夏を通り越して冬に差し掛かろうかというこの時期。
そろそろ北陸はぶりの季節だなー、と考えていたら急に富山の美味い飯が食べたくなって、いざ富山へ。
移動の路線を確認していたらたまたま富山県の観光列車の「べるもんた」が運行している時間に当たることに気が付きました。
ダメもとで当日の乗車券を調べたら当日にもかかわらず、氷見行き「べるもんた3号」の席が取れてしまいました!
めちゃくちゃテンション上がりながら富山へ向かいました。
北陸は半年ぶりくらい。
べるもんたの正式名称は、ベル・モンターニュ・エ・メール。
高岡を起点に山側・海側の双方に路線が伸びる城端線・氷見線です。
車窓から見える北陸の山と海をフランス語で表現したのがコンセプトだとか。
氷見行きのべるもんたは新高岡駅から乗るとスイッチバックを体験することが出来るらしいのですが、今回は時間の都合で残念ながら高岡駅から乗車。
高岡駅を14:25に出発します。
べるもんたの1つの売りは車内で寿司職人の握った北陸の寿司を頂くことができます。
今回私は当日の乗車券の購入だったので、残念ながらお寿司は予約することができなかったのですが、それは次回のお楽しみにします。
始発の新高岡駅から乗車していた方々は、私が乗車した高岡駅ではすでにお寿司を堪能していて、車内はお寿司のいい匂いが漂っていました。
当日の車内では、軽食であれば注文することができます。
お土産コーナーもありますね。
私は、車内で一口寿司とビールを買いました。
支払いにPaypayが使えて便利でした。
北陸の車窓を眺めながらお気に入りのペールエールで一杯やります。
車内は深い緑を基調としたレトロな雰囲気な造り。
車内の所々に木工加工された装飾品が並びます。
こちらは木製の吊り革。
他にも職人の技が詰め込まれた素晴らしい彫刻細工の展示もあります。
グループ用のボックスシートと、窓に面したカウンター席があります。
1人旅にはカウンター席があるのはありがたいです。
高岡駅からしばらく走って、ビール缶が空になる頃、眼前に美しい日本海の海が広がってきます。
この辺りで電車は速度を落として、少しの間停車します。
この日は秋晴れの一日で空の淡い青と海の藍がとても美しいコントラストでした。
途中駅の雨晴駅(あまはらし)では停車はありますが、下車することはできません。
ホームの向こうに海が見えて映画の1シーンのような風景が広がっていたので、写真撮影タイムとなりました。
地元の方も沿線から手を振ってくれて、観光列車の醍醐味だなと感じました。
高岡駅から氷見駅まで1時間30分ほどの乗車はあっという間に過ぎていきました。
14:59に氷見駅に到着しました。
べるもんたは土日のみの運行ですが、次回は新高岡駅から乗り込んでスイッチバックを経験し、そして事前予約した富山湾寿司を寿司職人の方に握ってもらって、日本海を眺めながら楽しみたいです。
氷見では、和風温泉元湯の叶さんに宿泊しました。
美味しい料理に大満足の宿泊レビューはこちらです。