富山駅から出発して海沿いを走り棚田を楽しむ
こんにちは。
今回の旅は富山駅から始まります。
前日は客室内で天然温泉の檜風呂が楽しめる富山の御宿野乃に宿泊しました。
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そして、珍しくレンタカーを借りて車での旅になります。
今回のドライブルートはこんな感じ。
富山駅を出発して、「雨晴海岸」で少しだけ休憩後、海岸沿いを走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」に行ってから、輪島市を通って「白米千枚田」で日本海と千枚田の美しい風景を楽しんでから、海沿いをドライブしながら「和倉温泉」で一泊します。
前日にレンタカーを予約して、せっかくなのでスズキのスイフトスポーツを運転することにしました。
朝食を早めに済ませ、朝8時の開店と同時にレンタカーを借りました。
カーナビを起動させて、最初の目的地は「雨晴海岸」。
雨晴海岸は以前、訪れたことがありますが、天気も良かったので少しだけ立ち寄ることにしました。
まだ朝早かったので、駐車場もほとんど空いていました。
横断歩道を渡って海岸の方へ少しだけ降りてみます。
やっぱり雨晴と言ったらこの絵ですよね。
天気が良くて気持ちがいいです。
雨晴のシンボル的存在の松の木もよく見えました。
少し霞がかっていたせいかその向こうにあるであろう立山連峰は見ることができませんでした。
でも、海はとても澄んでいて透明度抜群。
海水浴の季節が待ち遠しいですね。
今回は先を急ぐので、散策と記念撮影を終えたら次のスポットへ向かいます。
千里浜なぎさドライブウェイは日本で唯一車で海岸沿いを走れる場所
続いてのドライブは千里浜なぎさドライブウェイへと進みます。
千里浜なぎさドライブウェイは日本で唯一海岸沿いを車で走ることができます。
通常の砂浜で車を走行させたら砂にタイヤがはまってしまい、先に進むことはとても困難なのですが、ここの砂は粒度がとても細かくて海水が波打ち際に迫るたびに砂を適度に湿らせて地面を固める役割を果たしてくれるので、車でも走行することが可能なのだそう。
千里浜なぎさドライブウェイは約8km続いていて、訪れる人を楽しませます。
こんな感じで、波打ち際のすぐ脇まで車で入ることができます。
海を横目にドライブできるのは他にはないので、とても貴重で気持ちのいい体験です。
GWはかなり混みあったようですが、この日は入口付近は駐車している車が多かったですが、少し前方の方へ進めばこの景色を独り占めすることもできました。
予想以上に千里浜なぎさドライブウェイを楽しんだ後は、輪島へ向かいます。
輪島で美味しい海鮮丼でも食べようか、という計画です。
大混雑の輪島を諦め「白米千枚田」へ
輪島につく頃はちょうどお昼どきで、車を停めて輪島でお昼ご飯を計画していたのですが、その日はちょうど輪島のお祭りで海沿いの駐車場が全て閉鎖されていました。
10分ほど行ったところに駐車場があるよ、と言われたのですが、知らない土地で見つけられる自身もなく、お祭りも大混雑だったので輪島の観光はあきらめて次の目的地の「白米千枚田」へ向かうことにしました。
白米と書いて、「しろよね」と読みます。
山側の道の方が距離は短いのですが、今回は海を見ながら行きたかったので、敢えての海沿いの道を行きました。
輪島を一瞬通過したので、千里浜なぎさドライブウェイから2時間ほどかかりました。
白米千枚田は、道の駅 千枚田ポケットパークのすぐ隣にあるので、道の駅に車を停めて、軽い昼食を済ませてから観光することにしました。
道の駅ではお土産の販売と軽食コーナーがありました。
棚田で取れたお米を使ったおにぎり推しだったのですが、軽くちゅるちゅるっといきたかったのであごだしうどんを注文しました。
シンプルなうどんでしたが、あごだしの出汁がきいた美味しいうどんで、かなり満足しました。
600円だったと思います。
美味しくて満足しています。
さて、お腹も落ち着いたので、いざ千枚田散策へ。
千枚田は以前、鴨川へドライブに行った時に初めて見たのですが、里山の美しさが印象的だったので、今回の千枚田も楽しみにしていました。
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道の駅のレストランの脇から棚田の方に降りていける階段があったので、降りていきます。
階段が苦手な方は、ここからでも素晴らしい棚田の景色を楽しむことができますよ。
観光バスも立ち寄りしていて、乗客がわらわらと駐車場に降り立って記念撮影をしていました。
ここの千枚田の一番の特徴はやはり、すぐ目の前に海が広がっていることだと思います。
田植え直後だったので、稲穂はありませんが、田んぼに張られた水が広がっていていい景色でした。
この千枚田はかなり規模が大きくて、そして高低差もかなりあります。
一番下の方まで行くと、海沿いに散策路があるので、健脚の方は上から下まで散策して楽しんでみることをお勧めしますね。
有名人の方々の棚田の区画もあって、どんな名前があるか探すのも楽しかったです。
今回の観光の2大目的地を制覇した私たちは、ぶらぶら寄り道しながら今日の宿の和倉温泉へ向かうことにしました。
ベタな観光地かもしれませんが、初心者なので王道を押さえておきます。
今夜のお宿は和倉温泉「ゆけむりの宿 美湾荘」
白米千枚田から寄り道をしながら海沿いを走って、和倉温泉の「ゆけむりの宿 美湾荘」に到着したのは、午後3時過ぎ頃でした。
和倉温泉といえば加賀屋が有名ですが、予算オーバーで泊まれませんでした。
でも、この美湾荘も素敵ですよ。
この宿の宿泊記はこちらの記事で詳しく書いていますので、興味のある方はぜひのぞいてみてください。
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翌日は能登島をドライブ
和倉温泉を堪能して、富山駅に戻る前に能登島をドライブしていこうと思います。
能登島まで続く真っ直ぐな橋を渡るのが気持ちがいいです。
いくつか立ち寄りスポットはありますが、大人の寄り道コースのおすすめは「石川県能登島ガラス美術館」。
丘の上にある美術館で、屋外の作品を見ながらそぞろ歩きするだけでも楽しめます。
私のお気に入りはこれと、
唐辛子が連なったようなオブジェのこちら。
朝早く行ったので、混雑していなくて気持ちがよかったです。
美術館の下手には道の駅もあるので、買い物やちょっとした食事もできます。
小さな子供連れの家族にはのとじま水族館もおすすめです。
こちらは能登島から和倉温泉の方を見た絵です。
能登島の海を横目に楽しさを嚙みしめながら富山駅に歩みを勧めます。
途中の道の駅 能登食祭市場 七尾フィッシャーマンズ・ワーフで北陸の海の幸を買い物
和倉温泉を出発して、15分ほどのところに「道の駅 能登食祭市場 七尾フィッシャーマンズ・ワーフ」があったので、北陸の海の幸を買い物するために立ち寄りました。
海が目の前にあって遊覧船も出ています。
中は市場のようになっていて、いくつもの店舗が出店していました。
私は「山田屋」さんで購入。
ここで甘えび、ばい貝、白エビ、水だこ、のどぐろなど北陸の海の幸を買い込んで自宅まで配送しました。
隣の「鹿渡島 定置」さんでは焼き牡蠣を1個から販売したりしていて、グルメも楽しめそうでした。
目的に合わせて利用したいです。
昼食は「氷見漁港2F 魚市場食堂」で刺身定食
昼食は氷見漁港の中にある魚市場食堂で食べると決めていたので、道の駅にも美味しそうなものはたくさんあったのですが、我慢しました。
ここは漁港の施設の2階にある食堂で、元々は漁師さんたちが利用する食堂だったのだと思います。
今は一般客も利用できるようで、お昼少し前に到着して順番札を取ります。
人気店のようで、30分ほど行列に並びました。
そして、順番が回ってきました。
お腹ぺこぺこで店内に入り、さっそく注文します。
意外と店内は広めで、刺身定食を注文しました。
漁師汁が付いてきます。
早速運ばれてきた刺身定食はこちら。
刺身は結構なボリュームがあります。
漁師汁も土鍋で提供されるので、備え付けのコンロで温めながら食べることができます。
これで一人2,250円。
少しお高めではありますが、せっかく氷見に行ったので奮発して美味しい刺身を堪能しました。
漁師汁のつみれとあらも大きくて美味しかったです。
雨晴駅にちょっとだけ寄り道
富山駅へ戻る途中に雨晴駅があったので、少しだけ立ち寄りました。
雨晴駅を背にして右手に50mほど進むと、海に出られる道があります。
小さな軽自動車がギリギリ通過できる細い通りを行きます。
途中、踏切を渡って、
突き当りまで歩くと、海岸沿いに出ることができます。
まわりは地元の方らしき人達がちらほらいましたが、本当に映画にでも出てきそうなのどかな海岸沿いの風景が広がります。
車を返却する時間があるので、長居はできませんがしばしの休憩。
波の音を聞きながら木陰で昼寝が出来たら最高でした。
のんびりした気持ちで北陸の海を楽しみました。
富山・石川のドライブ旅を終えて
富山駅から始まった旅はあっという間でした。
特に事前に計画するわけでなく、2日くらい前に旅程と宿を予約して車でドライブ旅を楽しみました。
ほとんど下調べをせずに旅をしましたが、定番の観光スポットを巡って、素晴らしい宿で食事と週末を過ごしたり、地元の海の幸を楽しんだりすることができたので満足の行く旅になりました。
平日は時間に追われる生活が続いていたので、一息つけるいい時間になりました。
今回は、天候にも恵まれて我ながらいい旅の計画だったと思います。
休みが取れた暁には、ぜひ試してほしいドライブコースです。