先日、初めてドーミーインに宿泊しました。
天然温泉の大浴場と場所によっては露天風呂も完備しているとのことで前から気になっていたので、念願の宿泊です。
宿泊してきた感想としては、ビジネスホテルとは思えないくらいの満足感で久しぶりにホテルをチェックアウトするのが寂しくなるくらいでした。
ドーミーインには大きく分けて3タイプあり、EXPRESSと呼ばれる格安簡易タイプ、通常タイプ、とちょっとリッチなPREMIUMがあり、今回はPREMIUMのドーミーインに宿泊しました。
チェックインのおしぼりサービス
チェックインの際に、さりげなく出してくれるおしぼり。
今回の宿泊は冬場だったので、温かいおしぼりでしたが、これが夏場の宿泊だときっと冷たくて気持ちいいおしぼりを提供してくれるんだろうなー、なんて勝手に思いながら手をふきふきしつつチェックインの際に考えていました。
本当に些細なサービスですが、嬉しい心遣いです。
チェックインも非常にスピーディーで助かりました。
天然温泉の露天風呂
私が宿泊したのは、大阪の北浜というエリアでした。
先ほども触れましたが、ここはドーミーインのホテルでも「PREMIUM」というランクだったのでドーミーイン中でもやや高級な部類に入るようです。
最上階にある大浴場は15時から翌日の10時まで使えるということで、滞在している間はほぼいつでも入浴することができます。
出張で夜遅くにチェックインしても、大きなお風呂で汗を流せるというのはビジネスマンにとっては本当に有り難いですね。
ここのお風呂は無色透明のお風呂でお湯の温度はおそらく43度か44度くらい。やや熱めです。
内風呂の大浴場と半露天のスペースに壷風呂と露天風呂がありました。
わたしにはお湯が少し熱すぎたのでゆっくり長く浸かるということはできませんでしたが、気持ちよかったです。
お風呂を上がった後もしばらく身体がぽかぽかしていました。
あと、女性が気になる浴室のアメニティですが、ここもメイク落とし、洗顔料、くし、ドライヤー、TSUBAKIのシャンプーとコンディショナー、ボディーソープと全部揃っています。化粧水や乳液もありました。髪を結んでおく輪ゴムまでありますよ。
もちろん、バスタオルやタオル、館内着など全て揃っていますから手ぶらで宿泊可能です。
旅人に嬉しい無料の洗濯機サービス
連泊をする方にとって朗報なのは、こちらのドーミーインには洗濯機が無料で使用できるサービスがあります。
大浴場と同じスペースに洗濯機が何台か設置されていて、着替えがなくなりそうな長旅にはありがたいです。
乾燥機が必要な方は有料ですが、ちゃんと乾燥機も設置されているのでこれもありがたいですね。
そして、これでもかと畳みかけてくるのが漫画を自由に読めるおやすみ処スペース。
大浴場のすぐ隣にあるので、お風呂上りのクールダウンとリラックスを兼ねてお気に入りの漫画を熟読する、なんてこともできます。
早めにチェックインして、時間がたっぷりある時や、お風呂と食事をすませてまったりしたい時に好きな漫画を読んでごろごろする。
たまりませんね。
しかも、この漫画本はおやすみ処だけでなく、自分の部屋に持って帰って呼んでもいいんです。
自分の部屋のベッドの中で、漫画を読みながら寝落ちしてみたいですー。
夜鳴きそばの無料サービス
人間、ちょっとした無料サービスに本当に弱いものです。
ドーミーインでは、午後11時まで無料の夜鳴きそばのサービスがあります。
メンマと海苔とネギが入ったシンプルな醤油ラーメンですが、小腹がすいた夜の時間にはたまりません。
夜飲みに出かけた帰りに、部屋に戻る前に軽く一杯なんてこともできます。
もちろん、飲み物も無料。水、お茶、オレンジジュース、コーヒーとそろっていて必要十分です。
飲み物は部屋に持ち帰れるように紙コップも用意されているので、ありがたいです。
豊富なアメニティ
この施設では、アメニティも十分に揃っているので本当に手ぶらで泊まっても全然困りません。
部屋には、歯ブラシ、髭剃り、くし、綿棒、ドライヤーなど普通に揃っています。
結構ありがたかったのは、備え付けの無料のお水。
急いできたので、チェックイン前に飲み物を買っておこうと思ったのですが、忘れてしまって、「あーしまった!」と思ってふと洗面台を見ると、「ご自由にお飲みください。Free」の文字。
ありがとうー!と思いました。
ベッド横には、当たり前のように枕元に携帯の充電ケーブルが用意されています。
携帯を充電するなら、ケーブルを携帯にさしてそのまま枕元のUSBソケットに差し込めば充電できます。
この用意は本当に嬉しいです。
室内に当たり前のように館内着としてスエットズボンと上着、スリッパが用意されていて、館内でリラックスして過ごせること間違いなしです。
パジャマとして利用することもできるので、荷物がかさばらないので助かります。
個人的に、浴衣は情緒があっていいのですが寝るときにははだけてしまって、朝起きたらほぼ服を着ていない状態になってしまうのであまり好きではありません。パジャマ派にはこれです。
また、各階に用意があるのかわかりませんが、ズボン用のアイロンも廊下に用意がありました。
これは、出張中スーツにシワができてしまったりするので、身だしなみを整えることができるとありがたいです。
ベッドも寝心地よし
ドーミーインの寝具は欧米のホテルにあるようなかけ布団とベッドの間のシーツの間に入り込んで寝てくださいみたいな感じではなく、ベッドとかけ布団が分かれているものになっているので、普段自分が部屋で寝ているような感じで寝ることができます。
ベッドもちょうどいいふかふかさだし、枕の高さや反発もちょうどいい感じでぐっすり寝ることができました。
ちょっと腰を下ろせるソファもあります。
下からコーヒーを調達してきて、このソファーに座ってコーヒーを飲みながら漫画三昧もできますw。
ベッドから横になって見れるテレビの備え付けもばっちり。テレビ横の作り付けのスペースは物置き兼・作業机になっていて、見にくいかもしれませんが下の方にスツールが設置されているのでちょっとしたデスクワークはここでできます。
眠りにつく前に気になっていた、廊下からの音や隣の部屋からの音漏れの心配ですが、多少の廊下の物音や人の話し声は聞こえてはきますが、寝るスペースと入り口の間に扉があって仕切られているので少し音を抑える効果がある気がしました。
この扉一枚ですが、意外とホテルにはないスタイルです。寝室と洗面所を空間として分けて使えるので、安心感もあり、プライベート感を満喫できます。
また、隣の部屋の音ですが隣の方が静かに過ごしてくれていたおかげもあるかもしれませんがほとんど聞こえませんでした。
携帯のブゥーという低い振動音がした?くらいだったので、騒音に悩まされる心配はありませんでした。
朝ごはんも品数豊富
さて、最後は朝ごはん。
朝の10時まで食べることができますが、サラダや小鉢、温かいおかずやビーフシチューなど温泉旅館の朝食のように量はありませんがいろいろ用意されています。
洋食メニューもパンケーキとオムレツを作ってくれるサービスもあり十分楽しめると思います。
わたしは、サラダに、ほうれん草とキノコのおひたし、温泉卵、とろろおろし、白ごはん、お味噌汁、牛すじの煮物、しお鮭の塩焼きとお漬け物を頂きましたが、お腹いっぱいになりました。
デザートも豊富でヨーグルトやりんごゼリー、ケーキなんかもありました。
コーヒーの無料サービスもあるのでコーヒーとケーキなんかもいいですね。
定宿候補まちがいなしの宿
そんなこんなであっという間にドーミーインの滞在が終わってしまいました。
かゆいところに手が届くサービスがあちこちに見られて、本当に満足のいく滞在でした。
欲しいものがそこに用意されているというのは、いちいちフロントに必要なものを連絡するストレスもなく、落ち着いて過ごすことができます。
そういうホテルってありそうでなかなかない。
あっても価格がお高め、とちょうどいいホテルに出会えませんでしたが、今回は定宿候補が現れたと思っています。
次回も旅するときは、まずドーミーインが近くにあるか探してしまうと思います。
今回の宿泊は、じゃらんを利用しました。ドーミーイン北浜が気になった方は、空室状況の確認をしてぜひ利用してみてほしいです。
札幌のドーミーインに宿泊した時のレビューはこちらに載せています。
関連記事:前から泊まりたかったドーミーインPREMIUM札幌に宿泊しました!
今回泊まったお宿の情報はこちら。
天然温泉 水都の湯 ドーミーインPREMIUM大阪北浜
住所:〒541-0043大阪府大阪市中央区高麗橋1-6-7
TEL: 06-6201-5489
EMail: inn-osakakitahama@dormy-hotels.com
一言コメント:電車で行く場合は、地下鉄御堂筋線「北浜」駅4番出口が一番近いです。駅からは徒歩1分!
後述
気になって後で調べたのですが、ドーミーインのコンセプトとして、「住むホテル」、「我が家に近いビジネスホテル」だそうです。
これを読んで、ホテルの部屋に入ったときのホッとした気持ちを思い出しました。ホテルというより、なんだか自分の部屋に帰ってきたような安心感があったのは、こういうコンセプトがあったからなんだ!ということがわかりました。
そのほかにも、前日の22時までに連絡すると朝食のみの利用もでき、施設によっては温泉のみの日帰り利用も可能だそうですよ。
ドーミーインは札幌に滞在した時にも利用しました。
その時の宿泊レビューはこちらに載せています。