プラハの街で地下鉄に乗ってみる
おはようございます。
朝は朝食を食べて、ゆっくりと過ごしました。
明日の移動が陸路なので下見を兼ねて、プラハ駅に向かうためにチェコの地下鉄を体験してみます。
ホテルの最寄駅Malostranskáから出発します。
かなり地下まで下るんですね。どんどん地下に向かいます。
ホームまで降りてきましたが、このMalostranská駅の壁の細工が面白いんです。
トリックアートなどでよく見かける手法に似ていて、実際はへこんでいるのですが、見る角度と光があたる角度によって出っ張っているように見えるんです。
ライト付近の丸なんて、こちら側に張り出しているように見えませんか?
ホテルの最寄駅Malostranskáからプラハ駅(Praha HL.N)までは約10分ほどで到着しました。
中央駅のようでしたので、かなり大きな駅です。
写真を撮り忘れましたが、駅前はちょっとした公園のようになっています。
腰を掛ける場所もあるので、日向ぼっこするのにちょうどいいですね。
明日の下見は万全です。駅ナカのレストランでランチを食べました。
ビール博物館と独立系ビール専門店へ
駅からは歩いて街の中心地へ戻ります。20分~30分くらいで歩いていけます。
お目当てはビール博物館。
日本にいる間にプラハのことを調べていたら、ビール博物館というものがあることを知りました。
ビール好きの私としては、行かないわけには行きません。
博物館というだけあって、かなり大きな施設を期待して行ったのですが、博物館と呼ばれるエリアが意外に狭くて。。
中はこんな感じなのですが、想像していた感じと違っていたのに多少のショックを受けて、写真忘れましたw。
ビール博物館のホームページから引用した館内のイメージはこんな感じです。
ビール博物館を予定より早く後にしてしまって、途方に暮れていた私たち。
とぼとぼ歩いていると、何となくよさげな門構えのお店が!
ビールテイスティングって書いてあります。
おー、こういうのですよ!探してたやつ。
白い外壁に朱色の屋根。
綺麗に整備された石畳の中庭が広がる中に、白を基調としたモダンな店内です。
色んな種類のビールがテイスティングできるようで、テイスティングをお願いすると木枠の箱に入ったビールグラスが並んで運ばれてきます。
こんな素敵な場所があることを最初に知っていれば、、とは思うのですが、ランチを食べたときにビールをたらふく飲んでしまったので、今回はテイスティングは諦めて、お気に入りのペールエールを一杯頂きました。
店内は入ってすぐのところにバーカウンターがあって、奥の方にはテーブルと椅子が置かれたスペースがあります。
古いレコードプレーヤーやピアノ、トラの置物などが置いてありました。
今回のビール専門店は、外の太陽の光と室内の間接照明をうまく使って室内を自然な明るさに保ってあったので、店内では落ち着いてビールを堪能することができました。
まだ、開店したばかりだったので店内の客は私たちだけでしたが、30分ほどすると男女の二人連れのお客さんがやってきてビールを楽しんでいました。
私たちの帰り際に店員さんが、このお店の地下には中世の城?の一部が残っているから見ていきな!と言われたので、地下へ降りる階段を下りてみました。
地下は石畳の通路と石造りの柱が並んでいて、中世の展示をしている博物館のようでした。
部屋はいくつかあって、一部は現代アーティストたちの作品が展示されたりしていました。
ここは私が入手したガイドブックにはまだ載っていませんでした。
結構穴場な場所かもしれません。
U Kunštátů – Craft Beer In Old Prague
住所:Řetězová 222 3, 110 00 Staré Město, Czech
電話番号:+420 601 353 776
ホームページ:http://ukunstatu.cz/
一言コメント:ビールテイスティングは18時からやっているようです。11種類の2.5パイントを試せるようです。
昼間のカレル橋を渡る
さて、一昨日は夕方から夜にかけてのカレル橋を渡りましたが、今日は昼間のカレル橋を渡ります。
朝から晴天で、青い空に茶色の屋根をバックにしたカレル橋が美しいです。
奥の方にプラハ城も見えます。
学生らしき人達が、カレル橋の上で路上演奏をしていました。
音色は忘れましたが、、なかなかの腕前だったはず。
こんな場所で演奏したら気持ちいいでしょうね。
夜のカレル橋とは全く異なる印象です。
カレル橋をプラハ城側まで渡って、橋の右手エリアをぶらぶらしました。
橋の右手側のエリアは道には石畳が綺麗に施されていて、建物も景観を統一したヨーロッパの家々が立ち並びます。
プラハの街はどことなく怪しげな雰囲気があると同時に厳粛な凛とした美しい雰囲気があると感じていましたが、その一つの理由は古いものが大切に管理されていて、街に馴染んでいてとにかく街がきれいに保たれているというのが一つの理由かもしれません。
フランスやスペインと比べても、本当に街の道の景色が美しいんです。
このあたりのエリアは特にそんなプラハの美しさを強調しています。
道なりに歩いていると、ところどころに美味しそうなレストランもありました。
そんな道の1つを川を目指して歩いていると、川辺に出れるところに出ました。
カレル橋をバックに悠遊泳ぐ白鳥。
贅沢な遊泳です。
こちら側にはフランツ・カフカ博物館もあります。
博物館前の広場には二人の裸体の男性が向き合って噴水の水が出ている、現代的なアーティステックな噴水がありますが写真を撮るのに躊躇してしまいました。
詳しくは実際に見に行ってみて下さい!
ブルタバ川の遊覧船に乗る
フランツカフカ博物館をカレル橋に戻る途中で、遊覧船の乗り場があります。
船着き場の前で、遊覧船の関係者らしき人達が何人かで客引きをしているので、そこで人数を伝えれば船着き場から小型の船に乗せてくれます。(ここでお金を払ったかも知れませんが、覚えていません)
小型の船に10人ほど乗ると船は出発して、対岸のもっと大きな遊覧船に乗りかえるシステムになっているようでした。
船に乗り込む前にカレル橋のたもとのカフェを探しに行きます。
ここの外には「Monster」というプラハを舞台にした漫画があるのですが、怪物が生まれたところという設定で目印の3匹のカエルの家がこの漫画に描かれています。
実際には3匹の鶴が描かれていましたが、漫画の舞台になったかもしれない場所を見れてちょっとテンション上がりました。
再び、船着き場に戻って対岸に行くための小舟に乗せてもらいます。
対岸の船着き場に着くと、橋のたもとに遊覧船に乗る乗船場があります。
乗船までに少し時間があったので、併設されているカレル橋の歴史展示室のような中を見学します。
カレル橋が作られた時の様子が模型で再現されていました。
さて、時間になったので船着場へと向かいます。
ヨーロッパ内からの観光客が多いのか、どこの国から来たかと聞かれてスペイン語圏の船、イタリア語圏の船、それ以外の英語圏のグループにざっくりと分けられました。
ガイドさんが話せる言語が3か国語までなのかもしれないですけど。
私たちが遊覧船に乗り込んだのはすでに夕方近くになっていました。
遊覧船からは水面が近くて、夕日が建物に当たって反射した淡いオレンジの光が水面にかすかに跳ね返る様子がとても美しいと思いました。
先日はカレル橋から少し離れた場所からカレル橋と川全体を眺めましたが、今日は川面からカレル橋や街全体を見渡します。
遊覧船に乗るのには完璧な時間帯だったのでは、と我ながら思いました。
遊覧船は天文時計側に着きました。
滞在中何回目かのカレル橋橋を途中まで渡って、帰りはカレル橋横の公園とジョン・レノンの壁と呼ばれる壁に描かれた色鮮やかな色彩のアートを鑑賞しながら帰りました。
帰り際に、カレル橋たもとのカフェでホットサンドイッチを食べてホテルに戻りました。
明日でプラハを後にすると思うとちょっと寂しい気持ちになります。
ホテルでは、ナイトスイーツを頂きました。
ご馳走様ー。
ホテルの宿泊レビューはこちらに掲載しています。
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そして、まだまだヨーロッパの旅は続きます。