2022年3月15日にオープンしたばかり
今回は仙台に新しくオープンした、「御宿 野乃 仙台」に宿泊してきました。
共立リゾートの野乃は他にも宿泊したことがあるので、何となく雰囲気やアメニティなどは知っていました。
前回、京都の野乃もオープンしてすぐ位の時期に宿泊して、館内や設備が新しくて綺麗でとても快適に過ごすことができました。
そういう理由で、今回は2022年3月にオープンしたばかりのピカピカの館内を満喫してこようということで宿泊することに決めました。
関連記事:京都の野乃「天然温泉 蓮花の湯 御宿 野乃京都七条」に宿泊しました!
京都に宿泊した際には、公式ホームページから予約したのですが、今回はじゃらんのポイントの使用期限が迫っていたのでじゃらん経由で予約しました。
今回は東北をぐるっと回ろうと考えていて、東北1日目の夜を野乃で過ごします。
仙台駅からは徒歩12分
仙台の野乃は仙台駅から徒歩で12分と案内されていますが、途中までは地下通路を歩いていくことができるので一番近い出口の「北出口6」からは徒歩5分です。
JR仙台駅と地下通路の構内案内図はこんな感じ。
JR仙台駅からだと、仙台駅東西地下自由通路を通って北出口6に出ていきます。
地下通路は夏場や冬場にはありがたいです。
早速チェクイン
今回の到着は16時前後。
チェックインの時間は15時からなので、いつでもチェックインできます。
外観はこんな感じで、一般的な賃貸マンションと形状は変わらないですが、少し和の趣を加えてあります。
もしかしたら、もともとマンションだった物件をホテルに改装したのかもしれませんね。
入口は暖簾やちょっとした和の庭をイメージした雰囲気になっているので、和風旅館に来たような気分に浸ることができます。
野乃は和風旅館のようなスタイルを模しているので、入口で靴を脱いで靴をロッカーにしまいます。
館内は畳敷きなので裸足や靴下、館内スリッパなどを利用します。
チェックインの担当者も和の雰囲気を出すために、旅館の仲居さんのような制服でお出迎えしてくれます。
チェックインを済ませて、アメニティスタンドから必要なアメニティを取ります。
私は利用しなかったのですが、他の野乃にはおしぼりのサービスとウェルカムドリンクバーでコーヒーを飲んだりできるので、この施設でも同様のサービスはあると思います。
一人旅だったらユニバーサルルームがおすすめ
さて、エレベーターで部屋に向かいます。
館内全てが畳敷きで廊下もこんな感じで和の雰囲気が伝わってきて、落ち着きます。
今回私は一人旅で利用しているので、ユニバーサルルームを予約。
4階の部屋になります。
部屋の広さは約18平米。
まあまあの広さです。
部屋に入るとまず広めのリビング兼洗面台スペースがあって、荷物や上着はここに置いたり服をかけたりできます。
洗面台が独立していたり、寝室と扉で分けられているのが特徴的です。
写真で写していないですが、洗面台の隣にハンガー掛けもあります。
館内着もここにかけられています。
寝室部分はこんな感じ。
洗面台横の扉の向こうになります。
ベッドはダブルサイズなので、一人だったら十分な広さ。
サータ社製ベッドで、サイズは1,400×1,950だそう。
おそらく二人でも寝ることができます。
コンパクトにまとまったテレビスペース、畳敷の腰掛けとちょっとした机もあります。
今の時期にはありがたい空気清浄機も室内に完備されていました。
テレビも結構大きいですね。
寝る前までは扉を開け放しておくと部屋の奥行を感じることができます。
窓にはイミテーションの障子戸が付いています。
和風の雰囲気を演出するのに一役買っています。
基本的にドーミーイン系列のホテルは外観の景色はあまり期待できません。
残念な景色を見るくらいならば、いっそのこと窓は開け放たず障子戸で外観とは遮っておいた方が気分がいいかもしれません。
館内着はゆったりとした上下セパレートタイプ。
寝ている時にお腹がはだけてこないので、個人的には好きな部屋着です。
そして、お手洗いとシャワーはこんな感じ。
まだ新しいのでピカピカで清潔感があります。
シャワーは半畳分のコンパクトタイプ。
基本的に大浴場があるので、問題ないです。
夏場などは簡易なシャワーが部屋にあるとさっと汗を流せて便利なんですよね。
洗面台下のミニ冷蔵庫にはサービスのフルーツと水が冷えていました。
サービスのフルーツの心遣いはやっぱりうれしい。
大浴場で旅の疲れを癒す
仙台の野乃の大浴場は最上階の14階にあります。
部屋に備え付けのお風呂セットがあるので、部屋着を着てこのままお風呂セットを持って大浴場に行けばすぐに天然温泉を楽しむことができます。
女性の方は、大浴場のキーコードも忘れずに持っていきましょう。
仙台の野乃は「杜都の湯」。
仙台市はもともと「杜の都(もりのみやこ)」と呼ばれていたのだそう。
約400年前、伊達政宗(だてまさむね)公は家臣たちに飢餓(きが)に備えて屋敷内に栗・梅・柿などの実のなる木や竹を植えるように奨めました。
また、隣(となり)との境に杉を植えるように奨めたといいます。
こうしてできた林や森によって、仙台は街全体が昔から緑に包まれていたということです。
こういった歴史的な背景から杜都の湯と名付けられたのだと思います。
大浴場には内湯と外湯の露天風呂があります。
こちらは仙台野乃のHPからご紹介。
大浴場にはサウナフロアも用意されています。
サウナと温泉で整いたいサウナ―には利用したい施設です。
また、大浴場と同じフロアにはコインランドリーもあり、長期滞在のビジネス利用の方や長期旅行者にはありがたい施設です。
15:00~25:00には湯上りサービスとしてアイスクリームの無料提供があります。
お風呂上りの冷たいアイスは楽しみの1つです。
05:00~10:00の朝の時間帯は、湯上りサービスとして乳酸菌飲料の無料提供があるので、こちらも朝風呂を利用される方にはぜひおすすめです。
あと、忘れてはいけないのが、仙台 野乃イチオシサービスの夜鳴きそばです。
仙台野乃は、2階が食事処になっていて、毎日21:30~23:00までハーフサイズの醤油ラーメンが無料で提供されています。
ご当地メニューがいっぱいの朝食ビュッフェ
仙台の野乃に宿泊する際の楽しみの1つがこの朝食です。
鮭いくらごはんは自分で自由に盛り付けることができます。
小鉢は地のものがたくさんあってどれを食べても美味しかったです。
天ぷらや唐揚げもありました。
朝だったので少し控えめにしておきました。
公式ホームページからは朝食つきのプランがない場合がありますが、宿泊時に朝食を食べたいことを伝えれば、問題なく食べることができます。
大人は2,300円、3歳~小学生以下は1,100円、2歳以下は無料となっています。
アルコールを楽しみたい方にはラウンジサービス付きプランがおすすめ
今回の滞在では、夕食を外で食べてその際にアルコールは十分飲んできたので、利用しませんでしたが、「ラウンジサービス」というプランもあります。
公式ホームページからもプランを選ぶことができますが、ラウンジサービスのプランをつけると18:00~21:00に2階の食事処でハイボール、焼酎、ジュースなどを無料で楽しむことができます。
チェックインしてから野乃を堪能するという方であれば、ラウンジサービスとサウナのプランを組み合わせてサウナを楽しんでから21時まではラウンジサービスを利用してアルコールを楽しんで、21:30からの夜鳴きそばで小腹を満たして寝る、なんてこともできます。
仙台の野乃に宿泊した感想
期待通りのクオリティとホスピタリティでゆったりとした気分で過ごすことができました。
仙台駅からも徒歩圏内ですし、様々な無料サービスがあるのもうれしいところです。
もちろん、朝食も美味しくて心も体もお腹も満たされて満足しました。
時期を重ねるごとに少しずつ街にも人々が戻ってきているように感じて、街にも活気が戻ってきたような気がしました。
仙台は東京からも近いので、野乃が新しくオープンしたことで益々訪れる機会が増えていきそうです。
野乃の近くには、ドーミーインのAnnexもあるので気分や予算によって使い分けたいです。
日にちによっては素泊まりで5,000円以下という日もあるので、安い日を狙ってまた訪れたいです。
じゃらんでは東北6県や北海道在住者限定の割引プランなどもあるので、探してみてください。
今回私の利用したプランはこちらです。