新宿から約2時間の鬼怒川温泉へ
今回は久々に1泊2日の温泉旅行 一人旅に行ってきました。
どこに行くかいろいろ迷ったのですが、今回は、
- 移動の電車内を快適に過ごしたい
- 移動時間は片道3時間まで
- 温泉があって美味しい夕食を楽しみたい
- 近くにちょっとした観光地が欲しい
ということで、ちょうど新宿や池袋から乗り換えなしで約2時間で直通運転してくれる「スペーシアきぬがわ」号に乗って鬼怒川温泉へ。
このスペーシアきぬがわは特急列車で全席指定席です。
えきねっとで予約すると早めの予約でトクだ値価格で最大50%も割引がもらえるのでかなりお得。
スペーシアきぬがわは最大40%割引のようですが、スペーシアきぬがわは新宿から大人1名で片道4,080円なので40%割引になったらかなり安く鬼怒川温泉まで行けてしまいます。
私も早速えきねっとで割引のチケットを購入します。
私は2日前くらいの購入だったので、割引率25%でした。
当日は最寄の駅は自前のスイカで入場して、スペーシアが停車する駅でスペーシアの乗車券と特急券を発券しました。
私の場合は、予約の際に送られてきたメールのQRコードを読み込ませることで新幹線の自動発券機で受取ることができました。
飲み物と一口サイズのチーズケーキのおやつを買い込んでホームに向かいます。
入線してきたスペーシアの赤とオレンジのラインが眩しいです。
乗客は少なめで車内はゆったりとした座席でとても静かで落ち着いた感じでした。
コロナ禍が落ち着きつつあるとはいえ、やっぱりまだ混雑した車内やがやがや話声のする中で何時間も過ごすのはとてもストレスなのでスペーシアを選んでよかったと思いました。
乗車前に購入したコーヒーを片手にのんびり過ごします。
途中、SLが格納されている車庫のある下今市駅に停車。
週末にSLに乗車できる日もあるようです。
しばらくのどかな田園風景が続いていきます。
そして、あっという間に鬼怒川温泉駅に到着します。
鬼怒川の鬼の鬼怒太くんもお出迎え。
駅前は広い広場になっています。
温泉街らしく、駅前には足湯スペースもあります。
お昼は駅近くのうどん屋さんへ
ちょうどお昼時に到着したので、事前に調べておいた駅近くのうどん屋さんの「稲庭うどん くうかい」さんへ直行します。
駅からは徒歩2,3分といったところ。
すぐ着きます。
店外の食品サンプルからして分かりやすいし美味しそう。
店内はカウンター席がいくつかあるのと、畳のお座敷が3,4つほど。
そんなに広くないですが、東京よりも感染対策万全かもっ、というくらい店先には消毒薬、各席には背の高いパーティションが設けられていました。
お店はお昼のひと段落の時間帯だったので、私の他には大学生2人組しかいなかったのでゆっくり食事をすることができました。
天ざると迷ったけど、今回は鴨ゆずそば。
鴨の脂がいい感じに出ています。
野菜もたっぷり。
冷たくしまった細めのうどんと熱々の鴨そばのつけ汁から柚子のふわっとした香りがして、食欲をそそります。
はい、つるつるっと完食。
いやぁ、美味しかった。
家族でこじんまり経営している感じのお店だったので、お会計は現金のみ。
日頃クレジットカードやPaypayでの支払いに慣れている自分としては久しぶりの現金での支払いになりました。
稲庭うどん くうかい
住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原1403−9
電話番号:0288-77-2524
東武ワールドスクウェアへ
お昼が美味しくてつるっと私のお腹に収まってしまったので、チェックインの時間まで結構な時間ができてしまいました。
駅前の足湯に浸かっていようかとも考えたのですが、ちょっと無理があったので翌日散策しようと思っていた東武ワールドスクウェアへ行くことにしました。
鬼怒川温泉駅から東武ワールドスクウェア駅へは東武鬼怒川線で1駅。
ちょうどいい出発時間の電車があったので、東武ワールドスクウェアへ行くことにしました。
スペーシアきぬがわに乗っていても東武ワールドスクウェアに停車するので、鬼怒川温泉に来る前に途中下車することもできます。
上りは鬼怒川温泉駅が始発なので、乗客はまばら。
東武鬼怒川線に乗車すること約2分で、あっという間に東武ワールドスクウェアへ到着です。
駅は無人駅ですがきれいに整備されていて、駅の目の前に東武ワールドスクウェアがあります。
受付で日本語が流暢な外国人従業員の方から入場チケットを購入していざ中へ!
東武ワールドスクウェアは現代東京ゾーン、エジプトゾーン、ヨーロッパゾーンのように地域ごとにエリア分けされています。
各地の観光名所の建造物を実物の25分の1で忠実に再現していて、「世界の遺跡と建築文化を守ろう」というのが東武ワールドスクウェアのテーマだそう。
子供の社会科見学の延長で大人が行ってもそんなに楽しめないのではないか、と正直言うとあまり期待していなかったのですが、まず現れた現代東京ゾーンのスカイツリーの精巧な造りに目を奪われてしまいました。
建物だけでなく、そのまわりの道路や車、人のミニチュアもかなりクオリティが高くて驚きました。
日本の建造物は普段の移動や旅先で目にしているものが多いので、実物を想像しながら見るのが楽しいです。
海外エリアは、エジプトのピラミッドなどは実際に見たことはないですが、実際にピラミッドを見たらこんなアングルかな、と考えながら写真を撮ったりするのが何気に楽しかったですねー。
2019年からタイのバンコクにあるワットアルンというお寺も展示されたようで、ワットアルンは私も実際に行ったことがあるので水面に映るワットアルンの模型を見て、「そうそう、こんな感じ!」と一人興奮しながら見学していました。
そして、こちらはまだまだ未完のサグラダファミリア。
サグラダファミリアは実物の中にも入って、塔を登ったりしたので実に精巧に作られているなと思いました。
お暇な方は、スペインバルセロナの旅行記も書いているので実物との比較がてら読んでみて下さい。
関連記事:バルセロナの旅2 サグラダファミリア(La Sagrada Família)とグエル公園(Parc Guell)でガウディに浸る[6]
気が付くと2時間くらい夢中になってあれこれ展示物を見てまわっていました。
最近はなかなか海外旅行も行けないので、ミニチュアでも異国の雰囲気が感じられて楽しかったです。
私は何の下調べもせず東武ワールドスクウェアへ向かったので正規の入場料金を払いましたが、東武ワールドスクウェアの公式ホームページに入場料の割引チケットがあったのを後になって知りました。
チケットを印刷して持っていくと割引してくれるようなので、ぜひ活用してください。
かなり東武ワールドスクウェアを堪能して、宿のチェックインの時間もちょうどいい時間になったので、鬼怒川温泉駅へ戻ります。
ちなみに、東武ワールドスクウェア駅は無人駅でスイカなどの電子改札しかないので、現金しか持ち合わせていない方は入場証明書の発行ができるので、それも持って目的の駅に行くと下車する際に乗車料金を精算できます。
鬼怒川温泉では、鬼怒川観光ホテルに宿泊しました。
ディナービュッフェや宿泊した感想などを書いています。
関連記事:鬼怒川温泉ホテルに1泊2日の一人旅
東武ワールドスクエア
住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原209−1
電話番号:0288-77-1055
鬼怒川温泉駅でのちょっとしたアトラクション
鬼怒川温泉駅前には、足湯の他にSL列車の大樹の転車台が設けられています。
SLの運行は週末だけらしいので、時間が合えばぜひご覧になって頂きたいのがSL大樹の先頭車両の転車風景です。
私は10時頃に鬼怒川温泉駅に到着して、転車台の転車時刻表を見ていると10:30の文字が見えたので帰りのスペーシアきぬがわの発車前に5分ほど転車風景を堪能しました。
転車の時刻表は転車台に掲示されているので最新の時間はそちらをご覧ください。
ここにSL大樹が入線します。
SL大樹の転車は大体7~8分ほどで終了します。
最後にSL大樹の転車風景まで見れてよかったです。