旅館くらしきのレストランでランチを食べよう
倉敷の美観地区のエリアはたくさん美味しそうなお店があるので、迷ってしまうのですが、今回は友人が選んでくれた旅館くらしきでのランチを頂きます。
食べログやぐるなびには掲載されているのですが、実際に美観地区を歩いていると見落としてしまうかもしれない隠れ家的なレストランです。
こちらは本来は美観地区で有名な老舗旅館の1つですが、ランチタイムは一般向けにレストランを開放しているようです。
この旅館くらしきは入口が2つあります。
正面玄関は、旅館の入り口でもあるので、パッと見なかなかこの入り口の先にレストランがあるとは想像できません。
裏側の路地の入り口はランチどきには門が開いていて、ランチのメニューの看板がさりげなく置いてあります。
特にレストランの名前が大きく書いてあるわけではないので、早足で歩いていたら見過ごしそうです。
木々の緑が眩しいくらいの立派な庭園が奥に見えます。
ランチは11:00からやっています。
私たちはお昼前後に着いたのですが、さすが隠れ家だけあってすぐにテーブル席に案内してもらいました。
ランチはミニ懐石風の御膳や手毬寿司、穴子の茶漬けなどいくつか種類がありますが、私たちは表の看板で見た「四季の散歩道御膳」が美味しそうだったので、そちらを注文しました。
店内は写真撮影しなかったので、お店のホームページからご紹介。
1つ1つの席の間隔が広く取られているので、ゆったりと過ごすことができますし、まだまだ多少コロナ感染防止に気を使わないといけないご時世なので、隣の席と席が離れているのはありがたい限りです。
窓の外には先ほど見えていた庭園が広がっていますので、美しい庭園を眺めながら御膳を待ちます。
四季の散歩道御膳が到着
そんなに待つこともなく二段式の小鉢料理が入った箱御膳が運ばれてきました。
今日のお品書きはこんな感じ。
春の散歩道御膳
ぜんまい あげ煎り煮
新じゃが芋揚げ煮ころがし
筍 ブロッコリー 味噌マヨ掛け
キャベツ ままかり檸檬
新玉葱 塩麹掛け
生湯葉 ミニトマト 三度豆
飛龍頭 銀餡
魚色々南蛮漬け
鰆 葱味噌焼き ふくさ焼
生ひじき旨煮 小松菜揚げ浸し
茄子揚げ浸し 合鴨団子 しし唐
茶碗蒸し
香の物
抹茶寄せ 黒豆
テーブルに一気にたくさんの料理が並びます。
茶碗蒸しや煮物などの温かい惣菜から南蛮漬けのような冷菜も種類が豊富です。
ここにご飯とお味噌汁が付いてきます。
個人的にはいろんな種類の料理を少しずつたくさん楽しみたいので、この御膳は嬉しい限りです。
箱御膳の中の1つはデザートが入っているので、食後の甘味も全て含まれています。
ご飯も美味しくてお腹いっぱいになりました。
四季の散歩道御膳は税込みで2000円少々。
この落ち着いた雰囲気でゆったりと美味しい食事を楽しめて、しっかり手入れされた庭園を眺めて過ごすことができるのであれば、かなりお得なランチではないでしょうか。
カフェタイムもあるので、倉敷観光で一息つく場所として過ごすのもおすすめです。
旅館くらしきレストラン
住所: 〒710-0054 岡山県倉敷市本町4−1
電話番号:086-422-0730
ランチの営業時間:11:00~14:30 (ラストオーダーは14:00)
カフェの営業時間:14:00~17:00
旅館くらしきのホームページ:https://www.ryokan-kurashiki.jp/top.php
一言メモ:正面から入る場合は、美観地区で川巡りをする観光船の乗り場があるので、その乗り場近くの常夜灯の前と覚えておくのがいいでしょう。