スーパーホテル初宿泊
ドーミーユーザの私が前から気になっていたスーパーホテル。
このホテルにも温泉大浴場があるということを聞きつけました。
今回は友人との夕食の予定があったので、夕食後に「スーパーホテル新横浜」に宿泊してみました。
スーパーホテルのホームページを検索すると、それぞれの地域で展開しているホテルと施設を把握することができます。
「温泉マーク」は天然温泉がある施設です。
「ゆ」の文字は大浴場で、「カクテルマーク」はウェルカムバーがありますよ、という意味。
横浜近辺は、こちらのスーパーホテル新横浜と横浜・関内の2つがありました。
関内の方は大浴場がなかったので、今回は新横浜をチョイス。
天然温泉ではないのは残念ですが、高濃度炭酸泉です。
今回スーパーホテルのホームページからの予約で「いざ神奈川!」という神奈川県が行っている全国割の適用があったのと、もしかしたらホームページから予約したらちょっとしたサービスがあるかも、と期待しつつ予約しました。
会員登録が面倒という方は「じゃらん」からも全国割の適用ありで予約できます。
じゃらんからの予約画面はこんな感じで、予約時に割引が適用されると書いてあるので、安心です。
夜遅くに到着してチェックイン
友人とのディナーが盛り上がったので、スーパーホテル新横浜にチェックインしたのは午後11時頃でした。
事前にフロントに電話していたので、問題なかったのですが、午前0時を過ぎるとチェックインがキャンセルになるということだったので焦りました。
確かに予約のメールにも午前0時を過ぎると予約キャンセルで100%料金発生します、と書いてありました。
やばいやばい。
そして、1階には駐車場があるので、車での利用も便利そう。
入口のエレベーターで2階に上がって、フロントに向かいます。
スーパーホテル新横浜はブルーラインの新横浜から歩いて数分のところにあります。
近くに日産スタジアムがあるので、横浜F・マリノスのサポーターにもよく利用されているようでした。
さすがにこんなに遅い時間にチェックインするお客もいないかと思っていたのですが、私と同じくらいの時間にチェックインしている他のお客さんも2,3人いました。
チェックインの際に、全国割の条件として身分証明書の確認とワクチン接種3回済の証明を見せて、地域クーポンをもらいました。
いざ、神奈川!のクーポンは電子クーポンでもらうシステムで「Region Pay」というアプリをインストールする必要があります。
受付でチェックインすると、この紙をもらえます。
そこに書いてあるQRコードを読み込むと、電子クーポンが貰える仕組みです。
平日の宿泊だったので、3000円のクーポンをもらいました。
受付であっさりめのチェックインを済ませて、ドアの解除キーをもらって部屋に向かいます。
部屋の鍵はなく、解除キーを入力して施錠を解除するスタイルです。
ちょっと見づらいですが、入口の扉のところに数字を打ち込むテンキーがあります。
今夜のお部屋はこちらです
今回の予約は、価格重視で「【いざ、神奈川!専用】表示金額は値引き「前」料
地域割の割引が3500円ほどあったので、5,280円です。
お部屋は選べません。
ここに地域クーポンの3,000円が付いてきたので、実質2,280円で宿泊したことになるので、まさに驚きの価格!
受付で案内された部屋は、スーパールームというらしく、広さは12.4㎡定員3名まで。
ダブルベッドが1つと、一人宿泊だとちょっと邪魔だったけど、ロフトベッドもありました。
ハンガーをかける場所も2か所用意されていました。
ビジネス用のデイユースもできるようで、机はパソコン作業できるように机も椅子もしっかりしていました。
ロフトのベッドはこんな感じ。
上に電気のスイッチと電源があります。
子供が宿泊したらちょっとした秘密基地感があって楽しいでしょうね。
室内には、テレビ、作業用デスクとチェア、携帯の充電コード、湯沸かし器とお茶セット、冷蔵庫など一通りのものは用意されていました。
女性にはメイク落としや洗顔料などのアメニティが受付で配られますし、館内ガウンも用意されているので、手ぶらで来ても大丈夫です。
お目当ての大浴場を利用します
部屋ではすぐに館内ガウンに着替えて、夜も遅いので大浴場に向かいます。
部屋にバスタオルとタオル、お風呂用のバッグがあるのでとりあえず全部バッグに詰めて、フロントがある2階まで降ります。
ガウンはこんな感じで下がスースーして、館内をこれで歩き回るのはちょっと心許なかったです。
大浴場はエレベーターを降りた左手。
男湯と女湯の入口が近くて、ビビりました。
でも、入口にテンキーのロックがかかっているので、セキュリティ面は問題ありませんでした。
ボディウオッシュやシャワーキャップなどは入口前にあります。
必要なものを取ってお風呂に入っていきます。
0時近くになっていましたが、まだ大浴場は4,5人の利用がありました。
多めのパウダースペースと脱衣場も15個ほど。
そして、大浴場は写真撮れないのでイメージは公式ページからご紹介。
お湯は40.3度位とぬるめで、浴槽はかなり広々としていました。
個人的には41度くらいのお湯が好きです。
お風呂上りすぐにお水のサービスコーナーがあったのは、ありがたかったです。
写真は撮り忘れましたが、入口横にはコインランドリーや、フロント横にはインタネットが使えるようにパソコンが何台かおいてありました。
エレベーター前には枕と館内ガウンが置いてあります。
これは後で眠りについた時に気が付いたのですが、枕は選んで持って行くのをおすすめします。
お風呂を上がった時点で既に日付が変わってしまっていたので、部屋に戻ってすぐに寝ました。
近くのビルのカラオケの音らしき雑踏の音がかすかにしていましたが、ずっと気になるほどではなかったです。
その日は少し寒い夜だったので、毛布を多めにかけて寝ました。
朝ごはんは無料です
おはようございます。
昨日の枕の高さが微妙で、枕コーナーから枕を取ってくるべきだったと思いました。
大きめのプラスチックのチップが入っているタイプの枕で普段使っているものと違っていたので、違和感がありました。
枕コーナーから低反発枕を持ってくるべきでした。
さて、朝食は朝の9時までなので目覚ましついでに朝風呂に入ってから朝食会場に向かいます。
朝食会場はフロントのすぐ横にあります。
私が普段利用しているドーミーインでは朝食も館内着で食べている人が多いのですが、ここの館内着はガウンスタイルなのでこれで朝食会場をうろつくのは躊躇われたので、服に着替えてから下に降りました。
同じ時間で朝食をとる人が多かったので、エレベーターがかなり混雑していました。
一人利用でも気兼ねなく使える机タイプのテーブルとグループ利用できるテーブル席がありました。
個人利用が多いのか、机タイプのテーブルの方が多かったです。
食事は奥のビュッフェスペースで食べ物をピックアップするスタイルで、食事を取る列に並びます。
今日の朝食のメニューはこちら。
基本的に、並んでいるメニューを皿に取ると、皿が全て埋まるという感じなので、迷いなく全てのメニューを取りましょう。
デザートにはコーヒーとヨーグルト。
コーヒーは持ち出しできるようにカップが用意されています。
朝食終了の10分位前に、アナウンスがあって、9時きっかりにはビュッフェスペースは片付けられるので、時間厳守で朝食を食べに行くようにしましょう。
朝食を食べ終わる頃には9時を過ぎていました。
ほとんどの宿泊客は9時前にはチェックアウトを終えていたようで、私が部屋に戻る頃には他の部屋の清掃が始まっていました。
チェックアウトは不要で、フロントによらずに出発できるのでスムーズです。
スーパーホテルに初めて宿泊した感想
今回は価格重視だったので、あまり多くは望めないのですが、立地、価格、朝食のクオリティや、大浴場で疲れを癒すことができることを考えるとコスパ最高のホテルでした。
特にイベントがあって、宿泊費は最低限にしてイベントを楽しみたいという方には最高のホテルだと思いました。
ちょっと気になって不便だなと思ったのは、シャワーの蛇口と洗面台の蛇口が共用だったので、水の出し方がいつもと違っていたので少し不便を感じました。
よく考えているなとも思います。
こういう部分でコスト削減を行っているのですね。
このユニットバスと部屋には20センチほどの段差があるので、夜にトイレを使う時には転ばないように注意が必要です。
小さいお子さんだと足が引っかかってしまうかもしれないので、よく見てあげる必要がありますね。
枕コーナーのチェックもやった方が気持ちよく寝ることができると思います。
お風呂のお湯もぬるいと感じないギリギリのラインを攻めているな、と思いました。
コスト削減の一環かも知れませんが、冬場はもう少し温かい湯に浸かりたかったです。
朝食は、混みます。
エレベーターも混みます。
そして、朝食の終盤に行くとなくなってしまっているメニューもいくつかあるので、少し悲しい思いをします。
無料なので、文句は言えません。
泊まり込みの部活の合宿を想像するのが1番近いかも知れません。
朝食は、みんなでカフェテリアに集まって、列を作って朝食を取り分ける。
そんな感じが近いです。
前の人にも後ろの人にも気を使って、迅速にメニューを取り分けて進みましょう。
後戻りはできません。
1つ大変残念だったのが、フロントの方はフロントの仕事しかしないんだな、と感じたことです。
実は、昨晩大浴場に行った時に自分が持ち込んだ洗顔料を使ったのですが、蛇口と壁の間に隙間が空いていることを知らずに洗顔料を排水溝に落としてしまいました。
しかも、排水溝がかなり深くて自分で取ることもできず、普段愛用している洗顔料をなくしてしまったので、フロントの方に拾ってもらえないか相談しました。
しかし、自分たちはできないので朝の清掃を待って下さいと言われたのが地味に悲しい思いをしました。
朝の清掃はチェックアウトした後に入るというので、見つけてもらっても取りにも来れないのです。
この辺りのサービスの違いは、最低限の価格で最大限のサービスを提供するビジネスホテルと他のホテルとの違いか!と思い知らされました。
ただ、スーパーホテルに宿泊している方々はホテルに多くを求めているわけではなく、仕事での利用やイベント参加のためにホテル代は節約して利用している様子の方が多かったので、そういう意味では最高の選択肢だと思いました。
イベント後や出張の疲れを大浴場のお風呂で癒されたい方にぜひともおすすめしたいホテルです。
ちなみに、公式ホームページから予約しても特別な優遇サービスはありませんでしたー。残念。