ベトナム航空 国内線のエコノミークラスはどんな感じ
ベトナム航空はスカイチーム(Sky Team)に加盟するベトナムのナショナルフラッグキャリアです。
スカイチームだと、大韓航空などと同じ加盟グループですね。
ベトナム旅行中、ベトナムのエコノミークラスとビジネスクラスに搭乗する機会があったので、機内の比較をしていきたいと思います。
まずはエコノミークラス。
搭乗した区間はハノイからドンホイまでの約80分のフライト。
ハノイは空港も大きいので、搭乗前の席の確保に苦労することはありませんでした。
中にはベトナムで有名なHighlands Coffeeがあったりします。
待合場所も大きいですね。
他にもスターバックスもあったり、ちょっとした土産物屋エリアもあります。
ナショナルフラッグのベトナム航空と言えど、国内線の短距離だともれなく置き止めになるのでしょうか。
搭乗口からバスに乗って、飛行機に搭乗していくスタイルです。
機内はシンプルでエコノミークラスは機体の後部から階段で乗り込んでいきます。
機体のボディはベトナムのコーポレートカラーであるターコイズ色の青色でデザインされていて、機内のシートも同じ青色で統一されています。
座席は3列と3列が並んでいます。
機内サービスは水のボトルが配られました。
機内の座席は狭くもなく広くもなく、まあ普通のエコノミー席ですね。
日本の航空会社と比べると機内・座席ともに使用感はかなりあります。
言っちゃあなんですが、乗り合いバスのような雰囲気です。
食事も飛行時間が短いせいもあり、提供はありませんでした。
価格はベトナム航空のホームページから予約をして片道1059000VND(約6000円)でした。
ドンホイ滞在時のホテルの感想はこちら。
関連記事:宿泊レビュー:ベトナムのドンホイで Muong Thanh Holiday Quang Binh Hotelに宿泊
ベトナム航空のビジネスクラス
ベトナム航空のビジネスクラスはドンホイからハノイの路線で利用しました。
片道1437000VND(約8300円)ほどだったので、約2000円ほどの違いでビジネスクラスに乗れるならば体験してみようということで同じくベトナム航空のホームページから予約しました。
海外の航空会社のチケットを予約する時に格安チケットサイトとさほど値段が変わらない時は、航空会社のホームページから予約するようにしています。
以前、スペインに行った時に格安航空券のサイトからナショナルフラッグの航空会社を予約したつもりが提携しているLCCになっていたことがあって、万が一トラブルがあった時に航空会社から直接チケットを購入していた方が面倒がないだろうという思いで航空会社のホームページで価格をチェックするようにしています。
ドンホイの空港は地方都市なので、ハノイと比べると空港はこじんまりとしていました。
空港ラウンジはHighland Coffeeやちょっとした土産物エリアはありますが、出発前の搭乗客でごちゃごちゃしている感じで少し手狭な印象があります。
しかし、ビジネスクラスを予約していたので上級クラス用のラウンジを利用することが出来ました。
ここが専用ラウンジの入口です。
各航空会社共通のビジネスラウンジのようです。
飲み物や食べ物、デザートにフルーツなど小規模ですが色々揃っていてラウンジ内で出発までゆったり過ごすことができたので、約2000円を追加で払った意味はあったと思います。
生野菜サラダもありました。
温かなメニューはトウモロコシ、焼売、焼きそばなど。
私は朝食を食べたばかりだったので、ほんの少しだけ。
サラダも焼売も美味しかったです。
室内はデスク作業が出来るテーブルと奥にはゆったり過ごせるソファテーブル席が4つほどあります。
やはりソファー席の方がやや人気のようです。
さて、搭乗の時刻になりました。
搭乗口から機内への乗り込みは再びバス移動でしたが、小さな空港なので設備が簡素なので仕方がないのでしょう。
機体前方から乗り込みます。
こちらがビジネスクラスの座席。
日本の数十年前の航空会社が導入していたような古びた造りですが、座席には余裕があります。
ビジネスクラスでは、エコノミークラスの時にはなかった離陸前のドリンクサービスがありました。
オレンジ水ともう一つ選択肢がありましたが、忘れてしまいました。
エコノミークラスに搭乗した時もそうでしたが、ベトナム航空の搭乗員は機体と同じターコイズ色の青色のアオザイがユニフォームになっていて、恰好いいです。
ビジネスクラスには搭乗員のチーフのような女性がいて、その方だけはユニフォームの色がゴールドだったので少し偉いのでしょうね。
機内の設備は特に不満はなかったのですが、残念だったのが航行中に機内が寒かったのでブランケットをもらおうと思って搭乗員さんを探しました。
ちょうど前方から搭乗員チーフの女性が他の乗客にブランケットを持って行ったので私もブランケットをもらおうと手を上げて合図したのですが、完全に無視されました。
常連らしいお客様との会話が優先のようです。
「後で向かいます」のような相槌もなく、完全に私が視界に入っていない風を装っていましたが、狭い機内ですよ。
視界に入らない訳ないでしょ!
常連客との会話が終わって、初めて私と目が合ったような顔でこちらに向かってきた時にはこれがナショナルフラッグキャリアのビジネスクラスのサービスかとあきれてしまいました。
私が特にお金持ちそうでもない身なりをしていたので、比較されたのでしょうね。
そういう意味でも日本の航空会社の機内サービスの素晴らしさには頭が下がる思いでした。
ちょっとしたことがその国全体のイメージを左右するものだな、という思い出です。