便利な新潟市の中心地の古町に宿泊
東京から上越新幹線で約2時間ほどの場所にある日本海側の中堅都市である新潟市に宿泊する機会がありました。
今回は交通の利便性を考慮して新潟市の中心地である古町の「APAホテル新潟古町」に宿泊することにしました。
APAホテルは公式サイトや専用アプリをダウンロードして予約するとポイントが貯まり宿泊料金も割引になるということは知っていたのですが、APAホテルに宿泊するのは初めてで次回利用するかどうか決めかねていたのでじゃらんのサイトから予約をしました。
チェックインは15:00です。
新潟駅からはバス乗り場の案内に沿って外に出るとエスカレーター下すぐにバス乗り場があります。
新潟駅はつい最近リニューアルされて、新幹線から在来線に乗り継いだりバスやタクシーへ乗り継ぐ動線がとてもスムーズでした。
私は新幹線から路線バスに乗り継ぎましたが、看板に大きく「古町経由」と書いてあったので迷うことなくバスに乗り込むことが出来ました。
路線バスでのアクセスの場合、新潟駅からは約5~10分くらいで「本町」か「古町」で降りるとホテルに近いです。
APAホテル新潟古町は大通りから1つ側道に入ったところに入口がありました。
2025年2月にリニューアルオープンしたばかりだそうです。
こちらは夜に撮りましたが、駐車場も完備されているようで軽自動車であればホテルすぐ横に停めることが出来るようです。
軽自動車以外であれば、他の駐車場に停めることになりそうですが、この近くは駐車場がいくつもあるので停められないということはなさそうです。
シングルルーム(120cmベッド)【禁煙室】にチェックイン
1階でフロントの方にチェックインしてもらい、カードキーをもらって部屋に向かいます。
この辺りの飲食店の情報だけ聞いてみましたら、周辺の地図をもらいました。
リクエストがあれば案内するようで積極的にフロントスタッフがあれこれ説明するシステムではないようです。
今回は、朝食付き】■和洋朝食ビュッフェ付き■2階に大浴殿・露天風呂完備プランで予約しました。
12400円でした。
温泉ではないですが大浴場と露天風呂もあるのはありがたいですね。
館内はきれいな内装で清潔感があります。
さて、今日のお部屋はこちらのセミダブルルーム。
10平米しかないそうですが、どんな感じでしょうか。
テーブルや椅子、湯沸かし器など一通りのものが揃っている印象があります。
玄関スペースにやや狭さを感じます。
外の景色は特筆すべきものはありません。
スリッパは室内用と館内用の2つが用意されていました。
水は無料のサービスで、消臭スプレーも置いてあります。
APAホテルに定番で置いていあるというAPAホテル社長などの書籍と湯沸かし器など。
ちょっとした飲み物が飲めるようになっています。
館内着はガウンタイプのものが用意されていました。
ベッドスローもありました。
個人的には作務衣タイプが好みですが、大浴場などに行くときに便利ですね。
枕は薄めの枕と普通の厚さの枕が2つありました。
ヘアドライヤーは小さめのものが1つ用意されています。
ティッシュペーパーの替えやランドリーサービス用の袋の用意がありました。
ベッドまわりにエアコンのスイッチ、部屋の明かりのスイッチ、コンセントやUSBケーブルの差込口など全て揃っているのでベッドに横になりながら色々操作できるので便利です。
そしてベッド横には大きなテレビがあります。
少し割高ですがボディエステを部屋で受けるサービスもあるようでした。
浴室は普通のビジネスホテルのサイズです。
アメニティは必要なものはすべて揃っています。
コップは使い捨てのものでした。
大浴場もありますが、大浴場を利用しない宿泊客向けに浴室にもシャンプー、コンディショナー、ボディーソープの用意がありました。
混雑する前に大浴場を利用します
チェックイン後、移動で汗をかいたので混雑する前にひと風呂浴びてきます。
2階に大浴場と露天風呂があり、各自のテレビから大浴場の混雑状況を確認できます。
まだ混雑状況は「空き」だったので、お風呂に入ることにします。
タオル類は部屋に備え付けのものを持参します。
大浴場はカードキーで入室できるようになっています。
大浴場の横には自動販売機とウォーターサーバー、電子レンジが備えてありました。
浴室の中は公式サイトを見てもらった方がいいかも知れませんが、イメージとしてはこんな感じ。
洗い場が5つほどあって、内湯と小さいですが露天風呂が1つあります。
誰もいなかったので露天風呂も利用しました。
少しでも外の空気を感じながらお風呂に入ることができると気持ちがいいものです。
脱衣場は16個ほどありましたが、一度に利用できるのはせいぜい2,3人で、それ以上だと籠だけどこかへ移動させてそこで着替えるという方法を取らないといけません。
洗面台は4つ椅子が用意されていました。
ドライヤーが各1台ずつしか設置がないので、混雑時はドライヤーは使えないかも知れません。
私の利用時は空いていたのでドライヤーは使えましたが、音がうるさい割にあまり風が出てこないタイプでした。
その他は洗濯機と乾燥機がそれぞれ1台用意されているので長期滞在や長期旅行者には便利なサービスです。
夕食は近くの激安ラーメン店の「内山ラーメン」へ
夕方近くになり、お腹が減ったので早めの夕食を取ることにしました。
新潟はラーメンの激戦区で、背脂ラーメンが有名ですが他にも色々なラーメン屋さんがあります。
古町も例外ではなく、徒歩圏内にラーメン屋がいくつもあります。
その中でも店主が接客をしないセルフサービスの激安ラーメン店があるということで行ってみることにしました。
ホテルからは徒歩1~2分ほどです。
「内山ラーメン」です。
自家製麺を使用しているらしく店先に自家製麺と書いてありました。
「学生さんに安くて腹一杯」がモットーらしく、ラーメン一杯500円で学生さんには100円引きだとか。
この令和の時代に信じられない価格設定です。
週末の夕方午後5時過ぎの来店で先客はひとり。その後、別のお客さんが来店していました。
店内は昭和な感じとヒルクライム一色。
ヒルクライムと縁があって、店内で写真展をやっていると書いてありました。
この店の特徴は「セルフサービス」。
水の提供から、注文から、下膳からテーブル拭きまで全てセルフサービスです。
注文は奥のカウンターに注文用紙があるのでそこで書き込んで店主に渡します。
醬油ラーメンとトッピングで味玉をつけました。
加齢のため疲れてくると接客・サービスがぞんざいになりますと書いてあったので、どんな扱いを受けるのかと心配してラーメンを待っていましたが、普通に「いらっしゃいませぇ~」「ありがとうございます~」という店主の声でした。
注文したら水を自分で取って、席で待っていると店主がラーメンを運んできてくれました。
もやしとキャベツがたっぷり載っていて食べ応えがありそうです。
自家製麵らしく麺がもちもちでした。
味玉は少し酒の味がするちょうどいい火加減でした。
チャーシューも薄いですが大きくて食べ応えありです。
あっという間に完食して皿をカウンターに戻して会計をしました。
現金のみの会計で550円。
30年前のラーメンの価格と同じ価格ではなかろうか!と驚き。
こんなに低料金でお腹を満たしてくれるなんてありがたいことです。
夜は新潟まつりの民謡流し
夜は新潟まつりがあったので、外に出て踊りを見学しました。
新潟駅から新潟駅を背にして広い通りをまっすぐ進むと万代というちょっとした繁華街があります。
万代バスターミナルの黄色いカレーや新潟名物のみかづきのイタリアンが食べられます。
そこからさらに信濃川を渡る長い万代橋を渡ると古町というロケーションで、新潟まつりの民謡流しは万代から古町までずらーっと人が並んで踊りを踊っていました。
地元の大小の企業が参加しているようで企業ごとにお揃いの浴衣や法被を着て、踊りを踊っていました。
ここ最近は暑かったので、踊り手さんたちが熱中症にならないか心配でしたが直近で雨が降ったらしく夜の風が涼しい夜でした。
休憩もこまめに取るよう放送で促されていたので、飲みながら話ながら踊って各々がコミュニケーションを取っているようでした。
一般の飛び入り参加者も参加できるようで、車の通行を封鎖した万代橋で踊りを踊るという経験はかなりレアな経験かもしれません。
放送で民謡が流れていて、てっきり録音を流しているだけだと思っていたらライブ演奏で驚きました。
新潟まつり民謡流しは19:00~20:30まで続きました。
新潟まつりは3日間あるようで、翌日もお祭りがあって最終日には花火も上がるということでした。
朝食はエントランス横の朝食会場でいただきます
朝食は6:30からやっています。
銀ゆばというレストランでいただきます。
チェックインの時に渡された朝食券を持っていくと係りの方が案内してくれます。
席は自由で、ビュッフェ形式で自分の食べたいものを取ってきます。
私の朝食はこんな感じ。
珍しいところで言うと、ごま豆腐や栃尾の厚揚げなんかもありました。
私の一押しは甘えびの刺身。
船盛りで用意されていて、朝から豪勢です。
他にはメンチカツやシシャモのフライ、味噌汁は新潟味噌に岩のりを入れて食べます。
そして、ごはんはもちろん新潟産のコシヒカリ。
生卵があったのでたまごかけごはんでいただきました。
デザートにはコーヒーとフルーツとヨーグルトでお腹いっぱいです。
美味しかったです。
朝食を利用しない場合には、近くにコシヒカリのおにぎり屋さんが8:00からオープンしているそうなのでおすすめです。
APAホテル新潟古町に宿泊した感想
設備も新しいし、立地がいいので飲食店が近くにたくさんあります。
部屋はやはり狭いですがベッドの下を荷物格納場所に利用できたり、最近リニューアルしたばかりだけあって新しくて綺麗でした。
必要なものはひととおり揃っているのでこの狭さを心地よさに感じられればいい宿だと思いました。
旅の疲れを癒すのに大浴場があるのはありがたいですね。
寒い季節は広い浴槽に浸かることができると大変助かります。
チェックインから1:00までと翌朝は6:00から利用できるのがいいですね。
部屋は少し窮屈な感じがしました。
特にエントランス周りが狭かったです。
荷物の置き場所などに工夫が必要ですね。
防音については隣の部屋の話声がきこえるというようなことはなかったですが、廊下で話している声は結構聞こえてきました。
朝食も美味しかったです。
朝の6:30から朝食を提供してくれるのは出発が早い旅行者にとってはかなりありがたいことです。
同じエリアの他のホテルと比べた時に少し安かったような気がします。
本当はドーミーインに泊まりたかったですが1泊2万円を超えてしまうので諦めました。
APAホテルは、朝食がついて大浴場もあったので今回はAPAホテルにした気がします。
次回の宿選びの選択肢の中に入ってくると思います。
APAホテル新潟古町
住所:新潟県新潟市中央区東堀通6番町1037−1
電話:0570-093-211
チェックイン:15:00~26:00
チェックアウト:10:00 (会員になるとチェックアウトが11:00になるらしい)
大浴場利用時間:15:00~1:00, 6:00~10:00
朝食時間:6:30~10:00
朝食料金:前売り1700円、当日1900円
最寄りバス停:古町または本町
一言コメント:朝食を付けないならば、近くのおにぎり屋さんがおすすめ。または近くにコンビニもあり。チェックアウトはエクスプレスなのでカードキーを回収箱に入れるだけ。近くに飲食店多数あり。夜に大浴場の混雑状況が「空き」だったので利用してきましたが6~7人の利用があって個人的には「やや混雑」くらいだろうと思いました。