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フィレンツェからのピサの斜塔1日日帰りツアー!!(シエナ&サンジミニャーノ)[23]

投稿日:2017-04-20 更新日:

シエナ&サンジミニャーノ&ピサを巡る現地ツアーに参加

おはようございます。

フィレンツェ滞在2日目です。

今日は少し曇っていますが、本日はフィレンツェの街ではなく、あの有名なピサの斜塔を見に行きます。

ピサの斜塔はフィレンツェに行くならぜひ行ってきたらいいよと私の旅の友が強く勧めてくれたので、前々から気になっていました。

なので、現地で参加できるオプショナルツアーに申し込みました。

私が参加したツアーは、

ピサ&シエナ&サンジミニャーノ 3都市をめぐる終日観光<昼食&ワイン試飲付き/英語ガイド>

というやつで、一日たっぷりいろいろ連れて行ってくれるツアーです。

89ユーロくらいだったと思うので、大体日本円で10000円ちょっとくらいです。

地理的にはこんな感じで三角形のようにぐるっと回ります。

私たちの希望は、日帰りツアーでピサに行き、できればランチが付いているツアーでしたので、ピサに行くまでにいくつか小さな街を巡り、ワイナリーで食事してからピサに行くという1日ツアーが理想的でした。

ツアーの旅順。GoogleMapより出典

ツアーの旅順。GoogleMapより出典

現地のオプショナルツアーはよくベルトラ(Veltra)を使っていて、目的や予算、時間によっていろいろなツアーが用意されているので、かなりお世話になっています。

他にも、フィレンツェからの日帰りのツアーがいくつも組まれているので、ツアー希望の2.3日前に予約をするといいでしょう。

サクッとピサの斜塔だけ見れればいい人には、ピサの斜塔の入場券だけで33ユーロなんてのもありました。(現地集合だけど)。

現地集合とかわからん!という人には、フィレンツェからの半日ツアー49ユーロ~なんていうのもありました。

日本語ガイドの有無によっても値段が変わってくるようです。

フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅に集合

フィレンツェに来る時に降りたサンタ・マリア・ノヴェッラ駅脇のモンテルンゴ広場のバス停に集合します。

朝7:30分の集合なので、寝坊しないようにしましょう。

こんな感じの広場に集合

こんな感じの広場に集合。曇っています

集合場所の前にオレンジの看板があるので、目印にするといいと思います。

他のツアーの発着所にもなっているんでしょうね。アウトレットや市内観光の看板が出ていました。

オレンジの看板が目印

オレンジの看板が目印

市内観光のツアーの看板

市内観光のツアーの看板

申し込みをしたときの画面または印刷した紙と身分証明を持っていきましょう。

集合場所に点呼をしてくれる係員の人がいますので、受付をしましょう。

受付を済ませると、胸に張るシールを渡されます。

日本のバスツアーと同じ形式ですね。

私たちが乗り込んだバスは、40人乗りくらいのバスで、ほとんど満席でした。

やはりピサへのツアーは人気みたいです。

それでは行ってきます!

まずは世界遺産シエナの歴史地区へ

少し曇っています

高速道路からの車窓。少し曇っています

バスは高速を1時間ほど走ります。

窓からフィレンツェ郊外の景色を見れたりするので楽しいです。

午前中は、世界遺産のシエナ歴史地区というところに行きました。

石造りの小さなヨーロッパの街という感じです。

ガイドの人によると中世そのものの街並みが残っているそうです。

シエナ地区の建物

シエナ地区の建物

地区の中心になるのでしょうか、大きな広場がありました。

ガイドさんが言うには、カンポ広場というらしいです。

カンポ広場というらしい

カンポ広場というらしい

そして、こちらの塔はトスカーナで一番高い塔だそう。

中は階段になっていて、塔の上の方まで登れるそうです。

カンポ広場の塔はマンジャの塔というらしい

カンポ広場の塔はマンジャの塔というみたいです

写真だとわかりづらいですが、ここの広場は扇形というかこの塔を囲むようにぷわーっと広がっていて、しかも塔に対して地面が緩やかに傾斜していました。

後で知りましたが、このような造りの広場はかなり珍しく、雨水を集めるためだったともいわれているそうです。

この後、丘を登って上の方に散策に行くのですが、広場を底にしてすり鉢状に建物が建っているような感じがしました。

マンジャの塔の正面にはオープンテラスのカフェもたくさんありました。

美術館もあるよと言われて、有料ですが見に行けるよとガイドさんが言ってくれたのですが、私たちは色気より食い気。芸術よりカフェラテ。

朝早くてコーヒーを飲んでいる時間がなかったので、ここでしばしのカフェ休憩。

私たちのガイドさんも休憩していました。

カフェの中にトイレもあるので、ついでにトイレ休憩もしておきます。

カフェ(左下)のテラスで朝カフェ

カフェ(左下)のテラスで朝カフェ

さて、カフェ休憩をはさんだので目が覚めて元気になりました。

丘を登っていきましょう!

古い町並みを抜けて、坂道をどんどん登っていきます。

坂道を登っていきます

坂道を登っていきます(黒い革ジャンサングラスの人がガイドさん)

坂道を登りきると、シエナ大聖堂が見えてきました。

イタリアの教会は他の国の教会とは少し違う感じがします。

白と黒のコントラストを強調した、まるでミルフィーユのようなしましまの模様が多用されているように感じました。

教会

丘を登りきるとシエナ大聖堂が見えてきます

内部の装飾も柱や壁にこのしましまがたくさん使われていました。

こういう装飾はフランスでもスペインでもチェコでも見なかったので、とても独創的ですね。

きっと何か意味があるのでしょうが、芸術オンチの私にはわかりませんでした。

大聖堂の内部

大聖堂の内部

天井の装飾も美しいですね。

さすが世界遺産!

大聖堂の天井の天井画

大聖堂の天井の天井画

大聖堂のステンドグラス

大聖堂のステンドグラス

大聖堂の内部を見学して、帰りは大理石?の階段で下っていきます。

大聖堂からの復路は階段を下ります

大聖堂からの復路は階段を下ります

下りの道の途中では、ソーセージやサラミなど日曜食材が売っているお店がありました。

坂の途中に小さなお店がいくつかあります

坂の途中に小さなお店がいくつかあります

トリュフ入りのオリーブオイルのいい香りが気に入ったので、荷物になるのは覚悟で小さめのオリーブオイルを1つ買いました。

街並みを散策したあとは、バスでワイナリーに移動して、ランチです。

ワイナリーでのパスタランチ ワインは飲み放題!

シエナから移動すること約30分~40分くらいだったと思いますが、ワイナリーでのランチをとるためにバスで移動します。

レストランの入り口の看板

レストランの入り口の看板

まわりはブドウ畑に囲まれていて、小さな一軒家風のレストランでした。

Ristorante Aperto

Ristorante Aperto

店内では、大きな長テーブルにツアーの参加者全員がずらーッと並んで席に座りました。

隣の人との席が近かったので、窮屈でした。

もう少し席に余裕が欲しかったです。

ランチはサラダ、パン、パスタ、デザート、ドリンクといったシンプルなランチにワインが何種類かついていました。

(飲み放題とのことでしたが、色んな銘柄が飲み比べられるわけではなく、赤と白の1種類ずつを飲み放題できるというものでした。)

食事はもちろん美味しかったのですが、できればお肉とか、せめてボリュームたっぷり具だくさんパスタとか、何種類もあるパスタから選べるとか、もう少しバリエーションがあってボリューミーなランチを食べたかったです。

ただ、ランチ会場の外の庭はきれいに手入れされていて、過ごしていて気持ちがよかったです。

ワイン畑の風景もなんとなく落ち着いた気分になれました。

レストラン裏のワイナリーへ続く道

レストラン裏のワイナリーへ続く道

レストランからの眺め

レストランからの眺め

レストランの前の道

レストランの前の道

ユネスコ世界遺産(文化遺産)のサンジミニャーノ歴史地区へ

ランチの後は、もう一つの歴史地区であるサンジミニャーノ(Historic Centre of San Gimignano)へ向かいます。

かつては、街道の合流地点として、また潤沢な街の財政によって繁栄していた時代もあったそうです。

その時代の権力者たちによって城壁が作られ競うように次々と塔が建設されたのですが、次第に寂れてそのまま放置されているような状態だったそうです。

過去には70以上の塔が建っていたそうですが、今残っているのは14つの塔だとか。

しかし、そのおかげで今も13世紀、14世紀の姿をそのまま残しているため、独創的な建築と優れた景観が評価されて1990年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。

城壁に囲まれた街の内部へ入ると、確かにあちこちに塔が建っていました。

城壁に囲まれた街の中へ入ります

城壁に囲まれた街の中へ入ります

街の中の塔が見えます

街の中の塔が見えます

サルミジャーノの街

サルミジャーノの街

教会の中も見学することができました。

どの教会を見ても、装飾が素晴らしいです。

教会の内部

教会の内部

散策の途中の道では、土産物屋さんがたくさんありました。

バッグや雑貨を売っているところもありましたが、乾燥パスタやパン、アイスクリーム屋さんにイノシシ肉の専門店もありました。

乾燥パスタは500gでたったの3.80ユーロ。

形も可愛くて、お土産によさそうでした。(かさばるので買いませんでしたがw)

カラフルなパスタが売られています

カラフルなパスタが売られています

バッグもカラフル

バッグも質がよさそうでカラフル

店頭にイノシシの頭が並んでいますね

店頭にイノシシの頭が並んでいますね

いよいよお待ちかねのピサの斜塔です

さて、サンジミニャーノから再びバスに乗り、1時間ほど移動したらようやくピサの斜塔に到着です!

近くの駐車場にバスを止めて、みんなでぞろぞろ歩いて行きます。

入り口までの道を歩きます

入り口までの道を歩きます

ピサの斜塔敷地の壁

ピサの斜塔敷地の壁

この壁に沿って歩いていくと、ピサの斜塔は塀の向こうにいきなり現れます。

ピサの斜塔が視界に入った途端にテンションが上がりました!

語彙が貧弱で申し訳ないですが、本当に、おーーーーー!って感じです。

絶対おーーーーー!ってなります。

ピサの斜塔が見えました!

ピサの斜塔が見えました!

ピサの斜塔は壁に囲まれた広場のような所に建っているんですね。

当たり前ですが、本当に傾いています。

以前は5.5度傾いていたのを最近改修工事で3.99度の傾きに直したそうです。

たった3.99度傾いているだけでも、ものすごく傾いているように見えますね。

お決まりのポーズで記念撮影しときます。

観光客なので。

みんなこのポーズで写真撮ります

みんなこのポーズで写真撮ります

こちらのピサの斜塔には階段で登ることができます。

このピサの斜塔の横にチケットオフィスがあります。

私は、200数十段の階段を登りきれる自信がなかったのと、結構チケットが高かったので、やめておきましたが、体力に自信のある人はぜひ試してみてください。

この後は、バスでフィレンツェまで帰ります。

帰りの道中は街中がラッシュの時間と重なるので、降車場所までは1時間以上かかりました。

高速をずっと走っていくので、特に休憩場所がありません。

ピサの斜塔の脇に飲食できる場所がありますが、あまりドリンクを飲みすぎないようにしましょう!

バスに乗る前には必ずお手洗いの利用を!

日帰りツアーの感想

今回の日帰りツアーは朝早くから夜までのがっつりしたツアーでしたが、どこも素晴らしい場所でした。

ツアーに連れてきてもらってよかったです!

いくつか立ち寄った歴史地区は街のどこを切り出しても絵になりました。

ワイナリーものどかな風景を見て、美味しく食事できて満足しました。

そして、見たかったピサの斜塔!

素晴らしかった。

教科書の中でしか見たことのないような風景を、この目で見れて本当に感動しました。

満足の1日です!

フィレンツェを訪れた際は、ぜひピサの斜塔へも足を延ばしてもらいたいです。

 

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