仕上げるという話をされていました。
展覧会のガラス作品をたくさん見て、ミュージアムショップで私も何か欲しいなと思い見て回ったのですが、やっぱりガラス製品はお高い。
手が届く価格は残念ながらありませんでした。
富山市科学博物館でマンモスと体験しながら科学と触れ合う
ドーミーインに宿泊した翌日、午後の用事まで時間があったので「富山市科学博物館」へ行ってみました。
こちらも宿の目の前から出ているバスに乗って、5~7分ほどで到着するのでとても便利でした。
宿から歩こうと思えば歩ける距離です。
9時に開館するので、開館と同時に館内へ入りました。

観覧料は大人1人530円で、ここでもJAF割引があったので少し安くなりました。
料金を払うときに、「プラネタリウムは見ますか?」と聞かれたのですが、よく分からなかったので観ませんと答えました。
エリアごとにテーマ分けがされているようで、1階部分は白亜紀というか恐竜やマンモス、それらの時代の虫や鳥の化石などが展示されていました。
ナウマンゾウでした。
レプリカながら、かなりの大きさにあっと息をのみます。

そして、こちらは「デスモスチルス」。
博物館のマスコットとして作られたのかと思っていたら、実際に存在していた哺乳類のようです。
日本列島の原型が形成されていた頃に生息していたようです。
ちょっとカバっぽいですね。

1階の展示エリアには恐竜の模型や化石、アンモナイト化石などの展示がありました。

想像つかないですが、こんな時代もあったのですねぇ。

こんな時代に生まれていたら人間なんて無力な生き物だったのでしょう。

1階脇のテーブルが設置されているエリアは休憩も取れるエリアです。
気が付かずに残念だったのですが、ここに振り子のサンドアートを体験できるスポットがあったようです。
振り子に砂を入れて手を放すと、振り子の動きに合わせてきれいなサンドアートが描けたそう。
せっかくの体験エリアだったのに、気が付かなかったのはもったいなかったです。
2階はクジラやサメの化石標本の展示や、自分で自然現象を体験できるエリアが多かったです。

こちらは高山に吹く強風を体験するエリア。
入ってみましたが、息をするのが苦しいくらいの強風でした。

こちらは自分で気泡を出して、水槽に気泡のアートが描けるエリア。
自分で超音波?を利用して音を奏でるエリアもあって、大人でもついついやってしまいました。

あとは写真には収めていないですが、目の錯覚を体感するエリアも楽しかったです。
そうこうしている間に館内もファミリー層でにぎわってきました。
プラネタリウムの上映のアナウンスがあったので、受付で再度プラネタリウムが見たいというと時間を確認して発券してくれました。
後で気が付いたのですが、入館料にプラネタリウム1回分の料金が含まれていたようです。
約20分ほどの上映でしたが、20年以上ぶりにプラネタリウムを体験して、とても楽しかったです。
3階では宇宙の展示をやっていて、それぞれの惑星で1kgの石をもつとこんな感じ、という展示があって、実際に石を持つことで質量の違いを体感できたのが楽しかったです。
もう少し滞在する予定でしたが、混みあってきたので次のアートへ移動しました。
秋水美術館へ徒歩で移動
「富山市科学博物館」の次は、「秋水美術館」へ行ってみることにしました。
バスのいい時間がなかったので、歩いていくことにしました。
徒歩で約15分ほどです。

しばらく歩いていると、シックな外観のかっこいい美術館が現れました。

季節ごとに展示が変わっているのか?、「備前刀の魂」という展示が開催されていました。
高級ホテルのような門構えの入口を入り、入館料を払います。

入口はなんともセンスのいいしつらえ。

通常は大学生以上の大人は800円の入館料を支払います。
私はここでもJAFの割引が使えたので少し安くなりました。
エレベーターで3階まで登ると展示ルームに続いていきます。

広々ロビーから展示室に入っていくと、立派そうな刀がいくつも展示されていました。

昔から刀づくりが有名だった産地は、
- 備前国(岡山県):砂鉄が豊富で、最も多くの名工や生産量を誇った中心地。
- 美濃国(岐阜県):良質な水や炭が手に入り、のちに「関の孫六」などで知られる刃物の街。
などが有名なようで、産地や時代によって刀の微妙な作り方だったり、波紋の出し方が違うのだそうです。
今回は備前刀の展示イベント期間中だったので、色々な時代の備前刀が展示されていました。
年代が古いものは取って?部分の鉄が酸化して少しさびついていましたが、刃先はとてもきれいな状態で残されています。


宝飾も立派で、どこかで見たような紋章が入った刀もありました。

立派です。


他にも実際に戦国の武将が使用していたであろう兜も展示されていました。

1つ1つの兜の形が全然違っていて、興味深かったです。

また、1階には立派な和室の大広間に大きな屏風と絵画が展示されていました。

久しくこんなに広々とした畳敷きの空間に足を踏み入れていないので、畳のい草の香りが心地良かったです。

しばらく畳に腰を下ろして、絵画と屏風を鑑賞させてもらいました。

1階は中庭も立派で、見事な日本庭園がありました。

1階脇には来館者用の休憩スペースも設けられていて、館内を散策したあとに一息つくことができます。

ここではフリードリンクも頂くことができて、私は甘いレモン水をもらいました。
気が付かないうちに喉が渇いていたようで、生き返りました。

2日間にわたって、美術館や博物館を巡りました。
それぞれが1つのエリアに点在していたので、移動も楽で堪能できました。
美術や科学に日頃からこんなに近くで触れられる富山市民はラッキーだなと思った富山滞在中の美術館・博物館巡りでした。
富山市ガラス美術館
住所:〒930-0062 富山県富山市西町5−1
電話:076-461-3100
開館時間:9:30~18:00
休館日:第1、第3水曜日と年末年始
カフェ:10:00~18:00 (カフェは毎週水曜日はお休み)
料金(大人):常設展 200円。企画展(常設展含む)1200円。
料金(大学生):常設展 200円。企画展(常設展含む)1000円。
※20人以上の団体割引があります。要事前連絡。
富山市ガラス美術館のHP: https://toyama-glass-art-museum.jp/
一言コメント:常設展は200円で6階のアートギャラリーを見学したりできます。常設展だけでも楽しめると思いますがせっかく行くならばその時の企画展も合わせてみてみることをおすすめします。写真撮影がOKなエリアとNGなエリアがあります。この他にも銀河や流星群の写真展示ギャラリーがありました。料金の支払はPaypayが対応していました。1つ1つの作品を見ていると意外と時間が経っています。楽しいです。疲れたらカフェスペースで休憩することができます。
富山市科学博物館
住所:〒939-8084 富山県富山市西中野町1丁目8−31 (城南公園の中にあります)
電話:076-491-2123
開館時間:9:00~17:00
入館料(プラネタリウム1回含む):大人530円(高校生以下は無料)
※20名以上の団体割引あり。要事前連絡。
休館日:
| 7月13日(月)~15日(水) | 臨時休館日 |
| 9月7日(月)~9日(水) | 臨時休館日 |
| 12月28日(月)~2027年1月4日(月) | 休館日 |
| 2027年2月1日(月)~3日(水) | 臨時休館日 |
富山市科学博物館のHP: https://www.tsm.toyama.toyama.jp/for_visitors/
一言コメント:他にも色々な割引があるのでホームページをチェック。土曜日は高校生以上のカップルは無料です(夫婦でもOK)。展示内容的に小学生など小さな子供と同伴してくる大人が多かったです。11時近くなると結構子供と大人で混雑してくるので早めの利用がおすすめ。駐車場は敷地裏に無料駐車場がありました。駐輪場もあります。
秋水美術館(しゅうすいびじゅつかん)
住所:〒930-0066 富山県富山市千石町1丁目3−6
電話:076-425-5700
開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日:月曜日・火曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
料金(大人):800円
料金(大学生以下):無料
※20名以上の団体割引あり。要事前連絡。
秋水美術館のHP: https://www.shusui-museum.jp/
一言コメント:駐車場は13台分あり。富山駅からは徒歩20分ほど。季節によって楽しそうなイベント企画展がありそうでした。展示エリア以外にも各階に休憩スペースがあるので、休みながら見て回ることができます。1階の資料ビデオを見てから観覧するとより理解が深まります。観覧後に休憩できて、無料ドリンクが頂けるスペースが1階にあります。料金の支払にはPaypayを使うことができます。