宴会場・客室は2018年リニューアルオープン、最上階朝食会場は2022年にリニューアルオープン!
八戸は初めての訪問です。
今回は、八戸の老舗ホテルの「八戸グランドホテル」に宿泊しました。
このホテルは1966年にオープンしたホテルで2018年12月に客室がリニューアルされ、朝食会場も2022年にリニューアルオープンされたばかりです。
このホテルは結婚式の披露宴会場を備えたホテルで、現在の天皇陛下が皇太子の頃に青森県知事から県勢概要を聞いたり昼食を取ったりしたという歴史あるホテルのようでホテルロビーに皇室の方々の写真も飾られていました。
さすがに天皇陛下が訪れたことのあるホテルだということは知りませんでしたが、私の経験によると結婚式場を備えたホテルはサービスがしっかりしていて信頼できます。
そういった理由もあり、今回は八戸グランドホテルに宿泊することに決めました。
大間からドライブしてきたので、八戸グランドホテルに到着したのは夜9時近くでした。
外観は歴史を感じる造りです。
ロビーはリニューアルされているので、モダンな感じです。
あかべこのような工芸品の置物もありました。
遅い時間のチェックインでしたが、フロントの手続きをスムーズに済ませて頂き、遅い時間でもやっていそうな食事処を紹介して頂きました。
フロント脇にバスソルトのバイキングがあったので、人気No1とNo2を選びます。
歯ブラシなどもここでピックアップして部屋に入ります。
今夜のお部屋は48平米と広々としたデラックスツイン
さて、今夜のお部屋に到着です。
廊下の避難経路を案内する文字がレトロでいい感じです。
ドアノブも昭和な感じですが、部屋はめちゃくちゃ広いです。
ベッド横に応接セットのスペースがあります。
ソファの後ろにベッドがあって、書斎デスクもあります。
ベッドは一人で使うには十分な大きさ。
書斎スペースにも余裕があります。
ベッド脇にはウェルカムレターと折り鶴とチョコレートのサービスが。
この部屋を整理整頓してくれた方の存在が垣間見れてほっこりします。
部屋部分だけでも十分広いのですが、洗面化粧台も広いです。
構造上、ユニットバス形式になっていますが、洗面台は独立しています。
海外の高級なリゾートホテルだと洗面台が独立している部屋もありますが、日本のビジネスホテルでは見かけたことがありません。
そして、写真ではあまり伝わらなそうだったので撮影していませんが、この右手にはウォークインクローゼットまで完備しています。
おそらくこの部屋は結婚式をここで挙げる新郎新婦または親族が泊まり込んで準備するための部屋なのだと推測します。
いやぁー、広い広い。
冷蔵庫や湯沸かし器もちゃんとあります。
お水のサービスはないので、事前にお水の確保はしておいた方がいいかもしれません。
こんなに広い部屋は台南を旅行した時に泊まったホテル以来ですね。
そういえば、あちらのフーシンホテルも結婚披露宴場があった気がします。
関連記事:ホテルレビュー:フーシンホテル 台南(台南富信大飯店)
結婚式の披露宴を持っているホテルはいいホテル説は信憑性高いかもしれません。
夜の街を軽く散策
レストランが閉まってしまうかもしれないので、チェックインをして荷物を置いてから急いで支度をして、夜の街へ出かけました。
フロントでチェックインする際にお店を紹介してもらう時に周辺の地図をもらったので、それを見ながら出かけていきます。
繁華街の中心はみろく横丁のあたりの大きな通りに囲まれたエリアかもしません。
みろく横丁はビルとビルの間の一角にこじんまりとした飲食店の店舗が集まっています。
1店舗の席数は5~6席で隣の人と肩がぶつかるくらいの昔ながらの屋台の雰囲気で、顧客同士の交流も生まれやすいです。
居酒屋さんやラーメン屋、チベット料理を出す店らしきところもありました。
昔は馬を係留しておくような場所だったようなところもありました。
屋台だからと言って料金的に格安なのかどうかは分かりませんが、横丁の中はお客さんでかなり賑わっていました。
私たちは、紹介してもらった居酒屋さんが既に満席だったため、以前GoogleMapでお気に入りに登録していたサバの専門店の「さばの駅」に行きました。
関連記事:さばの専門店「さばの駅」
朝食は最上階のスカイダイニング ソレイユでシティビューを眺めながら
おはようございます。
今日は天気がいいです。
八戸グランドホテルの朝食は6:30からやっています。
特に時間の指定はなく、朝食会場で食事中の札をもらって席を確保してから朝食ビュッフェを取りに行くスタイルです。
ここもリニューアルしたばかりだそうで、見晴らしがよく開放感がありました。
八戸グランドホテルの朝食の目玉はこちらのローストビーフばらちらし。
ローストビーフといくらが華やかなちらし寿司です。
その他にも囲炉裏を模した串焼きや、
海の幸を一口サイズのお皿に盛った刺身や、
飲み比べができる青森県産のリンゴジュースや地元産の新鮮な牛乳など、
見ているだけでもワクワクするラインナップでした。
そして今日の朝食が出来上がりました。
サラダやコンチネンタルブレックファストもあって、洋風に仕上げることもできますが私はやはり和食中心です。
総菜も種類が豊富で満足した朝食でした。
リンゴジュースもさすがに飲み比べるほどお腹に余裕はありませんでしたが、1種類頂きました。
食後には可愛げなデコレーションがされたヨーグルトと、あおい森の牛乳を入れたホットコーヒーを頂きました。
おすすめはやっぱり窓際の席ですが、早めに行くか前の宿泊客が食事を終えるタイミングで朝食会場に入れれば運よく窓際の席をゲットできるかもしれません。
美味しかったし、品数豊富で満足でした。
チェックアウト後にロビー横の売店でちょっと買い物
チェックアウトもスムーズにでき、フロントの方の対応もてきぱきとしていてとても気持ちよくチェックアウトできました。
帰りにロビー奥の売店コーナーでパンを買って帰りました。
家が近くだったらパンセットを買って帰りたかったです。
八戸グランドホテルに宿泊した感想
外観はかなり年季が入っていて、少し心配しましたが宿泊してみて、ホテルスタッフの素晴らしさや気遣い、部屋の広さや清潔感、朝食の品数や種類の豊富さなど、挙げればきりがないくらい満足なポイントがたくさんありました。
よくGoogleMapなどでホテルの星が表示されていますが、なぜか八戸グランドホテルは星が2つしかついていません。
しかし、泊まってみれば分かりますが、とても快適でリラックスして過ごすことができます。
内装やロビーなどはリフォームしているので、古さはほとんど感じません。
朝食会場もリニューアルしたそうで、とても清潔感があり美味しかったです。
駐車場も1泊500円とお手頃価格で助かりました。
ただ、駐車場が少し狭めで段差にガードがない場所もあるので落ちないように気を付けましょう。
朝食も6:30から9:30と早めに利用することができるので、早い時間から移動したい旅人には地味にありがたいです。
ロケーション的にも繁華街から近すぎず遠すぎずで便利でした。
ホテル自体は繁華街の中ではないので、夜は静かでした。
価格もかなりリーズナブルで一人旅の素泊まりだと5000円台のプランもあったり、二人旅で朝食付きのプランでも一人1万円でおつりがくるくらいの価格だったので、非常にコスパがよく財布にも優しくとても満足しました。
次回、八戸に訪れることがあればぜひまた利用したいですし、知人友人にもおすすめしたい穴場ホテルでした。