ドンホイに来たなら世界最大級のパラダイス洞窟とフォンニャ洞窟を見に行こう!
ドンホイ滞在中のメインイベントは世界最大級の規模を誇るパラダイス洞窟(天国の洞窟)を見に行くことです。
ユネスコの世界遺産にも登録されていて、4億年以上前に形成された大小約300もの洞窟が存在しアジアで最も古く、世界最大級の洞窟だそうです。
ベトナムの別の都市でフエという街もあってフエからも日帰りツアーを利用することができるのですが、ドンホイからは約1時間で到着できるのでおすすめです。
現地の日帰りツアーは「Klook」というサイトで「
パラダイス洞窟・フォンニャ洞窟 日帰りツアー(ドンホイ)」というツアーを予約しました。
1週間ほど前に予約しました。
洞窟の見学料・昼食代・送迎がついて、大人2人で11,814円でした。
日本語サイトもあって、クレジットカードでの支払いやカスタマーサービスとのチャットができたりして便利です。
当日は迎えのバスがホテルまで来てくれるので、7:45~8:00の間でホテルロビーで待ちます。
水色のバスがやってきて、同じ色のジャケットを着たドライバーが私たちを迎えに来てくれました。
隣のホテルにも同じツアーに参加する方がいたようで、私たちと同じタイミングでバスに乗り込んでいました。
年配のカナダ人夫婦でした。
この後もいくつかのホテルに立ち寄って、ツアーの参加者が続々とバスの車内に乗り込んできて、すぐに満席になります。
街を抜けて、田んぼが広がる地域を爆速で進んでいくと、ようやくパラダイス洞窟へ到着です。
洞窟の案内はバスに同乗してくれるガイドさんが英語で説明してくれます。
私たちの担当は「チョコレート」さんという女性の方で、チョコと呼んでください!と気さくに話しかけてくれました。
パラダイス洞窟はバギーと徒歩で長めに観光
パラダイス洞窟では入場料がかかります。
ガイドのチョコさんが全員分のチケットを購入して渡してくれます。
私たちは観光客で、途中までバギーに乗って運んでもらったので、おそらく一人290VNDかかっていると思います。
華やかなエントランスを抜けて進みます。
入口でこのチケットの裏にあるQRコードをかざして入場します。
パラダイス洞窟はかなりの人気観光スポットのようで、バギー乗り場には行列ができていました。
チョコさんが他の団体の観光客も一緒に私たちをバギーに誘導してくれます。
森の中を走ること数分でパラダイス洞窟の入口に到着です!
と思いきや、ここからなんと軽い山登りが15分ほどあります。
歩きやすい靴と水分、タオルや着替えなどが持ち物リストに入っていたのはこのためかも知れません。
チョコさんは私たちを山道に案内してから、階段を上っていきました。
そして汗だくになりながら登りついたここが本当のパラダイス洞窟の入口です。
ここから階段を下って洞窟の中に入っていきます。
早速、中に入ってみたいと思います。
入口が2メートルも満たない小さな穴から階段をどんどん下へと下って行きます。
洞窟の中はよく整備されていて、中に入れば入るほど外の暑さとは打って変わった涼しさがありました。
まだ入り口付近ですが、天井が高く星空を見ているような感じです。
最初の入口からは想像できない広い空間です。
どこを切り取っても異世界のような光景が広がっていて、圧倒されます。
地下の空間にこれだけの洞窟が広がっているなんて、誰も想像しなかったでしょうね。
天然の鍾乳洞というのでしょうか。
色の混ざり方が絶妙で、自然のすごさを感じます。
中には彫刻美が美しすぎて、怖れを感じるようなものもありました。
残念ながら、写真だけではパラダイス洞窟の素晴らしさを伝えきれないので、ぜひ現地で実際にこの洞窟のすごさを感じて欲しいです。
圧巻でした。
人通り、中を見学して入口横にあった休憩スペースでツアーの参加者が揃うのを待ちます。
休憩スペースにこの洞窟の見取り図が掲示されていました。
ガイドの方が説明してくれたのですが、ちょっと疲れていてほとんど覚えていませんでした。
昼食会場へ向かいます
さて、パラダイス洞窟の見学が終わったところでまたバスに乗って昼食を食べる場所へ向かうようです。
バスは相変わらずの満席。
しかし、席は狭めなので最前列の二人席に大きな荷物で陣取っていたイケイケロシア系のお姉さんが明らかに他の乗客の迷惑になっていました。
荷物があるのでヨーロッパ系の女性が座ることができずにどうするのだろうと何となく見ていたら、ヨーロッパ系の女性がロシア系のお姉さんに「あなたの荷物を横にどかしたらもう一人座れるのだから、荷物をどかして」とはっきりとした口調で注意していて、日本人にはできないカッコいい姿に思わず心の中で拍手しました。
昼食会場はレストランを貸し切りにしているようなスペースで、テーブルには既に料理が並べられていました。
欧米の方々が多いツアーで、明らかにアジア人と見受けられる参加者は私たちとインド人夫婦のみ。
他のアジア人はいませんでした。
料理は大皿に盛り付けてあるので、各自の皿に取り分けて食べます。
テーブルが同じになったツアー客たちで談笑しながら食事をするスタイルは苦手なのですが、ここで何も話さないと大人しい典型的なアジア人と思われるので、頑張ってコミュニケーションを取りながら昼食を食べました。
すでにリタイアした夫婦がアジア旅行を楽しんでいたり、東南アジアを何か月もかけて旅をしていてこのあとは台湾を回ってから日本に行くというカップルもいました。
スープとこの豚肉の角煮に似た料理がとても美味しかったです。
午後はフォンニャ洞窟見学ツアーへ
昼食を食べてお腹もいっぱいです。
少し眠くなってきましたが、次はフォンニャ洞窟の見学ツアーへ向かいます。
この洞窟は陸路でのアクセスがないのかも知れません。
船着き場からボートに乗り込んで、20分ほどボートに乗船して向かいました。
救命胴衣を着けて、ボートに乗り込みます。
ちょうどボートの船首に座ることが出来たので、いい眺めが楽しめてラッキーと思っていますが、数分後にそれは灼熱地獄とのトレードオフということに気が付きました。
とにかくベトナムの昼前後の日光は暴力的に暑いです。
日差しを何とか凌ぎながら、風を切って進むボートから周りの風景を楽しみました。
しばらくするとフォンニャ洞窟の入口に到着です。
ここまではボートはエンジンで動かしていましたが、ここからは船頭さんが手で船を漕いでいきます。
この洞窟も中に入ると途端に涼しくなります。
ここはまたパラダイス洞窟とは違った美しさのある洞窟です。
船頭さんは女性でした。
日よけのマスクと上着を脱いで、どんどん奥へと船を漕いでいきます。
しばらくして、少し開けた砂浜に出ました。
私たちはここで船を降りて、歩いて元の場所に戻るようです。
ここのフォンニャ洞窟はずっと船に乗りながら洞窟を鑑賞することができたので、午後のアクティビティにはちょうどよかったです。
最後にガイドのチョコさんに写真を撮ってもらいましたが、背景が非現実的すぎて合成写真のような仕上がりになりました。
洞窟の出口に出てきました。
このフォンニャ洞窟は午前中のパラダイス洞窟よりは規模は小さいですが、入口も出口も広く、水との景色が美しい洞窟でした。
洞窟横の小道を歩いていくと、土産物屋エリアがある広場に出ます。
トイレもあるので、ここでサトウキビジュースを飲んでトイレを済ませて他のツアー客が帰ってくるのを待ちました。
Klookのパラダイス洞窟とフォンニャ洞窟の日帰りツアーに参加した感想
楽しかったです!
送迎もついているし、昼食も提供してくれるので、不便はありませんでした。
あまり英語は上手ではなかったですが、チョコさんというガイドさんが汗だくになりながら私たちを引率してくれたので、遠足気分でしたね。
最後にサイトへの高評価とチップを促す姿勢はさすが抜け目がないなと思いました。
洞窟はパラダイス洞窟とフォンニャ洞窟へ行きましたが、それぞれの洞窟の特徴があってかなり見応えがありました。
日中はとにかく暑いので帽子とサングラスは必須でしょうか。
日焼け止めとタオルもあるといいですね。
現地で調達したであろう扇子で涼を取っている観光客もいて、扇子も場所を取らずに使えていいなと思いました。
本当に汗だくになるので、着替えを持参して、水浴びをして着替えることができたらスッキリすると思います。
ホテルには夕方5時くらいに到着しました。
最後にチョコさんにチップを渡して別れました。
一組前に降りた白人系の人が渡したチップには感動してくれていたのに、私が渡したチップはあんまり感動してくれなかったのが少し寂しかったです。
ツアーは現地の物価を考えると割高なのかもしれませんが、気楽にいろんなところへ連れて行ってもらえることを考えると妥当な金額ではないかと思います。
Klookの回し者でもなんでもないですが、便利なサイトだと思いました。
ベトナム旅行の違った楽しみ方を満喫できてとても満足です。
ぜひ、おすすめしたいです。
★★Klookで「パラダイス洞窟・フォンニャ洞窟 日帰りツアー(ドンホイ)」の空き状況を確認する★★