ハノイ3泊4日の旅後編です。
前編も合わせてご覧ください。
さて、今日はお待ちかねのハロン湾観光です!
と、言いたいところなのですが、昨日の夜、ツアーを申し込んでいたサイトからメールが届きました。
なんと、強風の影響でハロン湾が閉鎖になったそうです。
いやー、パニックです。
今回の旅のメインだったので…。
慌ててホテルのフロントに相談しました。
ハロン湾に雰囲気が似ている場所でボートに乗って岩の下をくぐったりできるツアーがあるとのこと!
たしか世界遺産にも登録されているチャンアンだったと思います(定かでないですが、多分ここ)。
ツアーサイトで価格を比較している時間もなかったので、ホテルでの手配をお願いしました。
ツアーバスで2時間ほど南に行ったところのようですが、席が空いていたのですぐに予約してもらいました。
まさかハロン湾に行けないなんてことがあるなんて…。
驚きましたが、それはそれで今回の旅に強烈な印象を残したのでよしとします。
ハロン湾の代替ツアー(チャンアン)へ
急遽取ってもらったツアーでしたが、バスで2台くらいいたでしょうか。地元の資産家が建造した寺院を見学し、ランチビュッフェ、手漕ぎ船で岩間の湖を行くという一日ツアーです。
朝は8:30頃にツアーバスがホテルまで迎えに来てくれるはずだったのですが、ホテル前の道が狭すぎて、私たちは大通り近くの別のホテルまでホテルのお兄さんのバイクの後ろに乗って運ばれて行きました。
バスは大体20人乗りが2台。
満員です。
さっそく、バスに乗って郊外へ向かいます。
おそらくニンビンという都市方面です。
道の途中で大量のひよこを運ぶおじさんを通過します。
ツアーは約2時間ほど南に走った後、バイディン寺(Chua Bai Dinh)と呼ばれる山の上のお寺に到着しました。
個人で建築したということですが、広大な土地にかなりの数の仏像が展示されていて、仏像の多さに圧倒されました。
ベトナムでもハノイは中国との国境が近いので、そのせいか寺院の文字や建築された建物な中国の影響を強く受けているようでした。
ベトナムの寺院というより、中国の寺院という印象を受けました。
寺院は、丘の上と下部分があり、結構急な階段を登ります。
登れない人は下の部分だけ散策するようにしましょう。
寺院の散策が終わるとランチです。
ツアーバス立ち寄り専用の大きな会場のあるレストランでベトナム料理のビュッフェを食べました。
バスツアーの人たちがわーっと行って、わーっと食べて、ワーッと移動したので残念ながら食事の写真は撮っていません。。
普通に美味しかったです。
手漕ぎボート体験へ
さて、今回のメインイベントの手漕ぎボートの乗船体験イベントです。
一つの船に船頭さんがついてくれます。
船着き場にはすでに多数の船頭さんが待ち構えています。
船着き場で、観光客の私たちは4人1組でボートに乗り込んでいきます。
会場の人も慣れたもので、次々と観光客に救命胴衣を着けさせてボートに乗せていきます。
緑と岸壁に囲まれた静かな湖を手漕ぎボートがすいーすいーっと進んでいきます。
ハロン湾に行ったことはありませんが、何となくハロン湾ぽい感じがしましたw。
山の木々が濃い緑で、ボートは手漕ぎなので本当に静かな湖畔をすーすーっと進んでいきます。
人口の音がしない空間に手漕ぎボートを漕ぐ音が響きます。
木々もきれいでしたが、湖の水もすごく澄んでいて綺麗でした。
途中で、岩と水の間をくぐって進んでいきます。
ちょっとしたアトラクションみたいでなかなか楽しいです。
船頭さんも分かっていて、頭ぎりぎりの岩場をわざと通ったりします。
ツアーの終わりには隣の船の船頭のおばちゃんにチップあげてね、の合図をされたので私たちの船頭さんにチップを渡して帰りました。
1時間近くずっと漕いでくれたので感謝の意を込めました。
結局、お目当てのハロン湾には行けませんでしたが、またハノイに行く理由ができたので逆に良かったのかなと思いました。
おかげで、素晴らしい世界遺産を目にすることもできましたし。
次回は、ハロン湾を散策してみたいです。