WRC観戦の朝は早い
おはようございます。
昨日はWRCの走行コースの下見を行いまして、本日はいよいよ三河湖SSの観戦です。
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観戦エリアは入場規制がかかっているので、送迎バスで現地へ向かうことになります。
送迎は6:30から始まるので朝は早起きして、送迎バスの集合場所へ向かいます。
集合場所に到着した頃はまだ日も昇っていない時間でしたが、会場はすでにバス待ちの行列が出来ていました。
やや出遅れた感はありますが、順調に送迎バスが進んでくれたおかげで10番目の送迎バスに乗ることが出来ました。
三河湖SSの観戦会場に到着
30~40分ほどバスに乗車すると先日下見しておいた三河湖SSに到着しました。
熊野神社にものぼりがたてられています。
観戦エリアは結構な争奪戦になるのかと思いきや、意外と各自の場所を確保することが出来ました。
目的にもよりますが、撮影のベスポジは売店前の通路の先端部分かな。
かなりの人口密度でした。
地元の高校生ボランティアのWRC公式インスタ追加依頼を承諾して、インスタを追加して公式ステッカーをもらいました。
レースが始まる前に持参したおにぎりと温かい飲み物で観戦準備をしておきます。
キャンプ用の椅子を持参している人が多かったですが、かなり寒いので地面に座るよりも暖が取れるのでキャンプ椅子を持参して行って良かったです。
いよいよレース開始!
三河湖SSは午前中1回と午後1回の計2回のレースが開催されます。
昨日走ったのでよく分かりますが、本当に普通の道を走ります。
なので、田んぼ道を走ったり道路の舗装が剥げているような道をめちゃくちゃなスピードでラリーカーが疾走していきます。
峠を越えてラリーカーが近づくと、のどかな田んぼ道にエンジンの爆音が轟き渡るので、ラリーカーが近づいて来ているのがすぐに分かります。
写真だと分かりづらいですが、ラリーカーが農道を超スピードで駆け抜けていきます。
メーカーによってエンジン音が全然違う。
脇道に突っ込んで停車してしまう車もありました。
午後は少し場所を移しての観戦。
道を90度曲がって、農道に入ってくるエリアで観戦しました。
ここも結構いい観戦場所だと思いました。
軽自動車のコペンもラリーに参戦していましたよ。
レースの後半にはなんと雪が降りだすというびっくり仰天の天候でした。
ダウンパンツとダウンコート、ホッカイロに毛糸の帽子と手袋という完全装備で臨んだのですが、雪が降って来た時はさすがに寒かったです。
WRCを始めて観戦した感想
普段、一般車が走っている公道をラリーカーが時速何百キロというスピードで走り抜けていく様は非日常の極み。
圧巻でした。
あの1台1台が近づいてくるエンジンの爆音と走り抜けていく時の疾走感は現地に行かないと感じることが出来ない感覚で、初めての観戦でしたがとても楽しめました。
WRCを日本で開催させるというTOYOTAの手腕にも驚かされましたし、TOYOTAの思いに協力しようという地元の頑張りも垣間見ることが出来ました。
今回の寒さ対策も完璧でした。
万全に近い形を取ることが出来たと思いますが、準備しすぎるということはないと思います。
今回の準備はダウンコートにダウンパンツ、強力ホッカイロ、手袋、毛糸の帽子、キャンプ椅子、食料と温かい飲み物。
マフラーかフェイスガードがあっても良かったです。
会場に関しては、とても良く準備されていたおかげで混乱もなく、気持ち良く過ごすことが出来ました。
午前中観戦してからリエゾンに向かう親子や、結構早めに撤収する観戦者もいて、人それぞれでした。
食べ物を持参してこなかった観客向けにお弁当やビール、おやつの販売をする売店などもあったので朝食やランチの調達も容易だったと思います。
(私は持参したので利用しませんでした)
あと、ありがたかったのはやはりトイレが数多く用意されていた点です。
時間が経つにつれ使用感は出ていましたが、待ち時間なく利用することが出来ました。
あー、でも1つだけ気になったのは関係会社の社員と思われるおじさんが三脚禁止エリアで三脚でビデオを回していたり、レース関係者と思われる〇〇Racing Teamとロゴの入ったジャンパーを着たおじさんおばさん集団がレース前は大声で話していたり、始まってからは踏み台に登って巨大な望遠レンズを構えて撮影に夢中になっていたので、全然落ち着いてレースカーが見られないという残念な有様でした。
午前中のレースで大きなカメラを構えた大学生のグループがいましたが、彼らの方が節度を守って撮影しながらきちんと観戦していたので好感が持てました。
観戦マナーは向上するといいな、と思いました。
来年、もしまた日本で開催されることがあれば、また観戦に来たいと思いました。