地獄めぐりで7地獄をコンプリート&地獄蒸し工房鉄輪へ
おはようございます。
今日は朝からバスで鉄輪に向かい、地獄めぐりとランチを楽しみたいと思います。
バス停はホテル前の大通りの向かいを少し下った先にあります。
鉄輪まではバスで約20分ほどです。
鉄輪では、「鉄輪 (かんなわ)」バス停で降ります。
丘の上に開けた駐車場と観光案内所も併設しているバス停が出てきますので、そこで降りると地獄の真ん中に降りることができます。
福岡空港行きのバスが出ていたり、湯布院行きのバスが出ていたりしていて、交通の要駅になっています。
地獄は上に5つ、下に2つ。割引券もあります
鉄輪のバス停で降りると、一番近い地獄は白池地獄になります。
バス停から上側に5つの地獄、バス停から下側に2つの地獄があります。
バス停横の道を進んで白池地獄に向かいます。
入口で7つの地獄をめぐる共通観覧券を購入することができます。
上側の5つの地獄は近いので、共通観覧券で購入するのが便利で楽だと思います。
実は、別府の地獄めぐりをする際に共通観覧券の割引券を入手することができます。
200円の割引券になります。
こちらのイメージを印刷して持っていくか、携帯のデジタルイメージで表示するだけでもいいそうです。
事前に地獄めぐりに行く予定が決まっているのであれば、割引券はゲットしておきたいところです。
地獄めぐりは白池地獄からスタート
地獄めぐりは鉄輪のバス停から一番近い、白池地獄からスタートします。
入口で、共通観覧券を購入して入っていくと、すぐに白みがかったエメラルドグリーンの熱々の温泉の泉が登場します。
国指定の名勝です。
寒い時期の温泉の色とは少し違う印象があります。
温かい温泉の熱で育てられているピラルクがたくさんいます。
ナマズやピラニアもたくさんいます。
南米の魚ですが、現地ではフライや素揚げにして食べると美味しいそうですよ。(Youtubeしげ旅談)
地獄めぐり②:鬼山地獄
次の地獄は鬼山地獄です。
白池地獄からは徒歩1分です。
ここでも先ほど購入した共通観覧券を見せて入場します。
鬼山地獄というだけあって、鬼がお出迎えしてくれます。
こちらのお湯も熱々で、春先でしたが温泉の湯気がもくもくしています。
泉温は99.1度。
しかし、ここのメインは絶対ワニですね。
ワニ地獄にした方がいいだろうというくらいのワニがいます。
現在、3代目の「イチロウ」が体長4メートル以上あるそうで、その大きさには驚きますよ。
海地獄
続いて、私は鉄輪のバス停から坂道を登って海地獄まで来ました。
この海地獄とお隣の鬼石坊主地獄が一番上の方の地獄になります。
おそらくほとんどの方は、かまど地獄に行くと思いますが私は上の方へ進んでいきます。
海地獄も国指定の名勝です。
中に入ると見事な庭園と池が広がっています。
庭園の脇には足湯スペースがあります。
他にも足湯スペースはありますが、私は海地獄の中の足湯スペースが好きでした。
海地獄はかなり内部が広く、お土産スペースと食事スペースがあるので、地獄めぐりの休憩ポイントにするのがおすすめです。
地獄の横にある、鳥居をくぐって上に行くこともできるようでした。
ここでは、鉄輪の温泉地獄の温泉の蒸気を利用して作られた温泉玉子や地獄蒸し焼きプリン、極楽饅頭などの温泉グルメを楽しむことができます。
お土産の種類も豊富なので、ここでの滞在時間は長めに取っておいた方がいいです。
隣の鬼石坊主地獄へ
海地獄の隣にはすぐ鬼石坊主地獄があります。
ここも共通観覧券があれば、料金の支払いなしにすぐ入場できるので便利です。
こちらは粘土質の地表から熱源が湧き出しているので、地面がぶくぶくしている様子が見られます。
このブクブクの感じが坊主頭のように見えることから鬼石坊主地獄と呼ばれているのかもしません。
規則的にぷくぷくしているので、意外と見ていて飽きません。
ここにも足湯スペースがあるので、歩き疲れたら一休みできるので便利です。
鬼石坊主地獄に隣接する施設は「鬼石の湯」という日帰り温泉もあります。
地獄めぐりを楽しみつつ、温泉も利用することができるのはうれしいですね。
大人620円、小学生300円です。
タオル持参することをお勧めしますが、販売も行っているそう。
内湯の檜風呂や露天風呂、家族風呂などが用意されていて、車いすでの利用も可能ということなので目的別に使い分けられそうなのがいいですね。
詳しくは、鬼石坊主地獄のHPを参考にしてください。
かまど地獄で飲泉も足湯も軽食も!かまど地獄からはレンタルサイクルを利用しよう!
鉄輪のバス停方向に少し戻ってくるとかまど地獄があります。
内部には様々な温度の泉質の異なる温泉地獄がいくつかあります。
かまど地獄は煙の実験の実演をやっていたり、飲泉したり、温泉玉子を食べながら足湯スペースを利用したりすることができます。
飲む温泉は少し熱めですが、少量をふうふうしながら飲んでみると楽しいですよ。
足湯スペースは軽食を販売している売店の目の前にあります。
足湯では飲食はできませんが、利用しやすい場所にあるので休憩がてらの利用に便利です。
かまど地獄からぜひ利用して頂きたいのがこちらのレンタルサイクルです。
ユーザ登録は必要ですが、30分を150円で利用することができます。
電動自転車なので鉄輪の坂道を下から登ることも楽々です。
私の利用の仕方はこのレンタルサイクルで鉄輪の坂道を下って、かまど地獄から血の池地獄まで自転車で滑走しました。
鉄輪でレンタルサイクルできる箇所はこの3つ。
かまど地獄から血の池地獄まではバスで15分ほどかかるところを快走できます。
現地QRコードを読み込んで登録してもいいですし、バイクシェアのHPから登録することもできます。
ドコモが展開している全国的なサービスなので信頼性は高いと思います。
他の地域でも利用することが可能です。
竜巻地獄では間欠泉の噴射を間近で見学できます
地獄めぐりの下の部分は竜巻地獄と血の池地獄です。
私はまず竜巻地獄へ。
竜巻地獄の近くにレンタルサイクルのレンタルスポットがあるので、こちらでレンタルサイクルをレンタル出来ます。
私はここでレンタルサイクルを返却しました。
竜巻地獄は間欠泉が見られます。
定期的に噴射されてくるので、その時を待ちます。
看板にも書いてありますが、30分~40分おきに間欠泉が上がるようですが、私の体感としての待ち時間は10~15分ほどでした。
持続時間は約6~10分ほどで、噴き出す温泉の温度は105度だそう。
私は15分ほど待って、間欠泉が音を立てて噴き出す様子を見ることができました。
すごい勢いで、大地は生きてるなぁなんて関心しながら見学しました。
竜巻地獄の見どころはやはり間欠泉だったので、見終わったら早速血の池地獄に移動します。
血の池地獄
血の池地獄に到着しました。
ここが「地獄の入口」です。
門をくぐって中に入ると、正に血の池のような色をした水面が眼前に広がります。
こちも国指定の名勝地になっています。
上の地獄めぐりに比べると少し空いているような気がします。
小高い丘の上からは池の赤い色と木々の緑のコントラストがすごいですね。
血の池地獄にも足湯があって、屋根付きの足湯スペースがきれいに整備されているので、利用しやすいですね。
売店には「血の池軟膏」といういかにも効きそうな軟膏が売られていました。
池の大きさがかなり大きくて、見応えのある地獄でした。
ここで、全ての地獄をコンプリート出来たので、お昼ご飯に向かおうと思います。
帰りはバスで鉄輪バス停まで戻りました。
お昼ご飯は「地獄蒸し工房鉄輪」で蒸し料理をいただきます
鉄輪まで戻ってきました。
血の池地獄から鉄輪のバス停までは約15分ほど。
鉄輪のバス停を降りて、少し右手の坂を下っていくと「地獄蒸し工房鉄輪」があります。
蒸し料理で有名なお店だったので、楽しみにしてきました。
お昼には少し早い時間にお店に入ることができたので、待ち時間なしで入店することができました。
店内の前のスペースは開けていて開放的な印象があります。
メニューは写真付きの大きな看板で見ることができるので、観光客としてはありがたいです。
海鮮系の蒸し料理セットと肉系が中心の蒸し料理セットが一押しのようでした。
単品で卵やトウモロコシ、ちまきやプリンなども作ることができるので迷ってしまいます。
悩んだ挙句に私が選んだメニューはこちら。
肉のセットとちまきご飯?炊き込みご飯?を食べました。
注文は店内の券売機で食券を購入して受付に提示するシステムです。
お店敷地内に蒸し器があるので、自分で食材が載っているトレイを蒸気で蒸していきます。
タイマーも貸し出してくれるので、初めてでも問題なく料理できます。
15分ほど蒸していきます。
蒸しあげた料理は店内のテーブルを使って自由に食べることができます。
店の外には1~2席くらいはあったと思います。
蒸気で蒸しあがった食材は油を一切使用していないので、とてもヘルシーで食材の味を楽しむために野菜などはそのまま何もつけずに食べたりしました。
肉は注文の時に貸し出してもらった塩とポン酢で食べました。
こちらもあっさり味付けで美味しかったです。
私が食事をする頃にはお店もだいぶ混みあって来ていました。
たしか、予約はできないお店なので時間帯によっては1時間以上待つこともあると思います。
そんな時は隣に足湯スペースがあるので、足湯に浸かって待ったりできます。
銭湯もあるので、待ち時間が長くなる場合はひとっ風呂浴びてもいいかもしれませんね。
別府ロープウェイ
昼食後は別府駅の方に帰ろうと思ったのですが、近くにロープウェイがあるのを見つけたので、バスに乗ってもう少しだけ足を延ばしてみることにしました。
入口にはニャータ駅長の住まいがありますね。
ニャータ駅長は食事中でした。
ロープウェイで上に登っていきます。
ロープウェイの頂上からはとてもきれいな別府市街と別府湾が一望できました。
方向を変えると由布岳かな?連なる山々も見渡すことができました。
ロープウェイ乗り場からは別府駅に向かうバスが出ていたので、そこからバスに乗って別府駅方面に戻りました。
別府の地獄めぐりを制覇して、美味しい昼食を食べて、途中足湯に浸かったり猫と戯れたり、ロープウェイに乗っていい景色を眺めたりして別府の街をかなり堪能した1日になりました。
地獄めぐりの観光はランチを含めて4~5時間くらいは確保した方がいいと思います。
もし、弾丸で旅行する方であれば駆け足でランチ抜きならば3時間で上の5つは見学できると思います。
地獄めぐりで見応えがあったのは海地獄と血の池地獄かな。
歩き疲れましたが、楽しかったです!
おすすめです。
地獄蒸し工房鉄輪
住所: 大分県別府市風呂本 風呂本 風呂本5組
電話:0977-66-3775
営業時間: 10:00~18:00 (営業日は月曜日~日曜日)
お店のHP: https://jigokumushi.com/
おすすめ:お昼の時間帯を少しだけ外すと待ち時間が少なく食事ができるように思います。10時からやっているようです。あと、ランチ時間以降も18時までやっているそうなので、早めのディナーでの利用もできそうですね。