世界で「最も美しい都市」と呼ばれるフィレンツェ
ベネチアから高速鉄道で2時間ほどでイタリアの次の訪問地のフィレンツェに到着しました。
ここフィレンツェは花のように美しい古都とされていて、都市の名前も古代の「フロレンティア(花の女神)」に由来していると言います。
お昼過ぎにベネチアを出発して、15時くらいにフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着しました。
フィレンツェでは、プラザホテル ルチェッシというアルノ川の川沿いの4つ星ホテルに宿泊しました。
宿泊レビューは別記事で書いています。
関連記事:ホテル宿泊レビュー:フィレンツェではプラザホテル ルチェッシ(Plaza Hotel Lucchesi)に宿泊しました
ホテルの立地が最高に良くて、窓の正面にミケランジェロ広場に立つ塔が見えたので、一刻も早く行ってみたいと思って、チェックイン後休憩もそこそこにミケランジェロ広場へ出かけました。
ホテルからミケランジェロ広場へは駅に近い方の橋のグラツィエ橋またはサン・ニッコロ橋を渡っていくことができます。
ホテルとミケランジェロ広場との位置関係はこんな感じ。
ちょうどホテルの対岸にミケランジェロ広場があります。
私は、ぐるっと回って散策したかったので、サン・ニッコロ橋を通ってミケランジェロ広場に向かいました。
ミケランジェロ広場の下には石垣の高い塀があって、中世の街並みを想像させます。
ミケランジェロ広場に到達するまでに意外と勾配が激しい場所で階段を登ります。
遠くから見ている限りでは、観光客の人たちが広場にたくさんいるのが見えたので、結構サクサク広場に到達できるのかと思っていましたが、意外とこんな坂道を20分ほど登ったような気がします。
ホテルからは大体30分くらいかかったでしょうか。
結構疲れました。
でも、上の方まで上がりきって開けた広場に出てくると、高台から見下ろすフィレンツェの街が一望できて、最高な眺めでした。
真ん中には大聖堂のクーポラ(丸い屋根のような部分)も見えます。
ここで、夕日が沈んでいくのを眺めるのも素敵でしょうね。
夜景も綺麗そうでした。
(後で調べたら、夏は夜景を楽しむカップルや観光客などで賑わうようです)
この風景をみていると本当に何となくですが、このフィレンツェの街の大きすぎず小さすぎず、川もあり、遠くには山もあり、中心には街のシンボルとなる大聖堂があって、美しい街と言われる理由が分かるような気がしました。
ダヴィデ像も広場の真ん中に鎮座していて、造形美を見せつけていました。
広場までは車でも来れるようで、観光客の方がたくさんいました。
観光客相手のお土産屋さんや絵を売っている人がいました。
広場からの帰り際に、下の方の踊り場でシャボン玉を大量に作っているおじさんがいました。
写真を撮ってもいいけど、チップ頂戴ねって言っていたので少しだけ募金?しました。
単純だけど、インスタ映えするいいお小遣い稼ぎだなと思いました。
結構、皆さん写真を撮って募金活動をしていました。
中世の石造りの橋 ヴェッキオ橋へ
シャボン玉おじさんを過ぎて、ミケランジェロ広場から下に下りきると、建物と建物の間に出てきます。
おそらく建物自体は古いものなのだと思いますが、きれいに整備されていて何でもない街並みも何だか絵になります。
ミケランジェロ広場を後にして、ホテルとは対岸側の道をヴェッキオ橋に向かって歩いていきました。
ヴェッキオ橋の上はたくさんお店が入っているようで、結構混雑していました。
観光スポットでもあるので、結構観光客が集まってきているせいもあるでしょうね。
再びホテル側の川岸に来る頃には、日が暮れかけていました。
写真はこの辺りから撮っているのですが、右を見ればヴェッキオ橋、左を見ればグラツィエ橋とどこを撮っても絵になりますね。
この日が沈みかけている時間帯も最高にいいです。
こんな空の色、日本で見れます??
何が違うんだろうか。。
夕日をバックにしたヴェッキオ橋も美しいです。
1秒1秒空の色が変化していく様子を見ているだけでも飽きないです。
すっかり日が暮れてしまったので、川沿いの道から奥に入って、ヴェッキオ宮殿の方へ歩きます。
夜になると、街並みがライトアップされて、軒先のお店もテラス席を用意したりしてかなり賑わってきます。
お腹が減ってきたので、大聖堂近くのこんな感じに道に照らす席を出しているワインバーのお店に入って夕食を食べました。
たまたま見つけて入ったお店でしたが、従業員の方がメニューの説明を丁寧にしてくれたり、プレートの盛り合わせを二人分でちょうどよくなるようにしてくれたり本当にありがたかったです。
隣の人との席も近かったので、隣でワインを飲んでいた女性が私たちが困っていると助けてくれたりして、アットホームな感じでした。
注文した食事の写真を完全に撮り忘れてしまったので、RJWhiteさんの投稿した写真をご紹介します。
Note Di Vino – Enoteca Wine Bar
住所:Borgo dei Greci, 4, 50122 Firenze FI, イタリア
電話:+39 334 856 8706
一言コメント:大聖堂近くですが、1つ路地に入っているので食事をしながら大聖堂は見れません。そのせいか観光客はいなかったように思います。でも、お店の人がすごく親切で、食べ物もハムやチーズなどどれも美味しくて最高でした。ワイン好きならもっと楽しめそうでした。ドリンクとハムとチーズなどのプレートとあと1品くらいで30ユーロくらいだったので、価格も良心的でした。
帰り際に夜のサンタクローチェ聖堂を写真におさめました。
昼間はまだ見ていませんが、夜の聖堂の周りはレストランはいくつか空いていましたが、歩いている人がちらほらいるくらいで、静かでした。
幻想的でよかったです。