東京都内からちょうどいい距離の温泉宿 ホテル湯の陣
ホテル湯の陣は群馬県のみなかみ町にある温泉宿です。
水上温泉が有名ですが、ゆびそ温泉はもう少し谷川岳方面へ行ったところになります。
以前、一人旅で電車とバスを乗り継いで宿泊したホテル湯の陣ですが、今回は車での二人旅です。
関連記事:1泊2食付で温泉露天風呂ありの宿「湯の陣」最安値7348円~の実力はいかに
じゃらんの特別プランで特別室に安く泊まれるというプランがあったので、さっそく予約。
今回は2日前に予約しました。
週末の1泊2日で気軽に温泉宿に宿泊して近場の観光と道の駅を楽しむモデルプランのご参考になれば。
「ホテル湯の陣」は一人10,000円以下で1泊2食付きで大浴場と露天風呂が楽しめる
「ホテル湯の陣」はゆびそ温泉にあります。
ゆびそ温泉は漢字では湯桧曾と書くのですが、最初は難しすぎて読めませんでした。
東京都内からは関越道を使って、約2時間半ほどで到着します。
近からず遠からず旅行気分を味わうちょうどいい距離のところにあります。
チェックインが15時だったのでチェックインに間に合うように家を出ました。
途中のSAでお昼ごはんを軽く食べて、夜のビュッフェディナーに備えます。
そして15時過ぎに到着。
ホテル前の橋が年季がかかっていて、少し運転するのにひやひやしましたが無事に到着しました。
チェックインして、浴衣とアメニティを1階で取ってから部屋へ向かいます。
チェックインの際に夕食時間と明日の朝食時間を決める必要があるので、チェックインの前に決めておいた方がいいでしょう。
余分なホテルスタッフがいないので、後での時間変更などのイレギュラー対応は期待できません。
窓が大きい緑が眩しい山側の特別室
前回宿泊した際は川沿いの部屋に泊まったので、今回は逆側の部屋になります。
こちらが今晩のお部屋の特別室です。
布団は既に敷いてありました。
畳敷きの部分だけでも12畳ほどあるのではないでしょうか。
かなり広いですし、畳の装飾も高級感があります。
緑が眩しい窓の大きな部屋ですね。
私が以前宿泊した部屋は和洋室のような感じでしたので、窓が少し目線より高い部分にありました。
ここは窓の設置位置が少し低めなので、より広々とした印象があります。
応接スペースもあってかなりゆったりとしたお部屋です。
もちろん洗面化粧台とトイレはそれぞれ独立していてゆったりとした気分で過ごすことが出来ます。
用意してあったお茶菓子を頂いて、少し休憩します。
お水は水道水を利用することが出来ます。
近くの足湯まで散歩します
宿のまわりは基本的に静かでのんびりした感じです。
夕食までまだ時間があるので、歩いて数分のところに足湯スポットがあるので、行ってみることにします。
前回訪れた時には、お湯が張られていなかったので今回が初めての足湯です。
維持管理費として奥の募金箱に一人100円を募金して足湯を利用するスタイルです。
足湯は熱すぎずちょうどいい湯加減でした。
足裏マッサージできる部分も用意されています。
夕食前にちょっとした時間でしたが、気持ちがよかったです。
湯の陣はホテル内でのアクティビティも豊富
ホテルに戻った後に、少し館内を散策しました。
1階のロビー脇にはお土産コーナーがあります。
かなり広くて品揃えも豊富なので、お土産の購入をここで済ませる人も多いでしょう。
そして、別フロアにある卓球コーナーへ。
卓球台が3台もありました。
他にもカラオケルームやゲームコーナーもあります。
実は、今回ホテル湯の陣に泊まった理由の1つはこの卓球台を利用して卓球をするためです。
卓球台が空いていたのを確認して、さっそくウキウキしながらフロントで卓球台を借りたいと申し出ました。
しかし、残念ながら今すぐ借りることはできないようで、17時からならば貸し出しできるとのこと。。(今空いてるのにね。。)
今から借りて卓球を楽しんで、夕食前にお風呂に入って夕食という流れで楽しもうと思っていたのですが、それができないということが分かったので、諦めました。
夕食前に温泉に入ってきます
こちらのホテル湯の陣を再訪した理由の1つにお風呂の素晴らしさがあります。
大浴場も露天風呂も広々としていて、せわしない感じがしなくて以前泊まった時に印象に残っていた点でした。
私が利用した午後5時頃には早い時間の夕食に合わせて温泉を利用しているお客さんが5~6人いました。
露天風呂を利用しましたが、一定の距離を保ってお湯に浸かることが出来たのでそこまで嫌な感じはしませんでした。
温泉の写真は撮れませんので、ホテルのHPよりご紹介します。
内湯も広くて本当に気持ちのいいお湯でした。
お風呂は24時まで利用することができます。
夕食は後半組の時間帯を選択
夕食は食堂会場でバイキング形式で食べます。
追加の1品料理もあるので、バイキングメニューだけでは物足りない方には追加メニューが選べます。
2つの時間制に分かれていて、私たちは後半の時間帯を選びました。
時間ちょうどに行きましたが、席が全て埋まっているわけでないので席を確保してから食事を取りに行きます。
ここはアルコールもソフトドリンクも飲み放題なので、ほろ酔いのビール好きたちがビールを何杯もおかわりに向かっていました。
ホテル湯の陣のバイキングメニューは高級な食材を使っているわけでないですが、前菜や刺身、ビーフシチューや季節メニューのえびやアスパラの串揚げ、蕎麦などもありました。
もちろん、ビールのつまみの枝豆と唐揚げもあります。
ひととおりのメニューを取るとお皿がいっぱいになります。
これは1巡目。
お刺身と寿司が美味しそうだったので取りました。
お刺身とえびとアスパラの串揚げが美味しかったです。
2巡目はお刺身のおかわりと茶わん蒸しやお味噌汁を取りました。
結構色んな種類を食べることが出来て、ミニケーキのデザートとコーヒーも食べて満足しました。
後半チームはだんだん品数が少なくなっていくので、狙ったものは確実に手中に収めてテーブルに戻ることが肝心です。
部屋に戻って一息ついていると雨が降ってきました。
少し雨音を聞いた後、マッサージチェアで体をほぐしてから早めに休みました。
マッサージチェアは10分200円です。
ゲームコーナー脇に両替機があります。
早く起きた朝は早朝散歩がおすすめ
おはようございます。
昨日は早く寝落ちしたので、翌朝は早めに目が覚めました。
朝食まで時間があったので、少し散歩に出かけます。
昨日降った雨が霧のように山々にかかっています。
昨日、見つけたホテル前の散歩道を歩いていきます。
この先はキャンプ場になっているようで、かなり整備されていました。
山々がきれいです。
キャンプ場をぐるっとまわって公園の方へ出ました。
ホテル前に流れている川の上流で河岸まで降りることが出来る場所がありました。
川の水がとてもきれいで澄んでいて、とてもいい写真が撮れました。
朝食は前半グループを選択
宿に戻って朝食の時間です。
10分ほどフライングしたのですが、既に行列が出来ていました。
みんな考えることは同じでした。
席は豊富にあったので好きな席を選びました。
予想以上にフライングする輩が多かったので(自分も含め)、ビュッフェコーナーはかなり混雑していました。
混雑しすぎて食事が取りづらかったので、フライングして欲張ってしまった自分を責めました。
少し遅れてくるぐらいがちょうどよかったです。
朝食はこんな感じ。
ご飯のお供のおかずが豊富ですぐにお皿がいっぱいになります。
こんにゃくと魚が美味しかったです。
以前来た時と同じようなメニューが多かったので、コスト面を考えてあまり提供する品は変えないのかもしれませんね。
デザートはカットフルーツのシロップ漬けとヨーグルトとコーヒーを頂きました。
ちょっとでも甘いものが用意されているとありがたいものです。
今日も美味しかったです。
ごちそうさまでした。
チェックアウトは11時なのでもう少し宿でゆっくりしていてもよかったのですが、温泉の利用は10時まででしたし、近くの谷川岳を観光して帰りたかったのでチェックアウト前に簡単に温泉に浸かってきました。
チェックアウト前のこの時間帯は利用客が私以外いなかったので、外の露天風呂を独り占めすることが出来ました。
この時間帯は穴場時間かもしれませんね。
お風呂ですっきりした後は支度をしてチェックアウトしました。
帰りに割引券ももらって帰りました。
この後は谷川岳とモグラ駅で有名な土合駅を少し観光して、水上駅近くの道の駅でたくさん買い物をして帰りました。
関連記事:残暑の中の谷川岳ロープウェイとリフトで山頂へ&道の駅でお買い物
1泊2日の気軽な旅でしたが楽しかったです。
ホテル湯の陣に宿泊した感想
施設の設備は時間が経過している部分はありますが全体的に綺麗にしてあって文句なしでした。
部屋自体は特別室だったので豪華な感じでしたし、温泉は前回宿泊した時も広々とした感じがゆったりできたのでとても気に入っています。
コスト管理はかなり厳しくしている様子が伺えました。
従業員は必要最低限しか常駐していないので、いわゆるマニュアル通りの対応というか個々の顧客への細やかな対応はあまり期待できません。
前回宿泊した時もチェックイン後に食事の時間を変えたいとフロントに相談しに行ったのですが、確認するまでもなく却下されましたし、今回も卓球台の貸し出しは融通が利きませんでした。
部屋には浴衣の上に羽織る上着の用意はありませんでしたので、これからの季節少し肌寒いかもしれません。
温泉も利用できる時間は他の施設と比べると1~2時間短い気がしましたが、特に不便は感じませんでした。
この環境で温泉も入れて2食ついていい部屋で宿泊できて一人9,700円ほどでしたから、この価格を提供するために工夫をしている結果なのだと思います。
客人として丁重に扱ってくれる高級宿への宿泊もいいですが、湯の陣のように気軽に週末フラッと利用できる普段使いの温泉宿も肩ひじ張らずに利用できていいと思いました。
また利用したいと思います。
伊東園ホテルズ「ホテル湯の陣」
住所:〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽208
電話:0570-05-9780
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
ホテルのHP: https://www.itoenhotel.com/yunojin/
一言メモ:駐車場は110台収容可能で第2駐車場もあるので心配なしです。ホテルの公式サイトから予約すると一番お得と館内に表示がありました。帰りがけに一人1000円の割引券をもらえます。仲居さんのほっこりするおもてなしはありませんが、食事や温泉などの施設は十分満足できます。急な予定の変更や要望は受け付けてもらえない可能性が高いのでそのつもりで宿泊しましょう。食事後の温泉が空いていておすすめです。日にちによっては6000円台、7000円台で宿泊できる場合もあります!反省点は、食事の時間にフライングして行って、わざわざ混雑の中に身を投じてしまったこと。予定時間の5分後くらいに行っても十分間に合いますし、食事も残っています。