氷見番屋街で新鮮な魚介類を調達
以前も訪れたことのある氷見。
前回の訪問では天候がいまいちだったので、温かくなってきた季節に再訪しました。
こちらは氷見の新鮮や魚介類やお寿司などを楽しめる「氷見番屋街」。
氷見駅からは徒歩では少し遠いので、前日に宿泊した宿の送迎で氷見番屋街で下車させてもらいました。
ここには足湯施設や温泉、回転寿司や土産物を多数扱っている水産業者さんがいくつも出店しているので、何時間でも楽しめます。
私はここで魚介類を買い込んで自宅に発送しました。
私のおすすめのお店は、館内奥にある「氷見水産」さん。
お店の女将さんが親切な人で、魚はお願いすれば3枚に下ろして刺身で食べられる状態でパックして送ってくれますし、下ろした頭や骨もお味噌汁用に一緒に送ってくれます。
前回も立ち寄ったので、今回リピートです。
前回美味しかったウマヅラハギや、今が旬の甘エビやホタルイカも送ってもらいます。
私は徒歩での観光でしたが、氷見番屋街の駐車場も広いので車でも来やすそう。
氷見の街なみを見ていると家の形が特徴的なことが分かります。
間口が狭く奥に伸びていくような造りをしています。
おそらく昔の長屋の名残か何かでしょう。
昔は間口の広さによって税金が決められていたので、敢えて間口を狭くした家を建てた、と聞いたことがあります。
こちらが足湯スペース。
目の前に広場と海が広がっているので、足湯に浸かりながらのんびり海を眺めることができます。
今回も氷見番屋街に立ち寄ったのは、魚介類を購入するためだけでなくて、ここでも自転車をレンタルすることができるということだったので、借りたかったのですが残念ながら電動自転車がなく、結局氷見駅に向かうことに。
事前の下調べが足りませんでした。
市内の循環バスで氷見駅に向かいます。
氷見駅で電動自転車をレンタル
氷見駅に到着。
前回も訪れた氷見駅の観光案内所で電動自転車をレンタルします。
手続きはいたって簡単。
身分証明書と書類を書いて、電動自転車は500円を払って、最大で9:00~17:00までレンタルすることが出来ます。
氷見市内を散策した後は雨晴駅まで行こうと思っていたので、返却場所は雨晴駅を選択します。
係の方が返却時の電話番号が書かれた案内書をくれるので、大事に保管しておきましょう。
氷見市内を電動自転車で散策
さて、前回も巡った藤子不二雄ロードを目指します。
街のいたるところに怪物くんのキャラクターやプロゴルファー猿、ハットリくんなどがいます。
氷見駅を背にして、少し氷見番屋街方向に戻ると交差点にプロゴルファー猿が。
壁画に猿が打ち込んだゴルフボールとグリーンが描かれていて、近くで見るとかなり迫力がありました。
途中のバス停で喪黒福造にどーーん!とされ、
なかのはしまで戻ってきます。
この時期はちょうど桜が満開で橋の両側に咲き誇る桜がきれいでした。
ここでのお目当ては忍者ハットリくんのからくり時計。
毎時00分に約5分ほどの忍者ハットリくんのからくり時計のショーが観られます。
(土日は30分毎とのこと)
冬季は休止している時期もあるということなので、桜を背景にハットリくんショーが観られたのは貴重な経験かもしれません。
関連リンク:きときとひみどっとこむのサイト
お昼はからくり時計近くのラーメン屋さんへ
まだまだサイクリングは続くのでお昼はサクッとラーメン。
からくり時計近くにラーメン屋さんが2軒あります。
お時間のある方は、俳優の佐藤健さんが訪れて有名になったという「貪瞋癡(とんじんち)」をお試しあれ。
開店直後ですでにすごい行列。
私は向かいの「氷見ラーメン」へ。
美味しそうなラーメンを頂きます。
海沿いをサイクリング
お腹もいっぱいになったので、今度は海沿いを電動自転車で走っていきます。
前回は曇天でしたが、今回はいいお天気!
ただ、風はまだまだ冷たいので手袋があってもよかった。
雨晴へ向かう途中で道が二手に分かれます。
直進せずに、左手の道を進むと海のすぐ横を走ることができます。
近くにキャンプ場もあったのですが、まだシーズン前なのか人もまばらで、人目を気にすることなく海のすぐ横を気持ちよくサイクリングすることができました。
気分は最高!
雨晴駅と道の駅雨晴
電動自転車は雨晴駅に到着しました。
40~50分ほど電動自転車に乗っていた気がしますが、体感的にはあっという間に雨晴駅に到着。
海が目の前にあるのどかな駅です。
自転車はここで返却するのですが、このまま道の駅まで行ってみます。
道の駅雨晴の目の前に広がる美しい海岸線
道の駅雨晴は自転車だと雨晴駅から1分ほどの距離にあります。
道の駅の目の前の通りの脇にはすぐ線路があります。
これを超えて、階段を下るとそこはもう海岸線。
岩場もあって、目にも美しい風景が広がっています。
道の駅の目の前がこんなにきれいな海だなんて、素敵だぁ。
こちらは海側から撮った道の駅。
白い外壁が清々しい感じがします。
ちょうど電車が通過していきました。
道の駅では軽食を楽しんだり、ドリンクを買ったりお土産を売っているエリアがあります。
道の駅の屋上は展望台になっているので、展望台からの風景も楽しめて気持ちがいい。
展望台からの風景も絵になります。
雨晴駅から電車に乗る
道の駅雨晴を散策した後は、電動自転車で雨晴駅に戻ります。
雨晴駅の中で、駅長さん兼自転車受取係のおじさんがいるので、自転車の鍵を返却します。
500円でこれだけ氷見を満喫できたのは電動自転車ならでは。
今回は季節が違ったので、同じ道でも違う雰囲気を楽しめました。
午後1~2時くらいの雨晴は公共交通機関が限られているので、先を急ぐ方は電車やバスの時刻表を確認しておきましょう。
電車は、2時間に1本くらいです。
私はせっかく天気がいいので電車に乗って富山に向かうことにしました。
四国にも海に近い駅があって、下灘駅というのですが、下灘駅は少し高台にあってそこからの風景も素晴らしかったですが、雨晴駅は海とほぼ同じ高さに駅があったので、また違った素晴らしさがありました。
今回はタイミングが合わず、観光列車のべるもんたに再度乗車することはできませんでしたが、ローカル線に揺られながら海を眺めて乗車する旅も格別でした。
富山駅から少し離れていますが、ゆったりしていて魚も美味しい氷見はおすすめです!
四国の下灘駅に行ったときの旅行記はこちらで書いています。
興味があればぜひご覧ください。