複数航空会社を比較する
ヨーロッパを航空機で移動する場合、複数の航空会社のホームページや航空券の比較サイトをチェックするのは必須です。
私がヨーロッパに行ったときに、スペインのバルセロナからチェコのプラハまで国際線の片道を購入した際は、お昼前後のフライトを探していたので、バルセロナからプラハへの移動はイベリア航空を利用しました。
この時はExpedia経由で航空券を購入して、一人片道9530円でした。
しかし、レガシー航空会社のイベリア航空を取ったつもりでも運行はLCCの会社という場合もあるので、注意が必要です。
スペインにもLCCがいくつかあり、Vuelingという航空会社も運航しています。
Vuelingのホームページを見ると、最安値でバルセロナからプラハまで片道29.99ユーロというのもありました!
Vuelingは、バルセロナからプラハへは一日2便就航しているようで、
バルセロナ07:40発-プラハ10:10着
バルセロナ18:20発-プラハ20:50着
の2便がありました。
Vueling のホームぺージ(英語):https://www.vueling.com/en/
エコノミーの航空券で見てみると、2019年7月のある日の7:40発のチケットは94.99ユーロでした。
18:20発のチケットは109.99ユーロでした。
イベリア航空で同じ時間のチケットを検索すると、7:50発のチケットは130ユーロでした。
(Vuelingの運行なのに出発時間が違うのが微妙なのですが。。)
差額は約36ユーロ、日本円にして約4000円です。
18:20発のチケットは225ユーロでした!
こちらは差額で115ユーロ!日本円にして約13,000円です!
片道航空券をもう一人分買えてしまいます。。
これは、ヨーロッパの航空券を取るときのあるあるのようですが、同じ飛行機でも運行会社は運行会社の国が違うだけで値段が変わってしまいます。
ですので、ヨーロッパで航空券を取るときはコードシェア便の場合があります。
- 双方の航空会社の価格をチェックする
- Skyscannerなどの航空券を比較して購入できるサイトを利用する
というように、いろいろなサイトを見て値段を確認するのがおすすめです。
Vuelingサイト:https://www.vueling.com/en (日本語サイトはありません)
イベリア航空サイト:https://www.iberia.com/ (日本語を選ぶことができます)
ちなみに、私の取った航空券は12:15発ー15:55着のもので、その当時はVuelingとのコードシェア便だった気がするのですが、記憶が定かではありません。
その後、探してみたところやはりイベリア航空のチケットを取っていました。
但し、運行はVuelingです。
しかし、請求金額の内訳を見ると。。。
航空券のチケットの料金自体は3700円、税およびサービス料が5830円も取られてます。
これ、完全にVuelingからチケット取って、イベリア航空のチケットとして売ってるでしょ!
ああ、これをあの時に気づいていれば、何十ユーロも節約できたのに。。
悔やまれます。
今はこの時間帯のVuelingとのコードシェア便はないようですね。
イベリア航空の航空券を検索すると同じタイムスケジュールで、チェコ航空とのコードシェア便で運航はチェコ航空になっています。
試しに、2019年7月のある日のバルセロナからチェコへの片道で航空券を検索してみるとイベリア航空は預け荷物1つにつき23kgが1つ、手荷物1つOKで席の選択ができる払い戻しなしのエコノミー航空券が178ユーロでした(Optimalプラン)。
チェコ航空のホームページから航空券を検索すると、同じような条件で133.48ユーロでした(LITEプラン)。
同じ航空券でも30ユーロ以上違います。
同じスペイン内の航空会社の比較は怠らなかったのですが、国をまたいで航空券の値段をチェックするという概念がこの時の私にはありませんでした。
もっといろんな航空会社、航空券の販売サイトを比較してチケットを購入していれば。。。
悔やまれてなりません。
航空券比較サイトから購入する場合の注意点
航空会社のホームページからでなく、航空券の検索サイトなどからチケットを探して購入する場合もあると思います。
その場合、提案されてくる価格を比較するのはもちろんですが、Expediaなどは提案されてくる値段と最終的に支払い金額は異なります。
支払いの際に、Expediaが請求する手数料を支払う必要があるからです(私は諸々の理由でこの時は失敗しました。。)。
支払いのステップをもう少し進めて最終的にいくらになるのか確認しながら比較するといいでしょう。
しかし、人気な時期、人気路線などはその1秒が命取りになる場合もあるので、旅行時期や路線の運行便数などを確認しながら航空券を購入するといいでしょう。
イベリア航空やチェコ航空のように日本語で航空券を購入できる航空会社も増えているのでぜひ活用してみて下さい。
そして、まだ余力のある方は自分が購入しようとしている航空会社がどのマイレージのアライアンスなのかも確認して購入するといいでしょう。
格安航空券だとマイレージがつかない場合がほとんどですが、航空会社のホームページから直接購入すれば航空会社のマイレージは100パーセントつくので、そこから提携のアライアンスに対していくらかマイレージが加算される場合があります。
うまく活用してお得にフライトを楽しみましょう!