国内旅行

~南海フェリー~徳島から和歌山へ

投稿日:2020-03-15 更新日:

南海フェリーで四国・本州間を移動

四国から本州へのアクセスは海洋交通が盛んです。

徳島駅から本州の和歌山県へは南海フェリーが運行するフェリーで本州に渡ることができます。

ルートはこんな感じ。

tokushima-wakayama-ferry1

徳島駅から南海フェリー 徳島港フェリー ターミナルへは市バスを利用して30分ほどです。

バス停は徳島駅の駅前広場にあります。

案内板が出ているので、行き先とバス停を確認しましょう。

徳島駅前の市バス南海フェリー乗り場まで

窓口があったので確認したところ、バスは6番から出ているそうです。

バス乗り場でバスを待ちます。

私は夜行バスで徳島営業所に6時頃に到着しました。

事前のチェックで駅前にセルフサービス式のうどん屋があることを調べていたのですが、開店が7時。

そして乗りたいバスは7時15分だったので、うどんを諦め松屋での朝食となりました。

うどん食べたかったので非常に残念、、

こちらは平日の時刻表。

私は8時に南海フェリーに乗りたかったので、徳島駅7時15分発(平日の時刻表です)のバスに乗ります。

nankaiferry-timetable

フェリー乗り場までは30分ほどかかるので、急ぎます。

少し天気が悪いのが残念です。

tokushima-sta-busstop

南海フェリーの時刻表も駅に掲示されています。

2時間に1本運行されている感じでしょうか。

バスとフェリーのタイミングを合わせて行けば安く移動できそうです。

tokushima-sta-to-ferry-timetable

こちらはフェリーの時刻表

こちらはフェリー乗り場に降りたときに撮ったものですが、こんな感じの市バスにのりました。

(降りてから撮ったので行先案内が別の場所になってます)

tokushima-citybus

朝早かったので中もガラガラ。

tokushima-citybus-inside

南海フェリー乗り場で乗船券を購入

南海フェリー徳島営業所

渋滞もなく、バスは定刻通り南海フェリー乗り場に到着しました。

正確に言うとここは「南海フェリー徳島営業所」だそう。

和歌山側へ渡ると和歌山営業所があるんでしょうね。

桟橋的なもので船体が隠れていますが、白と青のボディの大型フェリーが停泊しています。

南海フェリー

かなり大型なフェリーです。

何人乗れるんだろう。

これから、四国から本州へ船で渡ると考えると結構テンションが上がってきます。

心は軽くスキップした状態で、さっそく乗船券を買いに南海フェリー徳島営業所の中に入って行きます。

運賃は片道大人2200円で、現金で購入しました。

クレジットカードで購入できたかどうか記憶が定かでないので、念のため現金を多めに持って窓口で購入してください。

乗車券は旅行代理店または、各営業所で購入できます。

車も船に乗せることができますが、人だけであれば往復で購入することで復路が10%割引になるそうです。

ちなみに、このフェリーは通常席グリーン席があります。

グリーン券は乗船の1か月前~前日正午まで買えるようですが、当日購入する場合は乗船した後に船内でグリーン券を購入するシステムになります。

グリーン席は船首部分の20席ほどのシートになります。

繁忙期以外は500円の追加料金で乗船することができます。

nankai-ferry-fee

運賃表 南海フェリーホームページより

私は当日グリーン券を購入しましたが、遠方で営業所に行くことが出来ない人は事前にグリーン券を購入するのは少しハードルが高そうですね。

ちなみに、営業所内にお土産屋さんとレストランがありましたが、朝早すぎてまだ開いていませんでした。

1階にお土産屋さん・レストラン・窓口があり、2階に乗船口と待合室があります。

南海フェリー徳島営業所のレストラン

いざ乗船!

待合室で待っていると、出発10分前になって乗船の案内が入りました。

とうとう南海フェリーに乗り込む時がやってきました。

南海フェリーに乗り込む

徒歩客専用乗船口を歩いて行くと、フェリーへの乗り込み口が現れます。

おーーー!

潮の香りがかすかにして、なんかカッコイイ!

転ばないように気を付けて乗り込みます。

南海フェリーに乗り込む

外から見ていた時もかなり大型なフェリーでしたが、中に入ると改めて船の大きさが実感できます。

乗船客の中でも乗りなれている方はお気に入りの席を目掛けてまっしぐらです。

横になれる、じゅうたん席に荷物を置いてからテーブル席やビジネススペースを確保するのが主流のようです。

船内のマップはこんな感じ。

nankaiferry-insidemap

一般の座席タイプのシートは観光バスのシートよりゆったりしたタイプ。

窓の外の景色が見えづらいことを除けば結構広々していていいですね。

nankaiferry-normal seat

甲板も出やすいので、極力出費を抑えたい乗船客向き。

この他にも同じフロアでじゅうたん席という空間もあります。

小さな子供連れや寝転んでのんびり時間を過ごしたい方にはいいかもしれません。

私はせっかくなので、グリーン席に乗ってみたいと思い、船内のインフォメーションでグリーン券を購入しました。

ここが船内のインフォメーション。

nankaiferry-insideinforationdesk

グリーン席は階段を登った2階部分にあります。

こちらがグリーン席。

1つ1つの席がゆったりと取られています。

そして、リクライニング・フットレストもついています!

これがプラス500円で味わえるのであれば、結構アリ。

なんせ2時間も乗りますので。

目の前の窓も大きく開いていて、解放感があります。

nankaiferry-greenseats

ただ、この日は雨。

せっかくの大きな窓なんですが、あいにくの雨で外の風景が見えない。。

nankaiferry-view

甲板は出られませんが、降り口なる場所に出れたので、記念撮影。

南海フェリー甲板からの眺め1

晴れた青空の元で乗船していたらもっとキレイな景色が楽しめたんだろうなぁーー。

この点は、次回に再トライしたいと思います。

和歌山港へ到着

さてさて、長かったような短かったような2時間の船旅もそろそろ終わり。

窓の向こうに港が見えてきました。

wakayamakou

そろそろと下船の支度をします。

ただいま本州。

wakayamakou-view

下船の際にも乗船の際同様にスタッフの方々にお見送りをして頂きました。

和歌山到着です。

和歌山港

この通路を抜けたところになんと和歌山港駅が現れます。

ここから直接電車で和歌山市内に出ることが出来ます。

便利ですね。

フェリーの代金2200円には、なんば駅までの電車運賃も含まれています。

私は和歌山駅に向かうため、乗換が必要な電車ではなく路線バスを利用しました。

バス乗り場も和歌山港駅の目の前にあります。

wakayamakou-station

和歌山市内に到着した自分へのご褒美はトロっとしたこってりスープが味の決め手の和歌山ラーメン。

食べログラーメン部門全国1位になったことがある「清乃(せいの)」さんです。

美味しかった!ご馳走様でした。

和歌山ラーメン

南海フェリーに乗った感想

今までフェリーで移動するということがなかったので、四国は遠いところだと思っていましたが、意外にもフェリーで本州とつながっていて移動も便利だったのに驚きました。

料金も2000円ちょっととそれほど高額でなかったので、助かりました。

和歌山港駅からは和歌山市内へ向かったり、特急に乗って関西空港や大阪市内に出たりすることができることが分かりました。

大阪市内や空港からもかなり近いということが分かりました。

フェリーも大型でほとんど揺れることがなかったのでかなり快適でした。

今回はグリーン席に乗りましたが、じゅうたん席にも惹かれました。

次回は試してみたいですね。

この南海フェリーは車も乗せることができます。

詳しくは、南海フェリーのホームページを見て頂ければと思いますが、このフェリー1つで旅の選択肢がぐーーっと広がる気がしました。

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