タイのバンコクから初めて寝台列車に乗りました。海外の寝台列車に乗るのはこれが2度目です。
以前、オーストリアのウィーンからイタリアのベネチアまで寝台列車に乗ったことがあるのですが、それ以来の寝台列車です。
チケットは事前にウェブサイトから購入していたので、チケットを
チケットの事前購入の方法はこちらで解説しているので、参考にし
関連記事:【図解付き】タイの寝台列車を予約する(日本語で予約)
関連記事:【図解付き】英語サイトでタイの寝台列車を予約する(日本語サイトより安い)
タイの寝台列車はバンコクのファランポーン駅(Hua Lamphong Station)から乗ります。ファランポーン駅は東京でいうところの東京駅みたいなところで、バンコク市内の中央駅の役割を果たしています。
ファランポーン駅今回の寝台列車は、ファランポーン駅を19時30分に出発するので、出発するまではバンコク市内の王宮を見学したりして、過ごしました。
ファランポーン駅に着いたのは、18時前でした。
汗だくだったので駅のトイレ横にあるシャワールームで10バーツを払って、さっと汗だけ流します。
最近、改装されたようでまあまあき
脱衣所がないので、着替えはビニール袋などに入れて
水しか出ないシャワーだったので、本当に汗を流しただけですがそれでもさっぱりしました。
出発までにまだ時間があったので、駅で腹ごしらえです。
私のお気に入りは、駅構内のフードコートにあるチキンライスのお
40バーツでスープもついてきます。
駅構内の食事はまず、クーポン売り場がフードコートの左右に1箇
クーポンを購入した後に、フードコートの店頭でクーポンで注文す
ぼったくり防止とか、店側が売り上げをごまかさないような仕組み
ここのチキンライスは、チキン自体も美味しいのですが、カウンター脇に置い
このタレをチキンライスにかけて食べるのがおすすめです。
チキンライスが苦手な方は左側の少し奥まった目立たないお店もぜひ試してみて頂きたい。
注文してから、パッタイやガパオライスなどを作ってくれるようで、私の席の後ろに座った地元の人が食べていたガパオライスもめちゃくちゃ美味しそうでした。
私の場合は、辛いのは苦手なので、注文する時は、「マイぺ、マイぺ」と言って辛くしないようにお願いします(マイぺは辛くしないという意味のタイ語です。辛くしないでと伝えても私には辛いんですけどね。。)。もう少し丁寧に言うと、コォー、マイ、ッペ、カッ。みたいな言い方になるみたいです。
フードコートで腹ごしらえをしてから、コンビニや周辺にあるお店
少し時間のある人は、ぜひ駅を出て、道を渡ったセブンイレブンに
そこにはお酒も売っていますし、セブンイレブン近くの屋台で鶏の
私は手羽先の唐揚げを買って、電車に乗り込みました。
鶏の旨味が出ていて、いい夜食になりました。
さて、寝台列車ですが、今回は1等の個室をとりました。
ファランポーン駅発19時30分、チェンマイ行きの寝台列車で、本日の最終便です。
費用は一人、5000円ほどです。
あとで調べたのですが、この路線の新型車両の運行は私が乗った一本前の18:00発のみでした。
室内はヨーロッパで寝台列車に乗ったときに比べると多少広々とし
備え付けはゴミ袋くらいで何もなかったので、気を付けましょう。無料の水一本くらいつけてほしかったです。(ヨーロッパの寝台列車は水もあったし、ウェルカムシャンパンもあったよー。。)
結構困ったのが個室内の温度調整です。エアコンが入っているので
乗車してから2時間くらいして係の方がベッドメイキングをしてく
さすがにびっくりしましたが、やってもらったあとは確かにそんな
いやー、発想力って大事だなと思いました。
寝台列車に乗る時のアドバイスとしては、個室は意外と寒いので重
特に上段に寝る人はしっかり準備しましょう。
また、トイレはお早めに。時間が経てば経つほど荒れていきま
シャワーは一応列車内にありますが、あまりきれいではないのでお
ホテルや駅などで事前に浴びれる方はそちらをお薦めします。
前述のとおり、車内でのアルコールは禁止でしたが、調べてみると、2、3年前に、電車の乗組員が乗客の女性に乱暴して、窓から女性を投げ捨てて殺してしまうという事件があったようで、それからアルコールは禁止になっているようでした。
正直、えっ!と思いましたが、特に危険な目に合うこともなく、夜中に騒ぎ出す人もいなかったので静かに安全に過ごすことができました。
これから寝台列車に乗ろうと考えている人は、アルコールの持ち込みはしないよう注意してください。
乗りごこちに関しては、正直ヨーロッパの寝台列車の方が格段に良かったです。
乗車中はずっと、電車がガッタンゴットンと揺れていて、なかなか寝付けません。かなり音も大きかったので耳栓は必ず持っていきましょう。
あとは、長そでの上着とズボン。基本、冷房の温度調節はうまくできないので、重ね着をしてしのぐしかありません。
とはいえ、5000円ほどで一晩でバンコクからチェンマイに運んでくれるので、経験としては悪くなかったです。
ちなみに朝は、給仕のおばちゃんが「コーヒー、コーヒー」と声を出して、廊下を歩きます。
つい値段を聞かずにコーヒーを注文してしまいましたが、インスタントコーヒーとチョコレートブラウニー1つで120バーツでしたw。
120バーツって。。ファランポーン駅のチキンライス3食分じゃないかよ!と一人で突っ込みながら、コーヒーをすすったいい思い出です。
チェンマイの駅には予定より10分くらい遅く到着しましたが、9時前後にはチェンマイ入りできます。朝からチェンマイの観光に充てられるので、やっぱり寝台列車はありがたいです。