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【関東~九州ドライブ旅6】枕崎で鰹に舌鼓し開聞岳を眺め黄金の鳥居の後は幻のちりりんロード!

投稿日:2024-03-03 更新日:

鹿児島南部を中心にドライブしていきます

おはようございます。

九州ドライブ旅です。

今日は鹿児島県の喜入から出発になります。

今日は鹿児島南部を中心にドライブです。

鹿児島南部ドライブ旅

Google Mapより

全体の行程としては、喜入を出発して鹿児島の左側の南端付近を反時計回りにぐるっと回って指宿を目指します。

昨晩はHOTEL AZ鹿児島喜入店にお世話になりました。

関連記事:【関東~九州ドライブ旅】宿泊レビュー:鹿児島県の喜入でホテルAZに宿泊

Google Mapより

まずは枕崎方面へ

朝食を食べてすぐに出発したので今日は時間があります。

まずは枕先方面を目指して下道でドライブします。

鹿児島の左側の半島を横に突っ切って走るような形になります。

この辺りは知覧茶で有名な知覧町の近くを走ったのか、途中の道で開聞岳を向こうに望んだ一面のお茶畑がありました。

知覧のお茶畑

少し曇っていますが、思いがけない光景に出会うのはドライブの醍醐味ですね。

約50分ほどで枕崎に到着です。

枕崎で海鮮を食べようと思っていたのですが、まだまだ時間的に早いのでその前に「火の神公園」という海が見える公園に行ってみたいと思います。

火の神公園から東シナ海を望むことができます。

関東に普段暮らしている身としては「東シナ海」という言葉を社会科の教科書でしかみることがありませんでした。

実際に東シナ海を目の前にする日が来るとは思いませんでした。

まだ朝早かったので、私たちの他に公園には公園整備の地元の方と前日から岬のすぐ横でキャンプをしているキャンパーくらいしか人影がなく、のんびりと海の音を聞くことができました。

この辺りはどの方向からも開聞岳を見ることが出来ますね。

今度は海の向こうの開聞岳を見ることができました。

海から見る開聞岳

私たちが訪れた火の神公園はかなりひっそりとしていましたが、火の神公園をもう少し高台へ登っていくと、平和祈念展望台(戦艦大和殉難鎮魂之碑)という場所もありました。

なぜここに鎮魂の碑が存在するかというと、戦艦大和が沈没した地だったためのようです。

戦艦大和は第二次世界大戦中に建造された当時の世界最大の戦艦で、司令長官は山本五十六大将でミッドウェー海戦が初陣だったそうです。

しかし、1945年4月7日に沖縄方面へ出撃した際にアメリカ海軍により東シナ海の坊の岬沖で迎撃され沈没してしまったということです。

坊ノ岬での沈没地点がこの平和祈念展望台から望めるということで鎮魂の意味を込めて慰霊碑があるのでしょう。

また、この地は映画のロケ地になったことがあるようですね。

「男たちの大和/YAMATO」は確かに聞いたことがあります。

今度観てみなければ。

Google Mapを見るとよく分かりますが、本当に九州の南端までやって来たことを実感します。

枕崎お魚センターで旬のかつおを食します

さて、時刻は10時頃。

枕崎での海鮮のお昼ご飯を目論んでいましたが、まだ全然お腹が減っていません。

でもせっかく枕崎に来たのだから、「枕崎お魚センター」に行ってみます。

こちらは港のすぐ脇にある駐車場からの眺めですが、かなり広い駐車場です。

枕崎お魚センターは2階建てになっていて、1階ではかつお節などのお土産用の品々や地元の野菜類、小さめですが刺身の切り身を売っているコーナーや軽食処もあります。

2階はおそらくレストランですかね。

行っていないので(11時オープンだったので行けなかった)定かではないですが、枕崎で採れた海産物を提供するレストランがあります。

枕崎お魚センター

私たちが訪れた3月は改装中だったらしく、職人さんが大きなカツオのオブジェの土台を設置しなおしていました。

通常時は外にかつおの藁焼きの実演販売もあるようでした(違ってたらごめんなさいね)。

館内は焼きいもや九州の知覧茶をはじめとしたお茶、そしてかつおが有名な地らしくかつおのたたきやかつお節などたくさんの特産品が売っていました。

特にかつお節は削りたてのいい香りがしてめちゃくちゃ欲しかったですが、荷物を入れる隙間がなかったので泣く泣く諦めました。

かなりお手頃価格で上質の香りのいいかつお節でした。

レストランもまだオープンしていなかったので、その代わりに軽食屋さんのおじさんが

「他のお店の品も持ってきて食べていいですよ」と言ってくれたので、

刺身の販売コーナーからカツオのたたきとおじさんのお店で注文したカツオの塩焼きを食べました。

お店のおじさんがとても親切でかつおのたれを入れる小皿を貸してくれたり、お水や箸を提供してくださったりしました。

ありがとうございました。

そして、特筆すべきはこのかつおのたたき!

藁の風味が良くかつおに香っていて、新鮮でとても美味しかったです。

お値段も1パック6切れほどで400円位だったので、かなりリーズナブルな価格で大変美味しいかつおのたたきを食べることが出来ました。

別売りのかつおのたたきのタレも購入しました。

これはかつおの塩焼き。

塩味がちょうどよくて美味しかったです。

どちらもとても美味しかったので、枕崎お魚センターを訪れた際にはぜひお勧めしたいです。

追記:2024年4月には「旅サラダ」の番組のコーナーで中丸君もここを訪れたようですよ!

開聞岳の美しさを眼前にしつつドライブ

旅先での旬の食べ物を味わうことが出来たので、今度は海沿いに東へ進んで開聞岳を間近で見ることにします。

既に途中の茶畑や火の神公園から開聞岳は見えていたのですが、少しずつ開聞岳が近づいて大きくなってきます。

途中、展望スポットがあったので立ち寄りました。

展望スポットからの開聞岳

松の木と海と開聞岳のコントラストが美しいです。

引き続き曇り空なのは残念でしたが、この光景は美しいの一言に尽きます。

ここからさらに開聞岳を目指して走っていきました。

開聞岳の麓に駐車場スペースがあったのですが、開聞岳が近すぎて少し手前で写真を撮ったあたりからの眺めが一番いいねということになり、開門岳には止まりませんでした。

これは行ってみないと分からない発見でした。

池田湖と黄金の鳥居を目指します

開聞岳からさらに東方面へ進むと池田湖という湖があります。

その途中の道で、日本最古の井戸の「玉乃井」という案内があったので少しだけ立ち寄りしました。

日本最古の井戸

日本最古と言われると途端に恭しい感じがしてくるので不思議です。

そして、ついに黄金の鳥居に到着です。

湖沿いの道から右の脇道に入っていく形なのですが、少し入口が分かりづらいです。

黄金の鳥居という看板が立っているので、それを見つけられるようにしたいですね。

私たちが到着した時には駐車場には誰もいませんでした。

少し曇っているのと、午前中だったので陽の角度の問題であまり黄金らしさは出ていないですね。

黄金の鳥居

駐車スペースは6~8台といったところでしょうか。

鳥居横が2~3区画のオートキャンプ場になっているので、洗い場やトイレは完備されていました。

カフェスペースの建物もあって、週末は開聞岳と池田湖と黄金の鳥居というここだけにしかない光景を見ながらお茶ができるようでした。

そして、この龍からはお金を投入すると水が噴き出すという仕掛けもありました。

あまりスピリチュアル的な感性は持ち合わせていないですが、黄金の鳥居と池田湖の湖畔と開聞岳を見ながらのんびり休憩するだけでも来てよかったと思える場所でした。

しかもこの季節は菜の花も満開で鳥居と菜の花の組み合わせも美しかったです。

小腹が減ったら、この近くの池田湖パラダイスで休憩とお土産探しがおすすめです。

駐車場のイッシー像が目印です。

目の前の通りには花壇がきれいに整備されていてとても気持ちがいいですよ。

長崎鼻と竜宮神社へ

今夜の宿、指宿へ向かう前に鹿児島の左側の半島の最南端の長崎鼻へ立ち寄ることにします。

長崎鼻へ行くには駐車場に車を停めて、土産物の通りを歩いていくことになるのですが土産物の通りの手前で交通整理のおじちゃんが土産物屋さんの駐車場を案内してくれます。

長崎鼻に一番近い駐車場だったので便利でよかったです。

土産物屋の駐車場スペースを観光客に開放することで帰りに観光客がその土産物屋で何か食べたり買い物をしたりしてくれるのが目的のようです。

長崎鼻の手前には朱色が美しい竜宮神社という神社がありました。

昔話の浦島太郎に出てくる竜宮城と何か関係があるのでしょう。

神社は新しいですが、社の感じが竜宮城感を醸し出していました。

竜宮神社

神社から階段を降りていくとそこには長崎鼻が広がっています。

ここからも開聞岳が見えて圧巻です。

どこから見ても荒々しい海と美しい開聞岳が見えます。

この時間帯からようやく晴れ間が見えてきて、空も青くなってきました。

長崎鼻は岬ではないようですが、灯台がありました。

灯台の階段を降りて、岩肌を伝って岸壁の先端まで歩いていくことができるようです。

足元が悪いのと、意外と風が強いので飛ばされてしまうといけないので見て楽しみました。

長崎鼻への到着はお昼前後になりましたので、土産物の通りで食事をするのがいいかもしれません。

私たちもお腹がペコペコでしたが、なぜかここで食事した記憶が、、ない。

知林ヶ島の幻のちりりんロードは絶対おすすめ

指宿まで移動してきました。

今日のドライブも終盤ですが、宿にチェックインする前に知林ヶ島の「ちりりんロード」に立ち寄ることにします。

知林ヶ島は指宿市の右側に位置しています。

知林ヶ島

Google Mapより

この知林ヶ島は鹿児島半島と離れていますが、ある時期のある時間帯になると半島と知林ヶ島を結ぶ砂の道が出来上がるのです。

それが「ちりりんロード」と呼ばれていて、私たちが訪れた3月上旬はちょうどちりりんロード出現の時期でした。

ちりりんロードは約800メートルあり、砂によって陸地と島が「つながる」ことから縁結びなどのパワースポットになっているそうです。

平成20年の大河ドラマでは「篤姫」のロケ地にもなったそうです。

キャンプ場も近くにあるため、駐車スペースはとても広かったです。

陸地と知林ヶ島とちりりんロードの案内図がありました。

ここでのアドバイスは1点のみ。

駐車場のトイレに必ず寄ってから知林ヶ島へ渡りましょう。

こんな感じで案内があります。

ここにまず寄るべしです。

理由としては、知林ヶ島にはトイレが全くありません。

そして、800メートルといえど砂地を延々歩きます。

しかも、歩いている途中で遮るものが1つもないので風がめちゃくちゃ強いです。

ちりりんロードを往復することを考えると絶対行った方がいいですね。

海辺の方に出るとちりりんロードが始まります。

向こうに見えるのが知林ヶ島です。

雲はだいぶなくなって天気もいいですが結構風が強いです。

この砂の道の幅は季節によって変わってくるそうですが、私たちが歩いた時間帯はかなり道幅が広かったです。

ちりりんロードの右側と左側で波の立ち方が全然違うのが印象的です。

歩いているとすぐ横に海の波が押し寄せてくるので、気持ちのいい光景です。

砂の道は固くて歩きやすそうに見えますが、ずっと湿った砂地を歩いていくので結構足が取られて実は思うように進みません。

片道30分ほどかけて知林ヶ島に到着しました。

知林ヶ島では地元の係の方が待機されていて、100円で入島証明書を発行してくれます。

また、この知林ヶ島は平成20年に遊歩道や展望台なども整備されたそうで、展望台へ登っていく道の説明をしてくれました。

これが展望台へ続く道です。

少し休憩して、知林ヶ島からのちりりんロードの眺めを堪能して戻りました。

いくつもの地形や自然の条件が揃わないとこのちりりんロードは存在しない幻の道だということを考えると、ここに来れて知林ヶ島まで歩いて渡ることが出来たのはとても特別な体験で楽しかったです。

指宿まで足を延ばす機会があればぜひ立ち寄って欲しいところです。

さて、今晩は砂蒸し風呂でも有名な白水館に宿泊します!

枕崎お魚センター

住所:鹿児島県枕崎市松之尾町33−1

電話番号:0993-73-2311

営業時間:9:00~17:00

枕崎お魚センターのHP:枕崎お魚センター | 自然の恵みで彩られた枕崎お魚センター (makurazaki-osakana.com)

一言コメント:レストランのオープンが11時なので時間が合えばレストラン利用もいいと思います。ここではやはりかつおがおすすめ!ちょっとかつおをつまみたいという時は1階でかつおのたたきを買って食べるのがおすすめです。刺身の盛り合わせもありましたよ。私は買えませんでしたが、お土産はお茶とかつお節が良さそうでした。駐車場は広かったですが、お昼時の混雑した時間帯だと結構遠くに駐車することになるかもしれません。

黄金の鳥居横のオートキャンプ場

綺麗に整備されたオートキャンプ場。1区画1000円で大人400円、子供200円。キャンプ場の予約はインスタグラムかLINEからだそうです。

静かで湖も綺麗ですしカフェ棟にはトイレとちょっとした自動販売機があります。

イッシー像のところまで行けば食事処もあるので、穴場スポットだと思いますよ。

知林ヶ島 ちりりんロード

ちりりんロードの出現は3月~10月。

潮の満ち引きの関係で毎日ちりりんロードを渡れる時間は変わるようです。

ホームページもあるので、参考にしてみてください。

いぶすき観光ネットのHP:https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/chirin/load/

ちりりんロードが現れる予測時間はこちらにまとめられています。

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