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1泊2食付で温泉露天風呂ありの宿「湯の陣」最安値7348円~の実力はいかに

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コスパ重視!ゆびそ温泉「湯の陣」へ

春休み真っ最中ですね。

今回は群馬県の湯檜曽(ゆびそ)温泉のホテル湯の陣【伊藤園ホテルズ】へ1泊2日で行ってきました。

今回はコスパ重視の一人旅です。

ゆびそ温泉は都内から向かうとだいたい谷川岳の手前の温泉街になります。

最寄駅は湯檜曾駅または上毛高原駅か水上駅から谷川岳ロープウェイ行きのバスに乗っていきます。

バス停は「ゆびそ温泉」で下車すると徒歩2分でホテルに到着します。

私は1つ手前のバス停「ゆびそ温泉街」で下車して、少し歩きながらホテルを目指しました。

道の横には春の雪解け水で水量の増した川があります。

途中でゆびその湯と書かれた足湯スポットがあったのですが、今の時期は利用客が少ないのかお湯が入っていませんでした。

天気がいいので歩いていて気持ちがいいです。

10分ほど歩くと、ホテルの看板が見えてきました。

ホテルの目の前には豊富な水量の川が流れていて、ゴォーと音を立ててていました。

ホテル湯の陣

川の横が少し散策道になっていたので、散歩しながらチェックイン時間の15時を待ちます。

かなり古い橋を渡ってホテルに入っていきます。

ホテルに入ると入口に検温と消毒があります。

チェックインは少し混み合っていて、10分弱ほど待ちました。

利用したのは平日でしたが、かなりの人気ぶりです。

利用客は年配のご夫婦や親子、小さな子供連れの家族や親戚一同といった感じの大きなグループ客が多い印象です。

学生らしきグループもちらほら。

チェックインは日本語の流暢な外国の方にやってもらいました。

最近は必ずと言っていいほど、ホテルには外国人スタッフが常駐しています。

今回の私のプランは「【別注料理付き】 猪肉陶板焼き付プラン」で9,878円です。

なんと一人旅での宿泊で1泊2食付き大浴場露天風呂が利用できて1万円を切りました!

驚くべきコストパフォーマンスです。

チェックイン時に夕食と翌日の朝食の時間を決めます。

夕食は4部制で17:20~,18:00~,18:30~,19:10~の70分制バイキングです。

朝食は7:30~, 8:00~,8:30~の3部制です。

私は夕食は一番混雑するであろう18:00を外して、18:30~を選びました。

朝食は迷わず7:30スタートを選びました。

館内にはカラオケや卓球台の用意もあるので、利用したい場合はチェックインの際に予約をしておくといいかもしれません。

本日のお部屋へ

さて、チェックインを済ませて本日のお部屋へ向かいます。

フロントで「浴衣やアメニティはお部屋にご用意がございませんので、フロント横のアメニティコーナーで必要なものを取ってからお部屋へ移動下さい」と言われたので、浴衣とアメニティをピックアップします。

伊東園ホテルズのCMでおなじみの吉田剛太郎さんの等身大フリップもお出迎えしてくれています。

今回のお部屋はこちらです。

一人で過ごすには広すぎるくらいの畳の小上がりとベッドが2つあります。

畳なんて軽く6畳以上はある広さです(8畳だそうです)。

そして、今回のお部屋は川沿いに面していて、遮る建物がないので眼前に湯檜曽の山々が迫っていました。

とてもいい眺めです。

調度品などは一通りそろっていて、帯はクローゼットの中にあります。

リセッシュも置いてあるのはありがたいです。

室内は、ところどころにこの建物が伊東園ホテルズになるずっと前からのものであろう年期を感じましたが、水回りなどほぼリフォームしてありました。

少し落ち着いたところで、お部屋に用意してあったお茶菓子とお茶を頂きました。

お水は谷川岳の水を引いているということで水道水から直接ポットに入れてお湯を沸かします。

お茶菓子は写真を撮るのを忘れてしまいましたが、チーズ味のじゃり豆スナックと一口羊羹、そしてアジの炙り焼き。

じゃり豆スナックとアジの炙り焼きは売店に売っていますので、気に入れば買って帰ることもできます。

お茶はティーパックでしたが、何だか美味しかったのは谷川岳の水のおかげでしょうか。

少し部屋でごろごろして夕食を待ちます。

17時くらいにすでにお腹が減ってきてしまったので、フロントに相談して夕食時間を早めてもらえないか確認したのですが、私のプランに別注の料理があるので、すぐには用意できないということで大人しく18:30まで待つことにしました。

夕食は上州牛とやまと豚の料理フェアのビュッフェ

夕食は1階の食堂で食べます。

チェックインの際に渡された紙に夕食と朝食の半券が付いているので、忘れずに持っていきましょう。

とにかく会場が広くて、夕食のお客さんでビュッフェコーナーは混みあっていました。

ですので、なるべく自分の席とビュッフェエリアを往復しなくていいように必要なものは取っていくことにしました。

テーブルいっぱいに今晩のメニューが並びます。

メニューは日本食が中心ですが、塩唐揚げや麻婆豆腐、焼売などもありました。

ホテル湯の陣 伊東園ホテルズの夕食

1つのトレーでは収まりきれません。

手前の豚の薄切りがフェアの1つのやまと豚のローストポークです。

真ん中の奥もフェアのメニューの1つの牛煮。

ご飯に盛り付けて牛丼にしている人もいました。

八宝菜が食べたかったので、中華コーナーから取ってきました。

刺身もあります。

盛り付けが美しいです。

もう1つのフェアの1品は上州牛のビーフシチューです。

量は少ないですが、分厚く切られた柔らかいビーフでした。

そして別注の猪肉の鉄板焼きです。

自分で火をつけて焼くので、熱々のまま食べることができました。

湯の陣 伊東園ホテルズ 別注の猪肉の鉄板焼き

食事中は札を「食事中」としておくと皿を下げられることがないので、安心して2巡目、3巡目に行けます。

日本酒フェアやアルコール飲み放題もやっているので、ビールを2杯、3杯と空けているテーブルが多かったです。

デザートも4種類ほどあって、パイナップルとロールケーキを食べました。

食べきれないかと思ったのですが、食べ終わってみるとちょうどいい量でした。

大浴場と露天風呂へ

いつもは夕食前にお風呂は済ませるのですが、今回は混雑を避けるために夕食後にお風呂に行くことにしました。

お風呂は地下1階にあり、男湯、女湯共に露天風呂があります。

脱衣場や洗い場がとても広くて使いやすそうでした。

大浴場も広々していて開放的です。

伊東園ホテルズHPより

伊東園ホテルズHPより

早速露天風呂も試して、少し熱めのお湯で気持ちがいいです。

露天風呂も広いんです。

伊東園ホテルズHPより

伊東園ホテルズHPより

湯上り後は湯上り処でくつろいだり、マッサージチェアで疲れを癒すこともできます。

朝食もバイキング!

おはようございます。

朝ご飯は7:30から始まります。

朝食にも朝食券を持っていくことを忘れないようにしましょう。

朝もメニューが豊富で、バイキングエリアはとても混雑していました。

ご飯のお供になりそうなおかずがたくさんあったので、ご飯を多めにとりました。

卵は卵焼きもありましたが、私は温泉卵を選びました。

この後、朝風呂をさっと浴びさせて頂いて、チェックアウトしました。

ホテル湯の陣【伊東園ホテルズ】に宿泊した感想

思い立ったら気軽に通える温泉宿と銘打っているだけあって、気軽に行ける雰囲気と価格設定はすごいなと思いました。

宿泊客の9割以上は2世代、3世代家族連れで孫と楽しそうにしているおじいちゃんや年配の母親と温泉旅行に来ている方、年配のご夫婦など大人数の家族でわいわい利用している方々が目立ちました。

若者の利用や私のように一人旅で利用している顧客は1割程度だったと思います。

確かに部屋は広いですし、大人数で利用すると割引されるサービスもあるので、ファミリー層に人気なのは納得です。

夕食は少し混雑はありましたが、品数は豊富でフェアのビーフシチューはとても美味しかったです。

別注の猪肉も美味しかったです。

卓球台やカラオケなどもあるので、子供も楽しめる温泉宿ですね。

コスパを重視する宿では今まででナンバーワンかもしれません。

近くには谷川岳などの観光地がありますので、気軽に立ち寄って温泉に入って美味しいご飯を食べて寝れる普段使いの温泉宿として最高の宿かもしれません。

ただ、時期や時間帯によってはバイキングも温泉も混雑するので、時間帯をずらしたり混雑覚悟で利用する気持ちも必要です。

もし、混雑を少しでも避けたい場合は特別室もあるので、そちらを予約するのもいいかもしれませんね。

細かく見ていけば、夕食と朝食でメニューが同じものがあったり、予定変更などの融通が利かなかったり、建物の老朽化の激しい部分もあります。

ただ、自然に囲まれた宿で思いっきり温泉を楽しんで家族と美味しいご飯を食べても一人1万円でおつりがくる宿です(時期により)。

本当にこの値段でここまでできるのかと驚かされた、コスパ最高宿でした。

静寂の宿をご希望される方は別の宿を検討しましょう。

ホテル湯の陣

住所:〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽208

電話:0570-05-9780

チェックイン:15:00

チェックアウト:11:00

一言コメント:駐車場あり、卓球台あり、カラオケあり、夏季プールあり、マッサージチェアあり、売店あり、部屋にお風呂が付いている特別室あり

最寄バス停:ゆびそ温泉から徒歩2分

 

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