タオ島へは航空便がないのでフェリーを利用していくのが一般的です。
乗船チケットは事前にフェリー会社のウェブサイトから購入できるので、事前に購入しておくと乗船券の入手がスムーズですし、事前購入しておくと購入チケットを係の人に見せるとステッカーをくれるので、周りの人がフェリーに乗せてくれるように手招きしてくれるので便利です。
タオ島行きのフェリーはロンプラヤー社の高速船カタマラン(Lomprayah High Speed Catamaran)とシートランディスカバリー社(Seatran Discovery)の2社が主に運行しています。
(※2019年06月現在は、ソンサーム(Songserm)社の運行もあるようです)
ロンプラヤーは、所要時間が1時間45分の運行時間でサムイ島のマエナム(Maenam)港から、タオ島のメーハード(Mae Haad)港まで行きます。
8:00amと 12:30pm発の2本があり、チケットは650バーツで販売されているそうです。
シートランディスカバリーは、所要時間が2時間で624バーツとなり、少々遅め運行で少し安価ですね。
シートランは、サムイ島では同社のバンラックシートラン(Bangrak Seatran)港を使います。8:00、13:00、16:30発の3本運行があります。
ソンサームは、最安値(450バーツ)だそうです。サムイ島は11:00am発でタオ島(パンガン島経由)は2:30pmだそう。所要時間はおよそ2時間30分ですね。
シートランの料金は片道だいたい2000円ほどです(私は空港からの送迎も込みで847バーツ払いました)。
サムイ島の港からもフェリーが出ていますが、私はサムイ空港からサムイ島の港までの送迎がある、タオ島行きのフェリーを予約しました。
サムイ島からはBangrak Pierからタオ島へのMae Haad Pierまで行きます。
私はシートランス社のホームページから直接購入しましたが日本語サイトがありません。
シートランス社ホームページ:https://www.seatrandiscovery.com/
↓の12Go Asiaではチケットを日本語で検索、購入することができるので便利です。
サムイ空港で待ち合わせ
サムイ空港に到着すると、荷物を受け取る地点を過ぎて、中庭の通路を道なりに出口へ向かいます。
出口に出る手前で、Minivanと書かれた水色のブースがあります。
ここで、予約したフェリーのeTicketを見せます。
受付を済ませると、KOH TAOと行き先を書いたステッカーを渡されるので、見える場所に貼りましょう。
そのまま出口方面へ進みます。
出口に出る手前で係の人がこのシールを見つけると、MeetingPointへ進めと言ってきます。
Meeting Pointのサインが指す方へ進みます。
Meeting Pointでは写真に写り込んでいますが、白いバンに乗り込みます。
このバンで近くの港まで連れて行ってくれます。
2,3分ほどで到着します。
バンを降りるとフェリー乗り場の待合室に到着するので、時間になるまでは自由行動です。
フェリー乗り場の前にはMoney Exchangeやローカルの食べ物屋さんがあります。
フェリー乗り場の隣にも冷房付きのフードコートがあるので、涼しく過ごして待つのにはいい場所です。
私が行ったときは雨季の終わりころでしたが、フェリー乗り場のチケット売り場は人がまばらだったので、この時期は直接窓口で買ってもいいのかもしれません。
外の通りには両替所もありました。
レートは0.2705だったので、チェンマイで両替してきて正解でした。
やはり島の物価は大陸より高いです。輸送コスト諸々考えると当然と言えば当然ですね。
フェリー乗り場に直接来る人はこちらで乗船のチケットを購入することができます。
サムイ島からタオ島までは約2時間かかり、途中でパンガン島に寄ります。
時間になると、桟橋のゲートがオープンするので、桟橋を歩いて船まで行きます。
桟橋の先にはシートラン社の高速船がすでに待っていました。
かなり新しくて大きな船です。
船に乗ると、係の人が大きな荷物を船首の廊下に置いてくれるので、渡しておきます。
30分ほど進むとパンガン島に着くので、3分の1くらいの人がおりて、同じくらいの人が乗り込んできました。
船の脇には物売りのおばさんもいて、お菓子やアイスクリームを購入することができます。
パンガン島を出発して、さらに海を進みます。
あと、1.5時間もあります。
乗客の皆さんも少しお疲れ気味です。
夕陽がだんだん傾いてきましたが、まだまだ着きません。
穏やかな波の海をひたすら進みます。
まだまだ着きません。
しばらく外の席に座って海を見ていて、エンジン音で耳が痛くなってしまったので船内を探検しに行きました。
フェリーに乗って、2時間ずっと外の席で過ごすつもりがあるのであれば、イヤホンか耳栓しながら乗ったらちょうどいいです。
壁の掲示板を見ると「こばるとあろ~5」と書いてありました。
この船、新しそうにみえましたが、日本で使われていた船の中古なのかもしれません。
2時間も船に揺られているとさすがに疲れますね。長いし。
もう日も暮れていきます。。
暗闇になる直前にようやくタオ島に到着しました。
フェリー乗り場の前の広場は車が駐車できるようになっていました。
ここでホテルの車を探して、ホテルの人にホテルまで連れて行ってもらいます。
タオ島はとても小さな島なので、流しのタクシーやトゥクトゥクのようなものはあまりありません。
ホテルがピックアップサービスを行っているのであれば、送迎をお願いした方が断然楽です。
もし、送迎がない場合は、島内ほぼ一律500バーツのタクシーサービスがありますが、割高なのであまりお勧めしません。
また、タオ島は起伏の激しい土地なので、フェリー乗り場近辺にホテルを取るのであれば、フェリー乗り場近くのレンタルバイク屋さんでバイクをレンタルするのもいいですが、少し離れたホテルだと傾斜15度くらいの坂を超えていくつも山越えしないといけないので、宿泊するホテルの場所によってはレンタルバイクは安全のため諦めた方がいいと思います。