天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草は浅草寺に徒歩2分、浅草花やしきに徒歩1分
今回は、浅草の浅草寺のすぐ横にある「天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草」に宿泊しました。
共立メンテナンスが経営するドーミーインの系列である御宿野乃は気軽に泊まれる和風ビジネスホテルです。
ビジネスホテルですが、天然温泉を楽しめる大浴場があるので、現代的な温泉宿といった雰囲気です。
御宿 野乃 浅草は都営浅草線の浅草駅かつくばエクスプレスの浅草駅が最寄駅です。
今回は夕食を済ませてからチェックインしました。
野乃はエントランスを入ると、靴を脱いで館内を過ごすスタイルです。
館内は畳敷きなので、和風旅館のような雰囲気を感じることができます。
ドーミーインでは、受付をする時におしぼりを渡してくれるサービスがあるのですが、このコロナ禍でおしぼりの手渡しは中止しているようで、ロビーの端におしぼりスタンドが用意されています。
アメニティもロビー脇のエレベーターホール手前で自分の必要なものを取って、自分の部屋に持ち込むシステムになっています。
エレベータホールも和風な趣き。
エレベーターを待つ間に座れる椅子も用意されています。
浅草は土地柄、外国人観光客も多いのだと思いますが、外国人旅行者用に両替機もありました。
早速今回のお部屋へ移動
今回のお部屋はいわゆる普通のシングルのお部屋です。
部屋に続く廊下も畳敷き。
部屋のドアを開けると広めの洗面所とトイレとシャワーがあって、開き戸の向こうにベッドルームが続いています。
ドーミーインのコンセプトが普段の自分の部屋で過ごすようにゆったりしてほしいということで、まるで自分の部屋に帰ってきたようなホッとする感覚があります。
今回のお部屋はこんな感じです。
2人でも十分寝られそうなダブルベッドと全体的に目線が低めに設定されている調度品が統一感がありますが、部屋はシングル用なので14.06-15.0㎡。
他のドーミーインと比べると、やや狭い印象があります。
都心でホテルに泊まろうと思ったら、このくらいの広さは広い方なのかもしれません。
今回はドーミーインの公式ページから予約をしました。
そのおかげなのかは分かりませんが、冷蔵庫にフルーツが入っていて、机には水のサービスが置いてありました。
そして、館内着はいつもの上下別のパジャマタイプの館内着です。
館内着があるので、自分で寝る時の服を用意する必要がないので、荷物が減ってありがたいです。
枕元にはライトとコンセントや電気のスイッチが集まっているので、扱いやすいです。
写真には収めてないですが、部屋にはシャワーとトイレがあります。
浴室はないので、浴槽に浸かりたい方は大浴場でゆったり過ごすのをお勧めします。
夜鳴きそばを食べに食堂へ
夕食を食べた後でしたが、小腹が空いたので1階の食堂へ。
毎日21:30~23:00の間、無料でハーフサイズの醬油ラーメンを振舞ってもらえます。
今回も安定の夜鳴きそば。
サラリーマンらしき男性が23時ぎりぎりで駆け込み夜鳴きそばを頼んでいました。
みんなお夜食は楽しみにしているようです。
食堂エリアにドリンクコーナーもあります。
24時間かどうかは分かりませんが、少なくとも夜鳴きそばの提供が終わる23時過ぎくらいまではコーヒーやジュースを頂くことが出来ます。
持ち帰り用カップも用意されているので、部屋に飲み物を持ち帰ることもできます。
東京特有の黒い湯の天然温泉へ
この天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草は大浴場があって、天然温泉に入ることができます。
大浴場は男女共に地下一階にあるので、エレベーターで地下に降ります。
大浴場の中は撮影できないので、ドーミーインのHPに掲載されている写真を紹介します。
雰囲気はこんな感じですね。
お湯が少し黒い色をしているのが分かるでしょうか?
浴槽の脇にはサウナルームも完備されていました。
大浴場を出たところに、自動販売機や製氷機、洗濯機などが置いてありました。
洗濯機は長期滞在する時に便利ですね。
そして、ドーミーインといえば、湯上りのアイスキャンディーのサービスが魅力の1つ。
何種類かあるので、自分の好きなものを選ぶことができます。
他の宿と違って、湯上り処やマッサージチェアがなかったのが残念でしたが、アイスの大きさが他より大きかったです。
部屋に持ち帰ってアイスを食べました。
着々と無料サービスを制覇していきます。
立地を生かした早朝散歩を兼ねた浅草観光
翌朝まで、ぐっすり眠ることが出来ました!
と言いたいところですが、久しぶりにホテルに泊まって快眠できませんでした。
ベッドも部屋も心地よくて申し分なかったのですが、夜遅くから夜中すぎにかけて近くでずっと道路工事をしていて、重機を操作する音がカンカン響いてあまりよく眠ることが出来ませんでした。
早朝も早く目が覚めたので、せっかくなので早朝の浅草寺を散策してきます。
浅草の野乃は本当に立地が良くて、浅草や東京の東側を観光するのにとてもいいロケーションだと思います。
こちらがあの有名な雷門。
普段は観光客で混雑していますが、早朝なので雷門の前を一人占めしました。
写真も心ゆくまでじっくり撮ります。
雷門の両脇にある風神雷神の像もじっくり観察。
雷門の提灯の裏の彫刻が見事だったので、つい写真を撮りました。
仲見世はまだ開いている店はなかったですが、通勤や通学などで行きかう人がちらほらいました。
それぞれの店舗が開くとこの赤い提灯が軒先に飾られます。
仲見世の最後にある仁王門も立派です。
裏側には大きなわらじが奉納されていました。
本当に人がまばらで、観光しやすいです。
本堂まで続く石畳が美しいです。
一通りお参りをしていきます。
本堂にも真っ赤な提灯が飾られていました。
階段を登ってお参りをしてから天井を見上げると、立派な天井画が描かれていました。
どうやってこんな大きな絵を天井に描くことができたんでしょうか。
お守りや御朱印などはまだ頂くことが出来ませんでしたが、おみくじをひくことはできます。
その日の運を占ってみるのも良し。
お寺の横には立派な五重塔も建立されていました。
東京都内でこんなに立派な歴史的建造物を見ることが出来る数少ない場所です。
もう少し時間のある方はちょっとした庭園を散策してみるのもおすすめです。
これは帰りに撮ったものですが、寺院内に流れている小川も泳いでいる鯉も立派でした。
ほんの30分、40分の散策でしたが、朝の清々しい空気の中、ゆったりとした時間の中での浅草寺の散策はとても気持ちがよかったです。
早朝に浅草にいることができる人の特権でした。
お腹が空いたので、宿に戻って朝ごはんを頂きます。
浅草の野乃の朝食はいくら乗せ放題!
公式のホームページから予約する際は、朝食付きのプランはないので現地で朝食を付けたいと希望すれば朝食を食べることが出来ます。
前日のチェックインの際に、翌日の朝食をつけたいならば今晩中に申し受けますということだったので、昨日のチェックインの際に朝食をつけるようにお願いしておきました。
朝食は、浅草の野乃に宿泊する楽しみの1つだったので、期待が膨らみます。
浅草の野乃の売りは何といっても朝食の海鮮丼でいくら乗せ放題ということ。
前日に、フロントの方に
「朝食会場が狭いので混雑時はお待ち頂くことがございます」と
言われていたので、朝食会場に入れるか心配でしたが私が散策から帰った時にはちょうどタイミングよく朝食会場に入ることが出来ました。
メニューは選ぶというより、置いてある小鉢などをお盆に乗せると朝食メニューが出来上がるという感じで品数は必要最低限といった感じですが、私好みの小鉢や小さめの茶碗蒸しがあったりして、嬉しかったです。
この宿の売りの海鮮丼もご覧のとおり。
いくらの他にもサーモンやホタテ、ネギトロも乗せることができてかなり豪華な海鮮丼が出来上がりました。
係の方がお味噌汁をよそってくれました。
いくら乗せ放題なのに、あまりいくらを乗せられなかったかな、と思ったのですがやはり欲張るのはバランスが良くないようで、控えめに乗せたいくらがちょうどいい塩梅でした。
いやぁ、やっぱりいくらは美味しいなぁ。
満腹ではあったのですが、デザートはしっかり食べました。
フルーツとヨーグルト、チョコレートケーキにホットコーヒーです。
コーヒーと甘いものでホッと一息つくことができました。
チェックアウト前にひとっ風呂
お腹いっぱいで部屋でごろごろした後にチェックアウト前のひとっ風呂に行くことにしました。
通常のチェックアウトは10時なのですが、今回は公式ホームページから予約した特典でチェックアウトが11時なので、余裕があります。
ゆっくりお湯に浸かって、朝のヤクルトサービスもしっかり頂きました。
ごちそうさまでした。
「天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草」に宿泊した感想
夜鳴きそばや無料サービスはさすが安定のドーミーインクオリティでとてもお得感がありました。
天然温泉の大浴場も少し狭い感じはしましたが、温泉を楽しむことができてとても嬉しかったです。
東京都内のビジネスホテルなので、全体的に館内が窮屈な感じがしましたがそれは土地柄致し方ないのか、と思いました。
朝食会場は、私が散策に出る7時前にすでに朝食会場待ちの家族が1組いたので、時間帯によっては本当に待たないと入れないようです。
私は待ち時間なしで入れたのは結構ラッキーだったと思います。
ちょっと辛かったのは、やっぱり夜中の道路工事。
公式ホームページから予約したので高層階なのか、とちょっと期待していたのですがそういう優遇はないようで、めちゃくちゃ下層階でした。
そういう優遇はないんですね。
高層階だったらもう少し工事の音も気にならなかったのかと思うと少し残念な気もしましたが、工事するのはホテルの責任ではないので仕方ありません。
それを上回る美味しい食事が楽しめたので全部チャラですね。
東京観光をしつつ、天然温泉付きの旅館の雰囲気を味わうことができる宿はかなり貴重なので、おすすめです。
公式ホームページから予約すると特典がいろいろあるので、こっちもおすすめですよ。
花やしきも野乃から徒歩1分なので、小さいお子さん連れにもおすすめです。
天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草
住所: 〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目7−20
電話番号:03-5830-0510
チェックイン時間:15:00
チェックアウト時間:10:00
最寄駅:都営浅草線の浅草駅 または つくばエクスプレスの浅草駅
公式ホームページ:天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草トップページ
じゃらん:じゃらんで浅草の野乃の空室状況を確認する