日本のホテル

氷見の宿 高台にある「魚巡りの宿 永芳閣」に宿泊

投稿日:2022-04-05 更新日:

1人旅でもお得プランのある魚巡りの宿 永芳閣

前回の旅では民宿風の「和風温泉 元湯叶」さんに宿泊したので今回は大型温泉ホテルに泊まろうと決めていました。

関連記事:北陸の民宿「和風温泉元湯 叶」でリーズナブルな価格で海の幸をいただきます

水上温泉、鬼怒川温泉とディナービュッフェを体験してきた私としては、今回の宿の夕食ダイニングも気になるところです。

氷見は海に面しているだけあって、宿泊施設は海沿いに集中しています。

特に氷見駅の北側の海沿いは宿泊施設が点在している印象です。

思い切って氷見駅から離れた高級旅館でしっぽりゆっくりするのもいいのですが、今回は到着が夕方になることが分かっていたので、なるべく氷見駅と次の日に行く予定の氷見番屋街に近いエリアで探すことにしました。

氷見駅と氷見番屋街が赤枠の場所にあるので、やはり今回もオレンジ枠の辺りが狙い目かな。

氷見駅周辺の地図

Google Mapより出典

今回は、

  • 大型ホテル
  • 夕食の評価高いところ
  • 氷見駅からあまり遠くないところ
  • 予算は一人一泊18,000円以下

で探した結果、永芳閣さんに宿泊することに決定。

私が予約したプランは「【BBHグループ140店舗記念】週末もお得な最安値 記念プラン!1泊2食付≪1日3組限定の優待価格≫」。

現地での現金払いのみで、17,800円です。

1人なのでやや割高な印象ですが、2人1部屋で宿泊しても一人当たりの最安値は16,800円~で大体の平均は20,000円~なので、かなりお得かもしれません。

氷見駅からの送迎をしてくれる

こちらの永芳閣さんは予約をする際に送迎を頼みたいことを伝えておけば、氷見駅への送迎を行ってくれます。

私は電車での移動だったので、送迎がある点もここに決めた理由の1つです。

氷見駅へは予定より1本早い電車で到着して、ホテルへの連絡を忘れてしまっていました。

バスでも最短でも20分はかかるので、氷見駅から連絡をした際にすぐに迎えを手配してくれて助かりました。

チェックインを済ませてロビーでウェルカムドリンクを頂きます。

高台にあるので、海を望む風景が気持ちいいです。

永芳閣のウェルカムドリンク

ロビーも広々。

永芳閣のロビー

このホテルはBBHグループの1つだそうで、名誉支配人の高橋英樹さんとチーフプロデューサーの高橋真麻さんのポスターが館内に飾られていました。

オーシャンビューの広々したお部屋

一息ついて、部屋に移動しました。

全ての部屋がオーシャンビューというのが特色の旅館らしく、窓から富山湾が綺麗に見えました。

今回の旅はチェックインが遅めだったので、翌朝の風景がこちら。

目の前が開けていていい眺め。

永芳閣からの風景

以前宿泊した宿も眼下に見えました。

お部屋も8畳の畳の部屋とほぼ同じサイズのベットルームとテーブルセットがあって、エアコンも2つついていました。

チェックインが18時だったせいもあってか、夕食の時間は選べず強制的に19:00スタート。

夕食前に温泉に入ります。

富山湾を望む露天風呂へ

ロビーと同じ階に下りて、温泉を楽しみます。

私が行った頃は何組かの先客がいましたが、皆さん夕食の時間らしくすぐにお風呂は私の貸切状態になりました。

建物の規模の割にはやや屋内の浴槽も外の露天風呂も小さい印象がありました。でも、熱すぎない温泉の温度は私好みのちょうどいいお湯でした。

食事会場でミニ会席の夕食

お風呂をほぼ貸切状態で堪能した後は、別館側の食事会場でお待ちかねの夕食です。

受付で部屋番号を伝えて、テーブルに案内してもらいます。

食事会場は大宴会場としても使えそうな天井の高い広々とした空間です。

永芳閣の食事会場

付け出しと前菜、お造りがすぐに運ばれてきます。

こちらは富山の名産らしい鱒と玉ねぎのサラダ。

ドレッシングを和えなかった私のせいなのですが、最後の方が玉ねぎだけになってしまい、玉ねぎが辛すぎて最後まで食べられませんでした。残念。

マスと玉ねぎのサラダ

マスと玉ねぎのサラダ

こちらはアジのなめろう(だった気がする)。

下はリンゴのすりおろしのような甘みのある食感で混ぜて食べてくださいと言われたのでその通りにまぜまぜして食べました。

永芳閣の夕食

美味しかったです。

そして、氷見といえばやっぱりお刺身!

ぶりはもちろん、旬の甘エビや白エビのお造りもあります。

甘エビがとろっとろで美味しかったー!

氷見の永芳閣のお造り

さすが氷見。

次のお料理が出てくる前にドリンクを取りにいきます。

こちらの永芳閣でのお楽しみの1つは、この日本酒バイキングかもしれません。

お酒の特徴が書かれたカードが添えられていたのでたくさん種類があるお酒の中から自分好みのお酒が選びやすいように工夫されていました。

永芳閣の利き酒コーナー

お試しで日本酒と白ワインを調達。

永芳閣の日本酒バイキング

給仕の方はたくさんいるように見えたのですが、私のテーブルにはなかなか回って来てもらえなかったので、次の料理を待ちきれず自分からお願いに行きました。

ここからは温かい料理が続きます。

富山といえば、白エビの天ぷら。

永芳閣の白エビの天ぷら

熱々というわけにはいきませんが、サクサクした食感と飲み物が合います。

そして、鰆のみそ焼き。

私が訪れた4月の旬の魚というわけではないですが、肉厚でお腹がいっぱいになります。

さわらのみそ焼き

箸休め的に冷スープの氷見うどんが出てきます。

潔い素うどん。

つるっとしたのど越しがいいです。

永芳閣の氷見うどん

鍋物にも火をつけてもらいます。

今日の鍋ものは何かなぁと思ってぐつぐつに煮えた鍋の蓋を開けます。

パッと見、よく分からなかったのですがお品書きを見ると真フグだそう。

不勉強で知らなかったのですが、フグは意外にも富山県のお隣が日本一で富山県んも3位なんですね。

しかも真フグは養殖がないので全てが天然もの。

永芳閣の夕食の真フグ

すでに下茹でしてあったのか、せっかくの真フグが鶏の胸肉のようなぱさぱさした食感になってしまいました。。

鍋の食べ頃を教えてほしかったなぁ。

このあと、ご飯とお味噌汁とお新香を食べてミニ会席のお料理は終わりです。

こちらはデザートの醤油のアイスクリームと最中。

隣の席でお給仕していた仲居さんの話が聞こえてきたので、ほぉほぉと聞いていたのですがホテルと独自に契約しているお醤油屋さんが作ったお醤油が入っているのだとか。

確かにほのかにお醤油の香りが鼻に抜けていきました。

夕食の開始時間が遅かったので、私が最後の食事客になってしまいました。

お腹いっぱいになって、食事会場を後にしました。

苦しい。。

宿からの春の眺めと朝食

おはようございます。

昨日の食事のもたれがまだ残った状態で起床。

部屋からの眺めは清々しい最高の眺めでした。

が、珍しく朝食に触手が動かない。。

普段、旅館に泊まる際は夕食の時間は早めなのですが、翌朝胃もたれしないように十分な消化時間を確保するという理由もあるのかもしれません。

朝食も和食の小皿がたくさん並んでいたのですが、ほとんど手を付けられずお粥と味噌汁、小皿を数点だけチョイス。

うぅ。

バスの送迎の時間もあるので、食べられそうな優しいメニューを頂きます。

永芳閣の朝食

もっと豪勢な朝食を食べたかった。

ただ、宿泊した季節は最高だったようで館内の渡り廊下から見える満開の桜が綺麗でした。

永芳閣からの桜の眺め

実際に永芳閣に宿泊してみた感想

じゃらんの予約サイトでは「ハイクラス」にランクされていたのですが、Google Mapでは三ツ星ホテルだったので一体どちらが本当のホテルランクだったのだろうと思いました。

もし、三ツ星ホテルなのであれば一人旅でオーシャンビューの広々した部屋にミニ会席の夕食と露天風呂付のお風呂があるこの宿は大変満足のいく宿でした。

ただ、ハイクラスのカテゴリで見てしまうといろいろ口を出したくなるところはありました。

例えば、チェックインの際に帰りの送迎を頼みたいけれど、今すぐ時間が決められないので明日の朝早くに時間をお伝えしてもいいかとフロントの方に聞いたところ、「車の手配があるので、今決めて頂かないといけません」と言われてしまって、着いたばかりでかなりのストレスを感じました。

夕食のお刺身は最高に美味しかったですが、あれだけの数の仲居さんがいる中で、食事の提供のタイミングを見極めてもらえなかったのは残念に思いました。

社員の方ではなくて、地元のパートの方が多いのかもしれません。

たった1回の宿泊で全てを判断してしまうのは良くないと思いますが、私はここ最近で宿泊した宿の中では、夕食の印象がぼんやりしたものになりました。

お部屋の雰囲気や温泉、景色を含めて氷見を楽しみたい時は「永芳閣」、料理と真っ向から向きあいたい時は「叶」と使いわけて楽しみたいと思います。

今回も国内企業を応援する意味で予約は「じゃらん」のサイトから行いました。

じゃらんで「永芳閣」の空室状況を確認する

 

 

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