元ホテルマンが選んだ伊東園ホテルズランキング5位のホテル水明館へ
伊東園ホテルズは何度か宿泊していますが、今回は某サイトで元ホテルマンが選んだ伊東園ホテルズのおすすめランキングで5位にランキングされていた長野県の湯田中温泉郷にある「ホテル水明館」さんに宿泊しました。
伊藤園ホテルズは何回か宿泊したことがありますが、1泊2食付きでしかも温泉が楽しめて一人1泊1万円しないので、めちゃくちゃコスパがいい宿です。
ぶっちゃけるとホテル水明館の事前情報はゼロ。
場所と距離だけ確認して、あとはホテルに到着してからのお楽しみです。
唯一あるとすると、今回は以前別の伊東園ホテルズに宿泊した際に利用できなかった卓球コーナーとカラオケルームの利用をしてみたいという野望だけは携えていました。
東京都内からですと、車で約3時間半ほどで到着します。
朝出発して、ドライブしながら途中でお昼を食べて行ったらちょうどいい距離だったので、今回はランキング5位のホテル水明館にしました。
高速を途中で降りて、途中の「道の駅 八ッ場ふるさと館」に立ち寄ってお昼ご飯で蕎麦を食べました。
外には山なみを眺めながら足湯を利用できるスペースがあって、食事処の隣には野菜販売やパンなども売っていて、利用客でかなり賑わっていました。
天気が良かったので、白根山をドライブしながら向かいます。
白根山の山頂には日本国道最高地点の石碑があって、標高は2172メートルでした。
この日は結構暑い日でしたが、気温は25度くらいでとても気持ちが良かったです。
暑い日の峠越えはなかなかいいですね。
白根山の山頂付近には群馬県と長野県の県境にまたがったホテルもありました。
冬季はスキー場が隣にあるので、きっと観光客で賑わうんでしょうね。
ただし、ここでのトイレ休憩はできませんのでその先のドライブウェイを利用しましょう。
だいぶチェックインまでゆっくり来たつもりでしたが、まだ少し時間があったのでGoogle Mapで気になった宿近くの「夜間瀬駅」へ。
映画のワンシーンで使われていてもおかしくないくらい、ホームからの景色が何とも美しいです。
15:00のチェックイン時間ちょうどにホテル水明館にチェックイン
チェックイン時間の少し前にホテルに到着しました。
ホテル周辺が細かく分かれた駐車場になっていて、まだ宿泊者が少なかったので正面の駐車場に停めました。
そして、こちらが今回お世話になるホテル水明館さん。
昔ながらの温泉宿で、かなり立派な建物です。
私たちの前にすでに何組か年配のグループが広々したロビーでチェックインを待っていました。
伊藤園ホテルズでは現地での清算のみで事前会計です。
伊藤園ホテルズは宿泊すると次回使うことができる1000円割引のクーポンがもらえるのですが、事前に電話で予約する必要があります。
割引クーポンを使えば、伊東園ホテルズのホームページでは1泊7800円からと謳っているので、最安だと6800円(税抜)で宿泊できるので、気軽に利用できていいですねー。
さて、私たちのチェックインの番が回ってきました。
対応してくれたフロントのスタッフはこの宿に長らく勤めている地元の方といった感じ。
シティホテルのような洗練された感じではありませんでしたが、人間味のある接客で親しみが持てました。
ここで注意したいのは、ホテルチェックインの際にアクティビティは予約しておいた方がいい!ということ。
以前宿泊した伊藤園ホテルズではここでつまずいてしまって、卓球もカラオケも出来なかった苦い思い出があります。
ですので、チェックインの際にしっかり卓球台の利用を予約をしました。
本日の宿はゆったり10畳の和室のお部屋です
部屋の鍵をもらって、フロント横で浴衣を選んでお部屋へ向かいます。
年季は入っていますが、館内はよく掃除がされていてとても綺麗です。
今回のお部屋は10畳の和室のお部屋です。
玄関がかなり広くなっている造りです。
お部屋は畳敷きですでに布団を敷いておいてくれています。
お茶を飲んで休憩するスペースも十分にありますし、伊東園ホテルズ定番のお茶菓子も用意がありました。
洗面台とトイレは玄関にあった造り付けの渡り廊下を通って移動する形になるのですが、靴をわざわざ履かずに済むので結構便利でした。
トイレも綺麗ですし、お風呂も一応部屋についていましたが大浴場と露天風呂があったので全然使いませんでした。
部屋で少し休憩してから、卓球ラケットを借りにフロントに寄りました。
卓球場は昔の宴会場を利用しているようで、畳敷きでした。
卓球台は3台ありました。
卓球をするのは私たちくらいなものだろうと思って、卓球場に向かったら既に先客がいて驚きました。
チェックイン後すぐに3卓のうち2卓が利用されたことを考えると、ここから時間が進むと卓球台も人気になると思いました。
やっぱりチェックインの時に予約しておいてよかったです。
1組4人までで50分利用できました。
卓球台の隣にはマッサージチェアもあったので、お風呂上りに利用したらいいかも知れませんね。
宿自慢の足湯と露天風呂へ
卓球で汗だらだらになったので、お風呂に行こうと思ったのですが宿のまわりを散策していなかったので、宿の裏に設置されている足湯を見に行きました。
ちょっとした子供用プールくらい大きい足湯があって、天井につるされている風鈴が涼し気でした。
人が誰もいなかったので、貸し切りで使わせてもらいました。
そして、夕食前に温泉です。
男湯と女湯に分かれていて、時間帯による男女の入替はありません。
温泉の入口には小上がりの和室とウォーターサーバーが用意されていました。
湯上りに家族や友達を待ちながらここで少し涼んでいくのに便利な場所ですね。
大浴場と露天風呂は写真撮影できませんので、写真はありませんが、脱衣所も結構広かったですし、内湯の目の前に源泉が湧き出しているところがありました。
源泉は42度くらいのちょっと熱めのお湯でした。
お湯は無色透明の単純アルカリ泉だったと思います。
露天風呂も広々としていて、のぼせないように風にあたりながら岩に腰掛けて入りました。
夕食前で少し混雑していたので、ゆったりのんびりとはいかず、汗を流して温泉に浸かるだけにしておきました。
夕食は3つの時間帯から選べるバイキング形式です
伊東園ホテルズでは夕食の時間帯をチェックインの際に選ぶようになっています。
私たちはお昼を蕎麦で済ませたので、一番早い時間帯を選びました。
18:00から夕食がスタートです。
他の時間帯は18:30, 19:00が選べたようです。
伊藤園ホテルズは季節によってフェアをやっていて、この時期は信州夏の肉まつりフェアで色んなお肉がありました。
夕食会場はバイキングテーブルを挟んで左右にテーブルが並んでいました。
1/3ほど席は埋まっていましたが、食事会場がとても広かったのでテーブルも食事を取りに行くバイキングテーブルも混雑して窮屈という感じは全くなかったです。
そして、ここの宿はアルコール飲み放題です。
ビールもありましたし日本酒もあったと記憶しています。
一通りバイキングテーブルの料理をのぞいて、料理を皿に乗せてきました。
肉まつりの肉を2つ取ってきました。
豚肉の炒めとローストポーク。
その他はいつものようにお刺身やお寿司もありますし、茶わん蒸しや蕎麦などもありました。
鶏の唐揚げを期待していたのですが、竜田揚げの大きい版のようなやつだけだったのでそこはちょっと残念でした。
食事は宿泊料金もお安めなのであまり多くは望めませんが、食事も温泉もアクティビティもついていることを考えると驚異的なコスパの良さです。
大根の煮物ともつ煮、そして安定のポークシチューが美味しかったです。
全体的な味のことを言うのであれば、以前宿泊した伊東園ホテルズのホテル湯の陣の食事の方が個人的には好みだと思いました。
もし、バイキングの料理だけでは満足できないかもという人には別注料理もあるので、チェックインの際に検討してみてはいかがでしょう。
デザートもちゃんと用意されているので、いっぱい食べてくださいね。
パイナップルとライチが美味しかったです。
食事の時間帯は人それぞれ好みや都合があるので何とも言えませんが、時間が経つごとに混雑してきたので今回一番最初の時間枠を選んだのはよかったと思いました。
夕食後にカラオケともうひとっ風呂
夕食後、部屋に戻ってお腹も落ち着いたのでカラオケをしようということになりました。
フロントにカラオケルームの予約をしようと電話をかけたのですが、なんと22時まで予約でいっぱいだそう!!
チェックインの際には卓球台の予約しかしていなかったので、またも失敗してしまいました。
こんなに人気だと思いませんでしたが、仕方ありません。
夕方は混みあっていてゆっくり入れなかったので、夜の温泉に行くことにしました。
年配の宿泊客が多いせいか、夜は利用客が少なめで夕方よりはゆっくりお湯に浸かることができました。
朝ごはんは7:00から!
おはようございます。
よく眠れました。
昨日のチェックインの時に朝ごはんは7:00~9:00の間です、と言われていたので7時前に朝風呂に入ってきました。
ほぼ7時ぴったりには昨日と同じ食事会場へ行きました。
朝は時間制ではなかったですが、問題なく席を見つけて食事をすることが出来ました。
メニューはご飯によく合いそうなものがたくさんあるので、少しずつお皿に盛り付けるとかなり豪華な朝食になります。
温泉玉子も取りました。
ここにご飯としじみの味噌汁を取りました。
他にもサラダや納豆、海苔なども自由にトッピングできます。
朝は少しだけデザートを食べました。
よくあるホテルの朝食と言えばそれまでなのですが、色々種類があって充分満足いく朝食でしたよ。
ごちそうさまでした。
道の駅信州やまのうちで地元野菜を買って帰ろう
今回宿泊した伊東園ホテルズのチェックアウトは11時だったのですが、近くの道の駅に寄って帰りたかったので9時前にチェックアウトしました。
向かった先は「道の駅北信州やまのうち」。
実は昨日、少しだけ立ち寄ってどんな野菜が売られているのかをチェックしてありました。
売り場面積は狭いですが、結構色んな種類の野菜や果物が売られているようだったので、帰る前にぜひ来てみたかったのです。
開店は8:30でしたが、開店前から行列が出来ていました。
人気の道の駅のようですね。
私たちもここで野菜などを色々購入したのですが、人気の理由が分かった気がします。
ここで売っている野菜はとても大きくて種類も豊富ですし、しかも何といってもめちゃくちゃ安いんです!
よく道の駅で野菜を買ったりするのですが、実は他県産のじゃがいもを売っていたり、結構高めの価格設定だったりする直売所もあるんですよね。
でも、ここの道の駅の野菜の直売所は本当に地元の農家の人が朝野菜を出荷してきて、自分で陳列していくのが見えたので新鮮なのも分かりますし、とにかくお手頃価格でおすすめですね。
ちなみにここのソフトクリームも美味しいらしいので、売店が空いている時間に立ち寄ることがあればぜひ試してみてください。
白根山から万座方面へドライブ
昨日も立ち寄った白根山を今度は逆方向から登って帰ります。
反対側から登ると、昨日は気が付かなかった小さな滝と滝つぼがある駐車場があったので少し立ち寄り。
水が澄んでいて暑い日に水辺で涼を取るのにもいい場所でした。
今日は、白根山の山頂から万座方面へ歩みを進めてみました。
景色はないけど周りに車が走っていなくていい道だなーと思って走っていたら有料道路でした。
まあ、数百円くらいだろうと思って料金所までいくと「軽自動車740円」の文字が。。
普通乗用車だと1000円以上する通行料金でした。
「あの道でこの料金??」と思ったのですが、どうやら万座のホテルの私道で私設の有料道路だったので通行料金が高かったのです。
やってしまいましたが、今後はこちら側に白根山を下るのはやめようと強く心に誓うことができたのでいい経験です。
愛妻の鐘を鳴らして帰ろう
帰り道もドライブしながら帰ります。
次に立ち寄ったのは「愛妻の鐘」。
牧場の中にあるようで、まわりに景色を遮るものが何もありません。
草原の中に鐘が鳴らせる高台があります。
ここからの景色もとんでもなくいいですねー。
2000平米もあるドッグランもあるようですよ。
ホームページには食事スペースや直売所が無休と書いてありますが、私たちが行った時はお休みでした。
必ず開いているわけではないようなので、ご注意を。
嬬恋村のキャベツ畑を一望できる丘へ
さて、ここまで来たので嬬恋村の「愛妻の丘」にも行ってみます。
嬬恋村はキャベツ栽培で有名ですが、この丘はキャベツ畑の真ん中にあります。
キャベツ畑がずっと続いている光景は圧巻です。
そして、キャベツ畑から振り返るとのどかでいい景色が広がります。
お花畑もきれいに整備されていて、落ち着きました。
早めのランチは万座・鹿沢口駅前の「あさま食堂」へ
開けた場所に出たので、少し早かったですがお昼を食べることにしました。
万座・鹿沢口駅前のハンバーガー屋さんにも興味はあったのですが、昔ながらの食堂の外観に惹かれて「あさま食堂」さんへ行くことにしました。
豚の生姜焼きやとんかつ、ラーメンなどメニューがたくさんあってどれも美味しそうでした。
私はカツ煮にご飯と味噌汁をつけて定食のようにしてもらいました。
全体的にボリューム満点で、豚肉は肉厚でジューシーで本当に美味しかったです。
また、この辺りを訪れた際にはぜひ再訪したいお店です。
この帰り道に再び昨日の「道の駅 八ッ場ふるさと館」に寄って、またまた野菜を購入して帰りました。
ここで販売されている野菜は道の駅北信州やまのうちよりは少し高かったですが、嬬恋村のキャベツが限定30個で売られていたので最後のキャベツをゲットして帰りました。
親戚にもおすそ分けしましたが、柔らかくて美味しかったです。
伊東園ホテルズ ホテル水明館に宿泊した感想
今回はドライブ旅行と温泉をメインにリーズナブルな旅を満喫したいと思って、伊東園ホテルズのホテル水明館さんに宿泊しました。
正直に言うと、ホテル水明館さんが伊東園ホテルズの5位にランキングされている理由はよく分かりませんでしたが、気軽に行ける温泉で夕食も朝食も色々な種類の料理を食べることができてとても良かったです。
建物や設備は今風のものとはいかないですが、館内も室内もきれいでしたし、掃除がしっかりされていて気持ちよく過ごすことが出来ました。
念願の卓球も楽しむことができてとても良かったです。
1人1万円もかからずにここまで楽しめるのはさすが伊東園ホテルズだと思いました。
少し遠出したおかげで行きも帰りもいい景色と美味しいものを楽しむことが出来たので、とてもリフレッシュ出来ました。
今回は触手が動きませんでしたが、空から天空を見渡せるSORA terrace、温泉に浸かる猿を観察できる地獄谷野猿公苑、千と千尋の神隠しの湯宿のモデルになったのではないかと言われる歴史の宿金具屋などの観光スポットもあるようなので、足を延ばしてみてはどうでしょう。
今度はまた違う伊東園ホテルズへの旅に出かけてみたいです。
伊東園ホテルズで客室半露天風呂のあるお部屋のレビューはこちら。
関連記事:えきねっとのチケレス割引35を使って少しお得に伊香保温泉 伊藤園ホテルズ「とどろき」へ
伊東園ホテルズで料理が美味しかったと思う宿のレビューはこちら。
関連記事:1泊2食付で温泉露天風呂ありの宿「湯の陣」最安値7348円~の実力はいかに
道の駅北信州やまのうち
住所:〒381-0402 長野県下高井郡山ノ内町佐野393−2
電話:0269-31-1008
営業時間:8:30~18:00
道の駅北信州やまのうちHP:道の駅 公式ホームページ 全国「道の駅」連絡会 (michi-no-eki.jp)
一言コメント:駐車場も広く、公共トイレもあるので休憩にも便利です。野菜の直売は人気なので午前中までに行った方がいいです。午後はほとんど売り切れです。同じ施設内のアイスクリームが美味しいそうなので食べてみてください。
道の駅 八ッ場ふるさと館
住所:〒377-1309 群馬県吾妻郡長野原町林1567−4
電話:0279-83-8088
営業時間:8:30~18:00
道の駅八ッ場ふるさと館のHP:「道の駅」八ッ場ふるさと館・公式ホームページ (yambamichinoeki.com)
一言コメント:週末は結構混みあいます。パン屋さんや蕎麦屋さんなど食事ができる場所があります。足湯もあります。野菜の直売は売り場面積が大きいので種類が豊富でこんにゃくなどの加工品もあります。嬬恋村のキャベツが売っていました。近くにキャンプ場もあるようです。
あさま食堂
住所:〒377-1524 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原710−7
電話:0279-97-2121
営業時間:10:30~21:00
一言コメント:分厚い豚肉と野菜でボリューム満点の定食が食べられます。嬬恋のキャベツが添えられたにんにく焼肉定食も人気のようです。店主と奥様で経営しているアットホームなお店です。お腹いっぱい食べられます。