和倉温泉の中心部まで徒歩10分!オーシャンビューの宿「ゆけむりの宿 美湾荘」に宿泊しました
石川県で一番有名で人気のある温泉地といえば和倉温泉です。
海辺に面したこじんまりした温泉地ですが、街全体がきれいに整備されていて、とても過ごしやすいです。
今回は、和倉温泉の中心部からも徒歩で10分ほどととてもアクセスのいい「ゆけむりの宿 美湾荘」に宿泊しました。
入口では、着物を着た従業員の方が出迎えてくれて、温泉宿に来たなぁという気分にさせてくれます。
広々とした入口を入ると正面に海が見えるロビーに通されます。
そこで、抹茶と和菓子を頂きながらチェックインを済ませます。
夕食と次の日の朝食の時間もウェルカムドリンクとスイーツを頂いている間に決めます。
ロビーから中庭に出ることができて、外の外庭のソファで海を見ながらまったりできるスペースがあるのですが、人気過ぎて全然座ることができませんでしたので、中庭の散策は早々に切り上げて、鍵を頂き、今夜のお部屋へ向かいます。
建物の設備や備品などは昭和の香り漂う部分がありますが、温泉宿はそのくらいのノスタルジーを感じられるところが好きです。
ロビー横に売店もあります。
ビールやアイスクリーム、お土産などを購入することができます。
今夜のお部屋へ移動します
お部屋は、全室海沿いで、眺めが最高です。
清潔感も申し分ないです。
部屋も玄関口に土間があって、客室までの廊下があるとても広い部屋でした。
夕方の和倉温泉を散策
晩ご飯までまだ時間があったので、明るいうちに和倉温泉の街を散策しに行きました。
和倉温泉の中心地ははやり加賀屋周辺だと思います。
海沿いに橋が架かっていました。
橋の横にはちょっとした公園があります。
公園の中では手湯を楽しむことができます。
こちらは、加賀屋前。
源泉をお祀りする神聖な岩でしょうか。
この辺りに和倉温泉の元湯が湧き出ている時計台と、総湯と呼ばれる天然温泉の共同浴場があります。
美湾荘からも徒歩10分ほどなので、立地もとてもいいです。
近所のスーパーに玉子が売っているので、温泉玉子好きの方は源泉の湯で温泉玉子を作ってみてはいかがでしょう。
総湯と呼ばれる共同浴場は大人一人490円で入浴することができます。
すぐ横に駐車場があって、これから温泉を利用しに行く地元の方らしき利用客を見かけました。
価格も良心的。
今回は旅館の温泉があるので、利用はしませんでしたが館内はかなり広そうな雰囲気でした。
宿に戻って温泉で汗を流します
散策を終えて宿に戻りました。
この宿の入口にもわき湯がありました。
和倉温泉は湯量が豊富なんですね。
夕食時間になる前に、温泉と露天風呂を楽しもうと思います。
温泉は女性用が2階の「真珠風呂」、男性用は1階の「檜風呂」があります。
どちらも大浴場があって、海に面した露天風呂があります。
写真には撮れませんが、露天風呂もゆったり広々でとてもリラックス出来ました。
こちらは宿のHPに載っている露天風呂の様子。
男女共に海に面した露天風呂が楽しめるそうです。
夕食は海が見渡せる食事会場で
夕食は食事会場で頂くプランだったので、夕食時間になるのを待って渡された食事券を片手に食事会場へ向かいました。
部屋番号によってすでに席が決まっていて、私たちは残念ながら窓際の席に座ることができませんでした。
夕食は早めの時間を指定して、窓際の席を取れるならば取った方が夕暮れの景色を楽しめていいかもしれませんね。
食事会場は広々としていて、窮屈な感じや隣の席の会話が気になるようなことはありません。
私たちの宿泊プランでは、通常の料理に1品好きなものを選んで食べるプランだったので、それぞれ「鮑能登白ワイン蒸し」と「のどぐろとさざえの源泉蒸し」を注文しました。
生ビールとブドウサイダーが美味しそうだったのでそれぞれ注文しました。
前菜やお刺身などがまず運ばれてきました。
お刺身は能登の甘えびとマグロと白身のお魚。
どれも美味しいのですが、この中では甘えびが一番美味しくてびっくりしました。
そして、カボチャの冷菜、
青のりにワサビを和えたもので、ピリリとした鋭いワサビが鼻にきます。
お酒のつまみに合いそうな味です。
そして、卵の柔らかさが丁度いい茶わん蒸し。
私は茶わん蒸しが大好きです。
お刺身を食べ終わる頃に豚肉の蒸し焼きに火が入ります。
ポン酢に付けて食べたと思いますが、熱々で美味しかったです。
そして、つみれ汁と、
揚げたての天ぷら盛り合わせ。
抹茶塩と出汁で食べたと思います。
当たり前のようで、そこそこの宿でも意外と冷め切った天ぷらを提供されたことがあって、悲しい気持ちになったことがあります。
なので、揚げたてを持ってきてもらえるのはありがたいです。
温かいものは温かいうちに食べたいですよね。
そして、こちらが1品選択制の品からそれぞれ選んだもので、こちらはのどぐろとさざえ。
のどぐろの脂が最高に美味しかったです。
そしてこちらは鮑の白ワイン蒸し。
潮の香りがぐっと凝縮されていて、口当たりも最高に美味しかったです。
こちらも熱々で食べられたので、よかったです。
この後、ご飯とお味噌汁で夕食のメニューは終了です。
デザートに中島菜アイス、能登ミルクプリン、フルーツを頂いて大満足の夕食を終えました。
夜の和倉温泉を散策
食後の腹ごなしに夜の和倉温泉を散策しました。
昼間に訪れた総湯にまた立ち寄ります。
昼間とはまた違った雰囲気でとてもいいです。
加賀屋も輝いていました。
いやー、いつか泊まってみたいものです。
夏の夜には、海辺のベンチでまったりもおすすめです。
食後の運動もできて、景色も堪能したので宿へ戻ります。
おやすみなさい。
湯っ足りパーク足湯 妻恋舟の湯
美湾荘の朝食は朝7:30~ということで、朝早起きしたので昨日の総湯とは反対方向へ散歩をしに行きました。
5分ほど歩くと左手が公園のような敷地になっていて、「湯っ足りパーク足湯 妻恋舟の湯」という無料の足湯スペースがありました。
朝7:00からオープンしているようで、まだ利用客はまばらでした。
目の前には、松の木の向こうに海が広がっていて贅沢な時間を味わえます。
朝食は朝食会場で
散歩の後はお待ちかねの朝食です。
7:30からスタートということだったので、7:30に朝食会場に向かいました。
すでに先客がいたので、多少のフライングはよかったのかー、早く来ればよかったー、と少し後悔。
朝食こそは窓際の席に座りたい!と思っていたのですが、仲居さんに「窓際の席は熱くなりますから少し離れた方が眩しくなくていいですねー」という巧みな誘導の元、特に不満もないまま昨日と同じような席へ。
朝食は既に用意がされていて、温泉玉子とサラダだけセルフで取りに行きます。
ご飯のお供になりそうなおかずがびっしり。
ご飯はおかわりしてくださいね、と言われました。
焼き魚は鰈と言われたような気がしますが、忘れてしまいましたw。
美味しかったことだけ覚えています。
そして、温泉玉子。
旅館の温泉玉子って美味しいんですよね。
朝からたくさん出して頂いて、お腹いっぱいになりました。
デザートはアフタヌーンティー方式のタワーの皿で提供されていました。
ヨーグルトとフルーツ。
美味しかったです。
食後のコーヒーはロビーで提供されるということだったので、朝食後はコーヒーを頂きにロビーへ。
最近はこのスタイルの旅館が増えましたね。
この方が効率がいいのでしょう。
チェックアウト時に、お土産で夕食に提供されていたワサビ味の磯海苔を買いました。
全体的に、有名な観光地にも関わらず奢った感じがなくて、気持ちよく過ごすことができる旅館でありがたかったです。
部屋も広いし、景色もいいし、露天風呂も広々としていて、そこそこの規模の旅館にも関わらずあまりお風呂も混んでいなかったのでゆっくりと落ち着いて過ごすことができました。
金沢駅からは電車、富山駅からはバスで来ることができるので、旅程に余裕のある方にはぜひおすすめしたい和倉温泉です。
能登を出発する前に「能登ミルク」でジェラートを食べて能登の旅は終了。
また行きたいです。
ゆけむりの宿 美湾荘
住所:石川県七尾市和倉町和歌崎部3−1
電話番号:0767-62-2323
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
一言コメント:駐車場は宿の目の前が大きな駐車場になっているので、無料で駐車することができます。EV車の充電もできるようです。ウェルカムドリンクやお茶菓子の提供があったり、売店でコンビニ価格でビールが購入できたりと館内でも快適に過ごすことができます。
卓球コーナーがあって、意外と盛況していました。
目の前の海で釣りをしたり、夏にはプールを利用できたりと様々な目的で利用できるいい宿だと思います。
景色もいいですし、温泉もゆったり広々としている割には良心的な価格で宿泊しやすかったです。
お風呂に行く途中に、マッサージコーナーがあってマッサージをしてもらうことができます。
総湯なども徒歩圏内で、観光するのにもとてもいい立地でした。
今回はじゃらんで直前で予約したので一人16,500円でした。
地元の方には「いしかわ旅行割キャンペーン」が適用されて、一泊5,600円+2,000円のクーポン券も付くようなので、お近くの方はぜひ利用してみてください。(なくなり次第終了のようです)
湯っ足りパーク足湯 妻恋舟の湯
ゆけむりの宿 美湾荘から歩いて5分ほどにあります。
総湯の横にも足湯スペースはありますが、こちらは海を眺めながらの足湯利用ができるので、最高に気持ちがいいです。
利用は無料で、利用時間は7:00~19:00です。
足ふきのタオルを持参すると便利です。
能登ミルク
住所:石川県七尾市和倉町 ワ部13−6
営業時間:9:00~17:00
定休日:水曜日、木曜日
一言コメント:和倉温泉でもひときわ洗練された外観のジェラート屋さん。お店の中にも外にも飲食スペースがあって利用しやすい雰囲気でした。
写真映えもするし、ジェラートも美味しいのでお勧めです。 PayPayでの支払いができます。