【個人手配の旅】気ままに旅した記録

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国内旅行

2025年夏 北海道ドライブ旅 5泊6日キャンプ場に泊まる旅

投稿日:

暑さ知らずの夏の旅 北海道ドライブ旅に行ってきました

関東地方を含め日本全国が毎日の最高気温40度近くを叩き出す中、小雨に降られながら5泊6日の北海道ドライブ旅へ旅立つことを決めました。

今回の全行程はこんな感じで、北海道と本州の往復はフェリーを使いました。

北海道の旅の始まりは苫小牧港で北海道をほぼ反時計回りでぐるっと回り、再び苫小牧港に戻ってくるというルートです。

北海道ドライブ旅の全行程

北海道ドライブ旅の全行程(Google Mapより出典)

苫小牧港到着は朝の6時。

八戸港~苫小牧港間を結んでいるシルバーフェリーというフェリーに乗船して、八戸港を22:00に出発して苫小牧西港フェリーターミナルには翌朝の6:00に到着するという便です。

早朝に到着するので、苫小牧港を出発してからかなりドライブできる時間があります。

1日目は苫小牧から宗谷岬を経由してクッチャロ湖畔キャンプ場へ

1日目のドライブ旅の走行距離は約500キロ。

苫小牧を出発して北海道を下から上へ縦断するような形で走行していきます。

今日の日程:

  1. 苫小牧西港フェリーターミナル
  2. 札幌
  3. 戸外炉峠のねこバス
  4. サロベツ原野
  5. オトンルイ風力発電所
  6. ノシャップ岬
  7. 稚内の北防波堤ドーム公園
  8. 宗谷岬
  9. クッチャロ湖畔キャンプ
苫小牧から宗谷岬までの北海道ドライブ旅

1日目の行程 (Gogle Mapより出典)

今回はただただ走り続けるドライブ旅なので、あまり観光する予定はないのですがまず立ち寄ったのは「戸外炉峠のねこバス」。

北海道らしい広大な大地が広がる場所にトトロに出てきそうなねこバスが佇んでいます。

戸外炉峠のねこバス

本当に今にもバスの扉が開いて、乗って行けそうな気がします。

トトロのねこバス

私が到着した時には誰もいなかったので、写真が撮り放題でした。

戸外炉峠の反対側には広大な田畑が広がった光景を見ることができます。

北海道の風景

この後は海沿いに出て、いわゆる「日本海オロロンライン」と呼ばれる海沿いの道を走ります。

日本海オロロンラインは小樽と稚内を結ぶ日本海側の国道231号線を指すのが最近の呼称のようです。

オロロンはウミガラスの別名から名付けられています。

サロベツ原野」で少し休憩して、

さらに北上して、風力発電を行っている広い道があったので少し停車。

ここは後で調べたところによると「オトンルイ風力発電所」という場所のようです。

オトンルイという言葉は馴染みがないですが、アイヌ語で「浜にある道」という意味なんだそう。

幌延町の風力発電プロジェクトで、2000年(平成12年)に第三セクター「幌延風力発電」が設立され、2003年(平成15年)から本格稼働ということなので比較的新しい設備のようです。

山の頂点は雲が少しありましたが、利尻富士の姿も見ることが出来ました。

利尻富士

「ノシャップ岬」に休憩を兼ねて少しだけ停車して、またすぐに出発です。

ノシャップの意味の由来ははっきりしていないようですが、アイヌ語で「顎=岬の・そば」という「ノッサム」がなまってできた名前ではないかという説が有力のようです。

ノシャップ岬は北海道の北の端にありますが、北海道の最東端にある納沙布岬と発音が似ているので混同しやすいです。

ノシャップ岬の到着時間が分かる時計とノシャップ岬のシンボルのイルカは写真に収めておきます。

ノシャップ岬のモニュメントのイルカちゃん

ノシャップ岬のモニュメントのイルカ

途中、稚内の「北防波堤ドーム公園のトンネル」があったので撮影のために少しだけ停車。

稚内-樺太大泊間の旧稚泊航路整備の一環として、冬季の北西越波防止のために建設された半アーチ式ドームで、旧樺太航路時代の記憶を残す歴史的遺産です。

フェリー乗り場が近くにあるので、初めて目にする者にはかなり目を引く建造物です。

アーチの形状が何とも美しくて見応えがありました。

そして、ついに「宗谷岬」に到着です!

日本最北端の地と刻まれたモニュメントが美しいですね。

曇っていたのは残念でしたが、人生で2度目に訪れることが出来て感慨深いものがありました。

日本最北端の地に再び訪れる日が来ることがあるとは想像もしていませんでした。

誰もいない感じで撮っていますが、たくさんの観光客と鹿があちこちにいました。

苫小牧から頑張れば1日で来られるものですね。

宗谷岬へドライブ

1日目のキャンプ地は「クッチャロ湖畔キャンプ」

もう夕方なので、セイコーマートで食材をパパっと購入して本日のキャンプ地に到着です。

今晩は、「クッチャロ湖畔キャンプ」に宿泊することにしました。

クッチャロ湖畔キャンプ場

受付時間は19:00までです。

テントの設営などを日が暮れる前に済ませたかったので、無事に到着できてよかったです。

オホーツク海とクッチャロ湖に囲まれたエリアです。

湖畔脇に車を停めます。

利用料金はテント持ち込みで400円でした。

オートキャンプの利用はできませんが、温泉施設があるので運転に疲れた身体を癒すことができてとてもよかったです。

温泉施設は600円で利用可能でした。

本当にありがとう!

夕飯はセイコーマートで買ったジンギスカンで酒盛りです。

こちらのキャンプ場はきちんと分別すればごみ捨ても可能なので、ドライブ中にごみを持って移動せずに済むので助かりました。

クッチャロ湖畔キャンプ場情報

※2025年08時点での情報です。

住所: 北海道枝幸郡浜頓別町クッチャロ湖畔38

問合先:はまとんべつ温泉ウイング

予約:不可

持ち込みテント料金:中学生以上1人400円、小学生200円

バンガロー:なし

貸用具:毛布1枚350円

管理人:直売所に駐在(9:00~17:00) ※変動します

設備:炊事場・コインランドリーあり

温泉:はまとんべつ温泉ウィング(大人600円)

日帰り温泉は11:00~21:00利用可能(20:30受付終了)

一言コメント:温泉がとても良かったです。ペットと宿泊できるコテージもあるようです。

2日目はオホーツク海に沿って知床方面へひたすら南下

おはようございます。

昨日はぐっすり寝ることが出来ました。

今日の行程は約340kmの移動で、8時過ぎ出発して北海道の右上の海沿いの道を知床半島を目指して南下していきます。

今日の日程:

  1. クッチャロ湖
  2. ウスタイベ千畳岩
  3. 道の駅オホーツク紋別(カニの爪オブジェ)
  4. 北勝水産
  5. サロマ湖
  6. オシンコシンの滝
  7. 網走
  8. 斜里町
  9. 知床国立公園羅臼温泉野営場(熊の湯)
北海道のドライブ旅クッチャロ湖から羅臼

北海道のドライブ旅クッチャロ湖から羅臼(GoogleMapより出典)

道すがら現れたのは「ウスタイベ千畳岩」。

不思議な形をした岩群です。

ウスタイベ千畳岩

道の駅オホーツク紋別」には売店や飲食できるスペースもあって、時間がもう少し遅ければホタテのバター焼きなども買えたようです。

キャンプ場などもあるようですね。

道の駅オホーツク紋別には、北海道立オホーツク流氷科学センター GIZAも隣接しています。

ここではクリオネの展示やマイナス20度の厳寒体験室があるそうです。

北海道立オホーツク流氷科学センター GIZA

ここには巨大な「カニの爪」のオブジェがあったりして、存在感がありました。

カニの爪

他にも流氷展望室やアザラシシーパラダイスなどもあって結構楽しめそうな場所でした。

私も先に進まないと思いつつ、小一時間まわりを散策して過ごしました。

昼近くなって、ホタテバーガーが食べられる「北勝水産の直売所」へ向かいました。

ここは以前も来たことがあって美味しかった記憶を頼りにやってきました。

北勝水産のホタテバーガー

ホタテバーガーとタコの唐揚げを食べました。

美味しかった!

ホタテバーガー

サロマ湖」やオシンコシンの滝も途中にあったので、少しだけ立ち寄り。

サロマ湖にはキャンプ場もあるらしく、良さそうな雰囲気でした。

例年と比べるとどうなのか分かりませんが、「オシンコシンの滝」は意外と水量が豊富でした。

車で走っている道中で立ち寄ったダムでは湖面が低くて水の貯水量は大丈夫なのかと心配になりましたが。。

オシンコシンの滝は中国人観光客が多かったので、ゆっくり過ごすというよりも滝を見てマイナスイオンを感じて、はい出発、という感じでした。

2日目のキャンプ地は「知床国立公園羅臼温泉野営場」

この日のキャンプ地は「知床国立公園羅臼温泉野営場」です。

ここは無料露天風呂の温泉が近くにあるので選びました。

羅臼オートキャンプ場とは違うので、注意が必要です。

この日も途中のセイコーマートで食料を調達。

受付は19:00までなので早めの到着がおすすめです。

区画が仕切られているところにテントを張ります。

鹿が結構近い距離でくつろいでいました。

このキャンプ場はつい最近、人が熊に襲われるということが起こったばかりの土地なので、食材の管理は生死を分ける死活問題です。

特に注意しました。

夕食はデジャヴに見えるかもしれませんが、今日は牛カルビなので別ものです。

夕食後は地元の方も多く利用している、「熊の湯」へ。

無料で露天風呂の天然温泉が楽しめました。

お湯は結構熱めで、先に入っていた地元の方と談笑していたら身体があっつあつになっていました。

「知床国立公園羅臼温泉野営場」の情報

住所: 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町

問合先:羅臼町産業創生課

予約:不可

清掃協力金:小学生以上1人300円

オートキャンプ:不可

バンガロー・貸用具:なし

設備:炊事場、BBQ用野外炉

温泉:国道を挟んだ向かいに無料露天風呂「熊の湯」あり。

一言コメント:車いす対応の専用サイトがあり、ごみは指定の有料ゴミ袋を購入することで受入してもらえる。熊の湯は温度が熱めでしたがとてもお湯が優しくて、気持ちのいい温泉でした。自然にとても近い場所なので、食べ物の管理などはきちんと行うようにしましょう!私は夜中に熊や鹿が近づいてこないようにゴミや食べ物は車の中に保管して夜を過ごしました。

3日目は知床半島から野付半島や納沙布岬を巡ってさらに南下

おはようございます。

今日は小雨が降りしきる朝です。

知床半島を陸路で到達できる最北の場所まで行ってみました。

相泊橋」です。

特に何もないのですが、とりあえず記念撮影です。

今日の日程:

  1. 知床半島(相泊)
  2. 道の駅知床・らうす
  3. コインランドリー
  4. 野付半島
  5. 納沙布岬
  6. 食事処8エイト
  7. きりたっぷ岬キャンプ場

こんな場所まで来ています。

今日は羅臼を通ってまずは野付半島まで行く予定です。

途中、「道の駅知床・らうす」で小休憩。

この日はまだ朝早かったので開店していなかったですが、お昼などはかなりの行列ができるようです。

地元の海でとれた新鮮な海産物や干物、お土産なども販売されているそうです。

生ウニも販売されているらしく、2階の食堂ではうに丼も食べられるとか。

隣にある食堂も人気のようですね。

道の駅知床・らうす

さらに南下して今回の北海道ドライブ旅で絶対行きたかった場所の1つである野付半島を目指します。

野付半島に入る直前にコインランドリーがあったので、洗濯を回している間にドライブと散策をしました。

野付半島

野付半島」はとてもユニークな地形をしていて先端の方にある灯台近くまでは車で乗り入れることができます。

途中にあるナラワラパーキングとトドワラパーキングに立ち寄りしました。

野付半島の案内図

曇天だったので、野付半島の良さが伝わらないのが残念ですが、野付半島ネイチャーセンター裏には散策路コースがあったりして間近に迫る鹿が見られたりします。

トラクターバスで観光したり、観光船に乗ったりもできます。

とにかく自然が豊かでほっとするひととき。

人間界の力が及ばない自然界の最果てといった感じがします。

ネイチャーセンター2階で許可証をもらってさらに奥まで進むこともできるようです。

初めての方はガイドさんと一緒に行くのがいいかもしれませんね。

また売店では美味しい牛乳やホタテバーガーなどの食事も楽しめるようです。

野付半島の観光を終えて、コインランドリーで洗濯物を引き上げたら、お昼を食べに「食事処8エイト」に向かいます。

ここは納沙布岬の先端にあるので、野付半島からかなり時間がかかりました。

生さんま丼が美味しいと聞いたので、迷わず注文。

さんまを生で食べることはなかなかないので、ちょうどよく脂がのっていて美味しかったです。

食事を終えて、納沙布岬灯台までは歩いて5分ほどの距離だったので歩いて納沙布岬の先端まで行ってきました。

3日目のキャンプ地は「きりたっぷ岬キャンプ場」

今日のキャンプ地は「きりたっぷ岬キャンプ場」です。

岬から岬への移動でした。

今日はひどい雨が予想されていたので、バンガローに宿泊することにしました。

この近辺のバンガローは1泊4000~5000円ほどかかるのが相場なようで、もっと安い場所はないかと探した結果「きりたっぷ岬キャンプ場」を見つけました。

このキャンプ場は、キャンプ場手前3キロほどの場所にある「浜中町ふれあい交流保養センター 霧多布温泉ゆうゆ」という温泉施設で受付をするシステムです。

ここでバンガローに鍵をもらいます。

こちらで温泉を利用して、食事処もあるので食事も済ませることが出来ます。

私はお風呂に入るとすべてが面倒くさくなってしまうので、一旦鍵をもらってバンガローの寝床のセットアップを済ませてから温泉に浸かることにしました。

私のバンガローはこちら。

特に何もないですが、テントの設置と撤収をしなくて済むのでありがたいです。

今晩の寝床の支度をして、温泉に向かいました。

ゆうゆの温泉は地下2000mから湧き出るお湯で、湯冷めしにくいナトリウム-塩化物泉(アルカリ性低張性温泉)なのだそう。

少し茶色かかったお湯がとても気持ちよかったです!

「きりたっぷ岬キャンプ場」の情報

住所: 北海道厚岸郡浜中町湯沸

問合せ:霧多布温泉ゆうゆ(10時~17時対応)

浜中町のキャンプ場利用に関するサイト:https://www.townhamanaka.jp/kakuka/syoukoukankouka/kankou/2021-0428-kyanpu.html

予約:バンガロー宿泊の場合は事前予約が必要

料金:バンガロー1泊1760円。テント泊・車中泊は無料。チェックインは14:00~19:00でチェックアウトは10:00。

オートキャンプ:

バンガロー・貸用具:バンガローあり(電気設備・寝具は一切なし)

設備:炊事場、BBQ用野外炉

温泉:霧多布温泉ゆうゆで温泉を利用できます。キャンプ場からは車で3分ほど離れています。500円。

一言コメント:今年(2025年)のキャンプ場の運営は、6月7日(土)から 10月12日(日)までです。バンガロー宿泊は事前に霧多布温泉ゆうゆに予約が必要で、テント泊・車中泊の場合も利用申込書を記載して利用許可書をもらう必要があります。

霧多布温泉ゆうゆの温泉も最高でした。露天風呂や貸切風呂もあり、宿泊もできます。レストランも併設されています。

霧多布温泉ゆうゆHP:https://kiritappu-yuyu.com/

4日目は少し疲れも。海沿いドライブから内陸部のドライブへ

きりたっぷ岬から食ったり温泉へドライブ旅

きりたっぷ岬から食ったり温泉へドライブ旅(Google Mapより出典)

おはようございます。

昨日は予報通りかなり雨が降っていました。

朝もかなり肌寒い朝でした。

今日は霧多布岬から最初は海沿いを走って、途中から内陸へ進む道を行こうと思います。

今日の日程:

  1. 霧多布岬
  2. 道の駅ステラ★ほんべつ
  3. 道の駅 しほろ温泉(足湯)
  4. くったり温泉レイクインキャンプ場

今日は4日目になるので、少し疲れが出てきました。

走行距離はいつもと比べると短めです。

昼食は「道の駅ステラ★ほんべつ」にある「レストラン秀華」にて豚丼を食べました。

肉も美味しいし、たれも食欲をそそるたれで美味しかったです!

ドライブの途中で「道の駅 しほろ温泉」に無料の足湯スポットがあったので、旅の疲れを癒すべく景色を堪能しながら足湯に浸かりました。

今日は途中から天気が回復しました。

4日目のキャンプ地は「くったり温泉レイク・インキャンプ場」

足湯から50分ほど走ったところに今日のキャンプ地があります。

くったり温泉レイク・インキャンプ場」です。

ホテルの敷地の一部がキャンプ場として開放されているので、キャンプ場の受付はホテルの中になります。

くったり温泉レイク・イン

ここはホテルの中にコインランドリーと温泉が利用できました。

温泉は少し熱めのお風呂とぬるめのお風呂がありました。露天風呂もあります。

売店には蕎麦も売っています。

ここのキャンプ場は駐車場脇すぐにテントを張ることができたので、荷物の移動が少なくて良かったです。

夕食はもれなくセイコーマートで買ったお弁当です。

「くったり温泉レイク・インキャンプ場」の情報

住所:北海道上川郡新得町屈足808番地

問合せ先:くったり温泉レイク・イン

予約:

入館料:中学生以上800円、小学生400円。未就学者無料。

フリーサイト:1サイトに1テントは1000~2500円。タープ・追加テントは+500円。

オートサイト:1200~3800円で、キャンピングカーの乗り入れは+500円。※季節により価格変動あり。全区画に電源つき。

貸用具:有料で各種あり。

管理人:期間中は24時間在中。

チェックイン:13:00~18:00

チェックアウト:11:00

設備:受付をするホテル内にトイレ・大浴場・ランドリー・レストラン・売店あり。炊事場あり。

温泉:くったり温泉 大人900円でキャンピング利用客は500円に割引あり。14:00~25:00, 5:00~9:00

※ホテルHPには温泉の利用は14:00~25:00とありますが、日帰り入浴扱いだと14:00~21:00受付終了と記載されているものもあるので確認が必要です。

一言コメント:温泉は露天風呂もあり、素晴らしかったです。キャンプ場宿泊者も朝食を有料で食べることができるようです。(7:00~8:30) サウナもあります。個人的にはランドリーを利用できるのもよかった。

5日目は北海道の真ん中をぐるっとまわります

5日目の予定は北海道の真ん中に位置する旭岳を反時計回りに回るようにぐるっと走ってみようと思います。

北海道の真ん中を回る

北海道の真ん中を回る(Google Mapより出典)

もう少し寄ると分かるのですが、今日は海沿いの1本道ではなくひたすら山道を行くルートになります。

今日の日程:

  1. くったり温泉レイクインキャンプ場
  2. かみしほろ豊岡見晴し台駐車公園
  3. ナイタイ高原牧場展望台
  4. 士幌線タウシュベツ川橋梁
  5. 層雲峡
  6. 旭川の「鳥の小野木」で唐揚げ
  7. パッチワークの路
  8. セブンスターの木
  9. ケンとメリーの木
  10. マイルドセブンの丘
  11. 富良野 かなやま湖畔キャンプ場
Day5の行程

Day5の行程(Google Mapより出典)

まず立ち寄ったのは「かみしほろ豊岡見晴し台駐車公園」です。

広大な十勝平野を見晴らすことの出来る絶好のビュースポットとなっていて、トイレや花壇、ベンチなどが整備されています。

いい天気で景色もとてもいいです。

次は「ナイタイ高原牧場展望台」です。

北海道の上士幌町にある日本一広い公営牧場なんだそうですが、私が行った時には牛が一頭もいませんでした。

こちらはナイタイ高原牧場から1時間ほど走ったところにあった「士幌線タウシュベツ川橋梁」。

士幌線タウシュベツ川橋梁

少し距離がありましたが、輪郭がはっきりと分かります。

美しいアーチを描いています。

層雲峡も通ったのですが、以前行ったので写真撮影はスルー。

そして昼食時間もかなり過ぎていたのですが、旭川の「鳥の小野木」さんで唐揚げ定食を頂きました。

後で知ったのですが、以前こちらのお店はミシュランの1つ星に輝いたことがあるとか。

美味しかったです。

美瑛に入って観光スポットが立て続けに現れるので写真撮影をしながら少し観光します。

このあたりは「パッチワークの路」というカラフルな農作物が作り出すパッチワーク模様の丘を一望できるスポットがあってCMなどに使われるほどの絶景です。

田畑が多いので、一面開けた場所です。

北海道の風景を体現している場所の1つですね。

その中にポツンと佇んでいるのが「セブンスターの木」。

これはかしわという木らしく、セブンスターの木も「セブンスター」というタバコの銘柄の観光タバコ用パッケージにも使われたことから、「セブンスターの木」とよばれているそうです。

セブンスターの木

観光客が入れ替わり立ち替わり写真を撮っているこの木は「ケンとメリーの木」。

昭和47年(1972)に日産のスカイラインのCMに登場した、美瑛の丘を象徴する風景の一つで、ユニークな名前はCM「ケンとメリー」の登場人物にちなんだものなのだそうです。

ただ、近年観光客の増加が著しく、個人施設への立ち入りや歩行者が車道へ立ち入ったりする危険行為が目立つそうで、交通の面では危険地帯になりつつあるというのが少し悲しいところです。

あとは、「マイルドセブンの丘」も忘れてはいけないですね。

昭和53年(1978年)にマイルドセブンという煙草のCMが撮影された場所だそうです。

ただ、観光客の増加で私有地や田畑への侵入被害がひどくて農作物に影響が出てしまったので、土地の所有者が伐採せざるを得なかったということです。

今は数本のカラマツの木が残るだけです。

自分の映え写真を撮るのに一生懸命で、その土地に対するリスペクトがない観光客が多かったのでしょうかね。

とても残念です。

5日目の北海道最後のキャンプ地は「かなやま湖畔キャンプ場」

北海道最後の夜は富良野にある「かなやま湖畔キャンプ場」に宿泊です。

かなやま湖畔キャンプ

湖畔というだけあって、湖がきれいです。

いい景色なのですが、曇天なのが残念でした。

湖畔からは少し陸側の方が人が来なくてのんびりできるので、奥側にテントを張りました。

夕飯は再びセイコーマートで仕入れた食材で調理。

おにぎりも食べました。

前回はラム肉ともやしでしたが、今日はラム肉と野菜ミックスを入れてみました。

お風呂は道を渡ったところにかなやま保養センターという場所があり、ここでお風呂を頂くことが出来ます。

「かなやま湖畔キャンプ場」の情報

住所:北海道空知郡南富良野町東鹿越  (かなやま湖森林公園内)

問合せ先:かなやま湖畔キャンプ場 0167‐52‐3132

予約:バンガローのみ可

サイト利用料:中学生以上1人1000円、小学生500円

オートキャンプ:不可(隣接するかなやま湖畔オートキャンプ場が利用できます)

バンガロー:3600円 (予約は前日まではWebで受付しています。下のかなやま湖畔キャンプ場のHPを参照)

貸用具:有料で各種

チェックイン:8:30~18:00 (バンガローは13:00~)

チェックアウト:11:00 (バンガローは10:00)

温泉:かなやま湖保養センター (大人500円、小学生250円、幼児は100円)

温泉利用時間:5月から10月までは12時から午後8時まで。それ以外は12時から午後6時まで。

一言コメント:湖畔に沿ってキャンプサイトを張ることができるので、敷地が広大です。温泉が利用できてとても良かったです。バンガロー平日限定1000円割引プランあり(下記HP参照)。モンベル会員だととバンガローの利用料金が割引されるそうです。営業は4月下旬から10月中旬くらいのようです。2024年は、4月27日(土)から 10月14日(月)まで営業していたようです。

かなやま湖畔キャンプ場のHP:https://minamifurano-kousya.com/camp.php#kohan-camp

6日目は北海道滞在の最終日!フェリーの時間まで観光!

おはようございます。

今日は北海道滞在の最終日。

苫小牧から夕方のフェリーで仙台に向かいます。

それまではまだ時間があるので、最後までじっくり北海道を堪能していきたいと思います。

かなやま湖畔キャンプ場から苫小牧までの観光

かなやま湖畔キャンプ場から苫小牧までの観光 (Google Mapより出典)

今日の日程:

  1. かなやま湖畔キャンプ場
  2. 旧南大夕張駅 三菱大夕張鉄道保存車輛保存地
  3. 道の駅 あびらD51ステーション(追分駅機関庫)
  4. ふらっとみなと市場
かなやま湖畔キャンプ場~苫小牧フェリーターミナル

かなやま湖畔キャンプ場~苫小牧フェリーターミナル(Google Mapより出典)

たまたま見つけた観光案内の看板で「旧南大夕張駅 三菱大夕張鉄道保存車輛保存地」という文字を見かけたので、SLを見に行きたいと思います。

かなやま湖畔キャンプ場からは車で約1時間30分ほどの場所になります。

私が「旧南大夕張駅 三菱大夕張鉄道保存車輛保存地」へ訪れたのは午前10時頃だったと思います。

誰もいないので、じっくり鑑賞できます。

かつて夕張は三菱石炭鉱業大夕張鉄道線という路線があって、石炭の採掘が盛んだったそうです。

掘り出した石炭を運び出すための鉄道が整備され、夕張の発展を支える大きな存在だったようです。

路線は1987(昭和62)年に廃止されたようですが、清水沢駅と大夕張炭山駅という駅を結んでいた重要なライフラインだったとのことです。

私が一番気になったのはこの車両です。

前面が太い包丁のような形をしていて、中世の鎧をつけた騎士のようにも見えます。

三菱大夕張鉄道

形から推測するに、線路にうず高く積もる雪を除けながら石炭を積んで走ることができるように設計されたのではないかと思います。

初めて見た車両の形だったので、大興奮で写真を撮りました。

とても重厚感があります。

4月下旬から11月上旬(冬季閉鎖)は無料で開放されていますが、立入禁止区間や車両の中に入ることはできないそうなので、周りに人がいなくても入らないように注意しましょう。

次に訪れたのは、「道の駅 あびらD51ステーション」。

D51というだけあって、蒸気機関車のD51がきれいな状態で展示されていました。

貴重な資料の展示などもありました。

ここまで多くの車両を保管・展示しているのは今まで見たことがありません。

美しい車体。

この敷地内には古い特急(だと思う)と思われる「あおぞら」などの展示もありました。

ここでは車内の様子も見れるようです。

同じ施設内にカフェもあります。

私はD51もくもくソフトを食べました。

美味しかったです。

このあと、「ふらっとみなと市場」に立ち寄ってお土産を買い込んで、

北海道最後はお寿司で締めくくりました。

北海道ドライブ旅 5泊6日全てキャンプ場に泊まる旅を終えた感想

あっという間だったような長かったような不思議な気持ちです。

初日に宗谷岬まで行くことが出来たのは驚きでした。

北海道や安くて景色がよく、温泉まで利用できる良質なキャンプ場がたくさんあったのはドライブ旅で「今日はどこまで行けるか分からない」という旅人にとってはとてもありがたかったです。

今回、北海道の旅に出る前に北海道キャンプ場ガイドをアマゾンで購入していきましたが、とても役に立ちました。

気が付くと、北海道での総走行距離は3000キロを超えていました。Google Map上ですが、北海道の宗谷岬から鹿児島の枕崎まで走る距離とほぼ同じかそれ以上を車で走破したことになるようです。

帰宅してから腰がめちゃくちゃ痛かったのも納得です。

大変だったけど、やっぱり楽しい北海道ドライブ旅。

天候はいまいちだった日もありますが、今度は走行距離の長いドライブ旅は控えめに観光メインで北海道を車で回ってみたいです。

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