部屋からの眺めは最高だけど少しがっかりしたホテル
北海道ドライブ旅の途中で、小樽ではグランドパーク小樽に宿泊しました。
こちらのホテルは以前小樽に来た際に宿泊したことがあって、市街地からは少し離れているのですが部屋からの眺めが素晴らしかったのでまたここに泊まることにしました。
到着は16時前くらいだったと思います。
日が暮れる前にチェックインしたかったので、予定とおり到着することが出来てよかったです。
車は地下の駐車スペースに停めて、駐車券をフロントに渡すと割引券をもらえるので、駐車料金が1泊1,650円に割引されます。
車を出庫したい場合は、割引処理された駐車券を使って一旦外に出て、再度入庫した際に同じような手続きで処理することになります
他の宿泊客から分かりづらいと不満がフロントスタッフに告げられていましたが、私たちは次の日まで車を出すつもりがなかったのでそのまま割引券を受けとって部屋に向かいました。
高層階の眺めのいい広い部屋です
ホテルのロビーも廊下やお部屋もゆったりとしていて高級感のある佇まいです。
さて、今日のお部屋はこちら。
ツインルームでかなり広い部屋です。
グランドオーシャンビューという少しいい部屋を予約したようです。
期待していた窓からの景色をまずは確認しましょうか。
夕暮れ近いので、あまり写真映えしませんがいい景色です。
調度類も十分なものが揃っています。
この1泊前のホテルが少し窮屈な建物だったので、とても広く感じます。
家具類もビジネスホテルではない、ちょっといいホテルの感じがありますね。
洗面台のアメニティもたくさん揃っていますし、何よりハンドタオルが用意されているのがいいですね。
もちろんトイレや浴槽も広々しています。
バスタブ脇にはシャンプー、コンディショナー、ボディソープのセットが揃っています。
最近、安めのビジネスホテルに宿泊するとコンディショナーがなかったりするので助かります。
館内着のようなものはなかったです。
海が見えるラウンジでラウンジサービス
チェックインの際に宿泊客に向けてラウンジで軽食のサービスがあるということで夕食に出かける前に利用することにしました。
軽食サービスのコーナーでサラダと小鉢をもらいました。
こちらは軽食サービスで提供されるプレートです。
スープやチーズなどが提供されました。
量は少し少なかったですが、軽食サービスなので致し方ありません。
ビールも注文しましたが、こちらは1杯までは無料サービスだったような気がします。
このまま軽食をつまんでのんびりしていたいところでしたが、暗くなる前に電車に乗って小樽駅まで行ってみたかったので出かけることにしました。
チェックインの時に以前ここに宿泊したことがあるんですよ、とフロントスタッフに話をしました。
「以前は小樽駅までのシャトルバスがありましたよね?」と尋ねるとスタッフはそこまで勤務年数が長くないようでした。
「以前はあったサービスかもしれませんが、今現在はシャトルバスの運行はしていないのです。」とのことでした。
このホテルは駅から少し離れた場所にあって、小樽駅へは車を使わないとアクセスしづらいところにあるのでシャトルバスを期待して宿泊したお客さんがいたらかわいそうですね。
(振り返れば、この時点で以前はあったはずのサービスがだいぶ削られていることに気が付くべきでした。。)
私たちは幸い電車で移動するつもりだったので、帰りの手段も電車で戻る必要があるということだけ認識してホテルを出ました。
グランドパーク小樽から電車で小樽駅へ
グランドパーク小樽から電車で小樽駅方面に向かうためには、小樽築港駅(おたるちっこうえき)が最寄駅です。
ホテルからは徒歩で駅まで7分ほどだと思います。
約5分ほどで小樽駅に到着します。
小樽駅は初めてですが、古いレトロの感じがするだけでなく、西洋の雰囲気を感じる素敵な駅です。
駅舎上のランプが飾られているところが旅情があっていいです。
レンガ造りのような小樽駅の外観もいい。
駅前には三角市場という海鮮を食べられる場所があったのですが、残念ながら営業時間が過ぎていて海鮮丼を食べることが出来ませんでした。
小樽駅を背にして、小樽運河を目指してそぞろ歩きして少しだけ観光気分を味わいます。
古い建物を利用したお店も多いです。
小樽運河も一応押さえつつ、夕ご飯が食べられるような場所を探します。
歩いたのですが、どれも心に刺さるものがなかったので、ホテルまで戻りホテルのモールの中のレストランで食べようということになりました。
以前はホテルのシャトルバスのサービスがあったのですが、すでにサービスを終了しているとスタッフが言っていたので帰りも電車で戻ります。
ホテルに隣接しているモールはウイングベイ小樽。
チェーン店が中心の飲食店がいくつか入っています。
しかし、夕食時なのに人はまばら。
少し雲行きが怪しくなってきました。
そして意を決して回転寿司屋さんに入ろうとしたら、「もう閉店です」とのこと。
え?まださっき19時過ぎたばかりだよ?
Google Mapのお店の情報を見るとなんとこのモールの飲食店は19:15まで。
私たちはギリギリどのレストランも入店することができませんでした。
都会の感覚とまではいかなくとも、飲食店の夜営業が19:15までというのは初めて聞きました。
よく見ると口コミにこのモールの飲食店の閉店時間が早すぎるという嘆きのコメントが多いことに気が付きました。
やってしまった。。
困り果てた私たちは、「じゃあホテルのレストランで夕食を食べよう」ということでホテルに戻りレストランを探しました。
しかし、見つけることが出来なかったのでフロントのスタッフに尋ねると、「レストランは営業しておりません」とのこと。
え?そんなのチェックインの時に言ってなかったじゃん。
疲れ果てているのと空腹でもう限界です。
仕方がないので、この辺りで食事ができる場所があるかとフロントのスタッフに尋ねると、近くのジョリーパスタかはま寿司のほぼ2択とのこと。。。
小樽駅周辺に宿を取っていれば他に選択肢はたくさんあったのかもしれませんが、ここはほぼ陸の孤島と化しました。
泣き言を言っていても仕方ないので、日が沈んだ真っ暗な道を歩いてお店を探すことにしました。
しかし、はま寿司は行列が出来ていて、もう他の店を探して歩く気力もなかったので小樽での私たちの夕食はコンビニのお弁当になりました。
朝食は海が一望できる吹き抜けのロビーで
おはようございます。
朝になりました。
昨日の夕食は散々でしたが、朝食はホテルで食べることができるので気を取り直していきたいと思います。
天井が広くて開放感のある朝食会場です。
何となく建物の造りの感じがバブル時代を彷彿とさせます。
この空間はおそらくこのホテルの自慢の風景の1つだと思います。
食事会場は全然混んでいなくて、できれば自分たちで自由に席を選んで海側に座りたいと思っていたのですが係の方がしっかり内側の奥の席に案内をしてくれました。
海に停まるヨットハーバーの景色はほとんど見えませんが仕方ありません。
サラダと前菜のプレートは少なめにまとめました。
松前漬けやいかの塩辛といった北海道ならではの食材もありました。
こちらはライブキッチンで作ってもらったオムレツ。
美味しかったです。
そしてこれは野菜のスープカレー。
今回の旅でスープカレーを食べる機会はこのホテルだけだったので、少しだけ北海道らしい食べ物を食べることができてよかったです。
食後にコーヒーを1杯いただいて、朝食終了です。
ごちそうさまでした。
グランドパーク小樽に宿泊した感想
今回、グランドパーク小樽に宿泊したのは2回目でした。
最初に宿泊したのは多分10年くらい前だったと思います。
お部屋も広くて部屋からの眺めが最高だったのとサービスが良かった記憶があって、またぜひ泊まりたいと思ったのです。
しかし、今回宿泊してみて、お部屋の快適さや部屋からの眺望は以前と変わらず素晴らしいものがありましたが、以前に比べるとだいぶサービスが悪くなって不便になったと感じました。
元々駅に近いわけではなく、小樽市内も車で10分ほどかかる場所なので車がないとなかなか動けません。
団体の観光客などでツアーで全て食事から交通手段まで面倒見てくれるような形での宿泊であれば特に不便はないと思いますが、残念ながら今回の私たちの旅には不適格でした。
チェックインの時に、シャトルバスのサービスがなくなっていることも私たちが聞かなければ知ることはありませんでした。
モールの飲食店が早く閉まってしまって、ホテルのレストランもやっていないのであればせめてチェックインの時に教えてほしかったです。
朝食の席もなぜあんなにテーブルが空いていたのに、満足に眺望を楽しめない席に案内されたのかも理由が分かりませんでした。
こちらは大変素晴らしい格式高いホテルなのだろうとは思います。
しかし、最近は便利でもっとサービスが行き届いたホテルは他にいくらでもあります。
全くの個人的な意見ですが、私は今後このホテルに宿泊することはないと思います。
残念です。