タオ島とは現地の言葉で亀の島
みなさん、タオ島ってご存知ですか?
タオ島とはサムイ島からフェリーで2時間やや北に行ったところにある小さな島です。
日本からの交通の便があまり良くないので、日本での知名度はイマイチです。
しかし、海の透明度はバツグンでダイバーの間では知る人ぞ知るダイビングスポットです。
タオとはタイ語で亀を意味するようで島の形が亀のようだから、水中で亀をみれるからなど名前の由来は色々あるようです。
タオ島は平地の少ない小さな島で島は周囲が24キロしかありません。
しかし、隣のビーチへ行くためには島内の起伏の激しい道を島の真ん中くらいを中心にV字で移動する必要があるので、島内の移動は意外と不便な印象があります。
なので、フェリー乗り場を中心にして南北に延びる通りが最も栄えています。
この通り上であれば、レストランやバー、カフェやレンタルバイクショップやオプションツアーのシュノーケルを申し込んだりできます。
動中のフェリーの中や街中を歩いていると気がつきますがこの島は西洋人が多いです。
タオ島のシーズンは3月〜10月だそうで、この期間は海も穏やかで海も綺麗なんだとか。
私が宿泊した時期はまだシーズン前でした。
ジャマキリ リゾート&スパに宿泊
タオ島でジャマキリ リゾート&スパに宿泊しました。
滞在の約2ヶ月前に旅行サイトで50%オフのプロモー
トリップアドバイザーの評価も50以上あるホテル中、7位とラン
1泊15000円以下で予約しました。
格安です。
ホテルの星が5つ星なのか4つ星なのかよく分からないのですが、
タオ島への行き方はこちらで書いていますが、タオ島はサムイ島からフェリーで約2時間のところにあります。
フェリー乗り場からホテルまではホテルの無料シャトルが迎えに来てくれていました。
四駆のピックアップトラックで、ガタガタに揺れながらオフロードのような坂をぐんぐん上ってホテルに到着しました。
海面からはおそらくかなりの高さになっているはずです。
チェックインは夜遅かったので、そのままホテルのレストランで夕食を取りました。
受付をして、ホテルの部屋へと案内してもらいます。
敷地内は結構階段が多いです。
ホテルの部屋は赤を基調としたお部屋でかなり広かったです。
正面には大きな窓がついていて、ベランダもありました。
バスルームもシャワーとバスタブが独立しているタイプでした。
アメニティはおそらくホテル独自のブランドだったのだろうと思います。
見たことはありませんでした。
オーシャンビューの部屋
翌朝、起きてカーテンを開けてあまりの景色に驚きました。
これはまさにオーシャンビュー。
海も澄んでいて本当に綺麗です。
誰もが口を揃えて言うように部屋からの眺めは最高です。
180度パノラマビューの1泊1.5万円以下で取れる所はなかなかあ
朝食もついていて、食事会場からも海が一望できる素晴らしいロケ
ただ、朝食に向かう途中(いや、厳密にいうと昨晩チェックインしてから)気が付いていたのですが、こちらのホテルは崖の斜面に面して造られているので、かなり高低差があります。
朝食をとるためには、プール横のレストランに行かないといけないのですが、部屋を出てからまずかなりの数の階段を登る必要があります。
プールまで出ると、今度はレストランに行く階段を登り、レストランの中も階段があります。
基本、どこに行くにも階段の上り下りは必須の立地です。
朝食
レストランに着くと、係の方がすぐに来て席を確保してくれます。
朝食は、小さなレストランで食べますが規模の割にはまあまあのメニューがそろっていました。
野菜やハム、チーズ類もありましたし、メニューから温かいものを注文することもできます。
もちろんレストランからの眺めも素晴らしいです。
プール
ホテルのプールはあまり広くないですが、静かに過ごすことができます。
プール横にはかなり大きな岩があって、自然の岩を生かしたプールの造りになっていました。
プール回りの椅
なので、ぎゅうぎゅうで椅子に座り、隣に気を使いながらプールを
もう少し日陰を作ってもらえるとありがたかったです。
プールサイドでドリンクを注文することができます。
ホテル橋の船着き場
ホテルの下の方に降りていくと、小さな船の船着き場があります。
ここも大きな岩が海岸沿いにごろごろしています。
この先を突き当りまで行くと、隣のホテルのビーチまで運んでくれる小さな船が出ています。
フロントの方がビーチに行きたいときは連絡してくれれば船でビーチまで送ってくれますよ、と言っていました。
時間は忘れてしまいましたが、確か10時~4時くらいまでだったと思います。
ただ、波の高さの関係で船を船着き場までつけることができない日もあるようで、注意が必要です。
私は、ビーチに連れて行ってもらおうと思った日がちょうど強風の日で船を出してもらえませんでした。。
街へ出てみる
ホテルの無料シャトルでタオ島の中心街に連れてきてもらいました。
とはいっても、タオ島はかなり狭いのでフェリー乗り場近くまで戻ってきた感じです。
他の島もそうだと思いますが、バンコクと比べてもタオ島は物価が高い。
普通のレストランで一皿110バーツから120バーツほど。
バンコクの約2倍ほどです。
バンコクの街中でビーチサンダルが100バーツしないくらいだったのに、タオ島でビーチサンダルを買おうとしたら、最低でも200バーツは覚悟してください。
品数も少ないのに、バンコクよりも廉価版を買う羽目になった時は泣きました。
バンコクだったら半分の価格で買えたのに!
悔しすぎる。。
皆さん、ビーチで必要なものは極力島に行くまでに調達してから島に渡るようにしましょう。
帰りのシャトルは来るまでに6時間もあったので、結局ホテルまで5分もかからないところを500バーツ払ってホテルに戻りました。
サンセット
ホテルから見るサンセットは最高に美しいものでした。
こんな景色がベランダから見えるなんて贅沢な景色です。
ホテルレストラン
ホテルのレストランは島の有名レストランにランクされているだけあって、おしゃれな盛り付けと味でした。
ただし、お値段はかなり高めです。
ホテル自体がかなり奥まったところにあるので、必然的にホテルでの食事が増えてしまいます。
値段的にもそうですが、さすがに何食も続けて食べると飽きてしまいました。
ホテル近くを散策
本当は、ホテルに宿泊する時にレンタルバイクをしようと考えていました。
バイクを使って、島を一周しよう!とか考えていたのです。
しかし、思った以上の起伏の少ない激しい道にビビってしまって、レンタルバイクをして、島内を散策する予定を断念しました。
バイクを借りて島を散策するのを楽しみにしていた相方には本当に申し訳なくて、もう少し自分の適性と目的に合ったホテル選びをすればよかったと、ただただ後悔。
ごめんね、でした。
ホテル前の坂は傾斜が15度くらいしかないんじゃないかというくらいの急な坂で、まっすぐ歩いて坂を下れないくらいでした。
そんな坂を見たらビビってしまいます。
本当にホテルの周りにはなーーーーんにもない。
ある日のお昼は近くのレストランを試してみようと、歩いて30分ほどのBella Thai Foodというローカルのレストランに行きました。
ただ、ここにいくまでにも炎天下の坂道を登ったり下ったりしなければいけません。
ある意味修行僧のように黙々と歩きました。
レストランではパッタイとチャーハンを注文しました。
この辺りには他にレストランもないので、味で勝負している店とは違いますが普通に美味しかったです。
食後に隣のホテルにビーチがあるとフロントの方が言っていたので、隣のホテルのハーディエン ビーチ リゾートに行くつもりで階段を降りました。
しかし、たどり着いたのはRocky Resortと書いてあるバー。
そして悲劇だったのは、目の前に隣のホテルのビーチが見えるのに、今日は高波で、ボートが来れない。
はい、これで私たちはタオ島に来て一度もビーチに入れないということが確定しました。。
チーンです。
残る望みはホテルに帰って、船着き場から船を出してもらうのみ!と急いで帰りましたが、隣が高波ならばこちらも高波。
船は出ませんでした。。
ホテル宿泊の感想
地形的に階段の登り下りは覚悟
レストランに行くのに数十段、プールに行くのに数十段、ボート乗
でも、これはホテルの問題ではないので、いい運
ただ、5つ星であるのであれば、敢えて言わせていただくと、従業
チェックインの時に、ウェルカムドリンクやおしぼりを頂けたのは
でも、滞在中に「こんにちは、滞在はいかがですか?」とか、道で
言葉の問
文化の問題?
ホテルには、隣のビーチに行けるフリーのボートサービスがあると
しかし、営業時間と行き方を教えてくれただけで、実際
(結局乗れませんでしたけどね)
街に出れるフリーのシャトルバスもホテルに戻れるバスは13時3
アメニティについては、他の5つ星ホテルに比べる
シャンプーのボトルはちっちゃいし、しかもシャンプーインリ
5つ星のホテルでシャンプーインリンスは初めて見ました。
大抵の5つ星ホテルは、アメニティも魅力的だったりして、どんな
他の4つ星ホテルですらあったくしもないし、歯ブラシやバスローブ
2人で滞在のはずだったのに、歯ブラシ1セットでどうしろと?
タオル類も少ないと感じました。
ハンドタオルなしで、髪用タオルとバスタオルが1セットずつのみ
昼間プールに行った後にシャワーを浴びて、夜もシャワーを浴びて
そうすれば、いちいちフロントに電話する必要もないですから。
1番残念だったのが、滞在中に相方にサプライズで何かしてあげた
以前、別の5つ星ホテルに滞在した際に何か記念になるようなことをお
5つ星ホテルで、タオ島で10位のホテルだったのに、トリップアドバイザーの評価が9以上でないのに
(サイトによっては、ジャマキリリゾートは4つ星ホテルにランクされていました)
今度から、セール中のホテルには飛びつかないでおこうと思った数
ほんと、ただの愚痴です。
個人的見解です。
タオ島の滞在を振り返って
今回、タオ島での滞在は正直言ってあまり楽しめませんでした。
理由としては、タオ島とはどんなところなのかという下調べが全然足りていませんでした。
坂が多いとはかすかに知っていましたが、鬼のような傾斜がついているレベルの坂が山ほどある島だということを知りませんでした。
タイムセールのホテルに飛びついてしまいましたが、自分の性格と旅の目的をしっかり考えてホテル選びをすべきでした。
本当はタオ島の楽しい感じをたくさん書きたかったのですが、嘘は書けません。
今回は特にタオ島は初めてだったので、もっと平地のフェリー乗り場近くに宿を取っていればまたタオ島での過ごし方が変わったと思います。
それと、ダイビングの島なのでやはりシュノーケリングのツアーなどを探しておくべきでした。
今回学んだのは、タオ島は車がないと丘の上のホテルの滞在は孤立しがち、ということ。
そしてお金もかかりがち、ということ。
もちろん、ゆったりのんびり過ごしたいのであればこのホテルは最高です!
ちょっと階段が多いですけど。
ただ、私たちはのんびりもしたいし出歩きたいしという欲張りな人間でした。
なので、この島でこのホテルは向かなかったのかもしれません。
ビーチに行きたいときに高波とぶつかるという悲劇も起きました。
タオ島初心者の方々、タオ島に滞在する時はフェリー乗り場周辺かその周辺に滞在するようにしましょう。
そして、シュノーケル、ダイビング、いろいろ楽しんでください!
坂が半端ないタオ島で泊まるならば選ぶホテルはここ!
サイリービーチまで徒歩15分のKoh Tao Heights Pool Villas
住所:49/3 Moo 1, Sairee Village, Koh Tao, Koh Phangan, Surat Thani 84360 タイ
電話番号:+66 89 588 0942
ホテルホームページ:http://www.theplacekohtao.com/
サイトによって3つ星と評価されているがおそらく4つ星ホテル。フェリー乗り場から北に少し行った丘の上にある。
フェリーまで迎えの車が来ているらしい(無料かは不明)。
専用のインフィニティプールがある!!
トリップアドバイザーのランキングは2位。
ホテルの門からレセプションまでは急な坂道を上ったところにあるが、サイリービーチにあるフェリー乗り場までは歩いて15~20分なので歩けないことはない。
坂が多いタオ島で歩いて移動できるというのはかなりポイント高いです。
坂が少なめな下界とラグジュアリーに過ごすホテルのコンビネーションを楽しみたいならばこのホテルがおすすめ。
プライベートプール付きの部屋で1泊16000円~17000円は魅力的。
バイクレンタルもあるし、タクシーのアレンジもしてくれる。ローカルフードのデリバリーも利用できる。
フェリーのチケットの購入の手続きもしてくれる。
Koh Tao Heights Pool Villasの空室状況
ハーディエン ビーチ リゾート (Haadtien Beach Resort)
住所:19/9 หมู่ที่ 3 Tambon Ko Tao, Amphoe Ko Pha-ngan, Chang Wat Surat Thani 84360 タイ
電話番号:+66 77 456 580
ホテルホームページ:http://haadtien-beach-resort.kohtao-hotels.net/ja/
ジャマキリ スパ&リゾートホテルのほぼ隣にある4つ星ホテルです。
(サイトによっては3.5つ星でランクしているので3つ星ホテルのややいい方のホテルととらえた方がいいかもしれません。)
価格は10600円~。プライベートビーチではないですが、タオ島では少ないホテル目の前の砂浜のビーチがあります。
下の写真はトリップアドバイザーより。
ビーチ前にはインフィニティプールもありますし、ビーチで泳ぎたい時にビーチに出れるというのはストレスが少なくていいかもしれません。
タオ島でプライベートビーチがあるホテルは結構レアだと思うので、過大な期待はせずあくまでプライベートビーチ有りのホテルという括りで見た方がいいです。
籠りつつ、プールを楽しみつつ、プライベートビーチも利用という方にお勧め。