さて、今回は夜行バスシリーズ第2弾。
徳島の海部観光さん運行の「マイフローラ」で東京から徳島まで夜行バスで移動します。
私は以前に、ドリームスリーパーの夜行バスで東京から広島に行ったことがあります。
関連記事:ドリームスリーパーの夜行バスで広島に行ってきました
なので、今回はドリームスーパーとも比較しながらマイフローラの乗車体験をしていきたいと思います。
マイフローラは個室タイプの夜行バスで、片側6席の2列、計12席しかありません。
トイレも完備しているので、長旅でも安心です。
マイフローラはWebから乗車券を予約することができます。
高速バス.jpのホームページ: https://www.kousokubus.jp/toku-to/
Webからの乗車券の購入方法はこちらを参考にしてください。
東京駅発21:30、新宿駅バスタ新宿発22:15
マイフローラの東京駅発、徳島行きの便は、東京駅と新宿駅から乗車することができます。
私は東京駅から乗車しました。
東京駅の乗り場は東京駅から徒歩5分くらいのところにあります。
東京駅鍛冶橋駐車場というところで、乗り場は高速バス.jpのホームページから確認すると便利です。
高速バス.jpのホームページの乗り場案内:http://www.kousokubus.jp/noriba/#tokyoeki
こちらの乗り場は初めて利用したのですが、新宿バスタと比較すると待合スペースは狭く、トイレもプレハブのような建物でしたので、今後利用することはないかなぁという印象です。
また大勢が待つ外のスペースには電光掲示板が無いため、注意深くアナウンスを聞いておかないと乗り遅れます。
乗り場に到着したのは21:15ほどで、その時はマイフローラが到着しておらず、21:20頃に到着のアナウンスがありました。
少しだけ外観写真を撮ってからバスに乗り込みます。
バスは靴を脱ぎふかふかのカーペットを歩いていきます。
ゆっくりと写真を撮りたかったのですが、係の方に急かされほとの写真が撮れませんでした。。。
こちらは唯一撮れたバスの写真。
席に着くとすぐに出発したので、車内の写真があまりないですが、ドリームスーパーと比べるとやや年季が入ったシートという印象です。
でも、ゆったりした席です。
航空機で言ったら、ファーストクラス並みに広々!
席の前方にテレビ画面が設置されているので、備え付けのヘッドホンで音を聞くことができます。
天井の仕切りはないので、個室感はあまりありません。
前の席の大きめの背もたれが後ろの席との仕切りになっている感じです。
後は座席の横のパーテーションでプライバシーを確保するスタイルです。
座席と通路もカーテンで仕切る形になっています。
ただ、シートは155度倒せるので、ゆったり座ることができましたし、寝る時も全く問題なく快適でした。
聞いたところによると、法律で180度倒すようなシートは設置できないのだそうです。
車内は木を基調にしたデザインでした。
これは徳島県産の木材を使用しているこだわりの素材だそうです。
車内のアメニティはほとんどないので、注意が必要です。
毛布は一人一枚使うことができます。
私は気づかなかったのですがスリッパもあったはずです。
(靴を脱いだ時にスリッパ用意してくれれば良いのでは?という気がします)
長距離バスのため運転手さんは2人います。
バス発車後、1人の運転手さんが前方席の乗客に説明を始めました。
ドリンクホルダーやカーテンレールの音に対する注意、トイレの使い方に対する注意、各ブースについているモニター画面の説明、予定しているサービスエリア休憩の説明をしておりました。
前方席への説明が終わってから私のブースに運転手さんがいらっしゃいましたが、「聞こえてましたよね?」みたいなノリで説明部分が省かれ、しかし注意点だけはしっかりしていました(汗)
皆さん寝られるのでしっかり守りますが、ラグジュアリー感は以前乗った夜行バスの方があったかな。
以前乗った別の夜行列車はおしぼりやアイマスク、お水など用意されていたのでアメニティに関してはちょっともの足りない感じがしました。
しかし、トイレはなぜかちょっと昭和の香り漂う雰囲気で造花ですが花が飾られていて、少し広めに作ってあったので、よかったです。
着替えもできるくらいの十分な広さでした。
ちなみにトイレの蓋を閉めないと換気がされないので、注意してねと説明ありました。
21:30に東京駅を出発して、22時過ぎくらいにバスタ新宿に到着です。
発着所は各バス会社で共通のため、利用できる時間まで待って、5分前くらいにバス停に停止、乗客を乗せて22時15分には出発です。
新宿から乗られた乗客に対しても同じような説明がありました。
そして高速に乗る直前に一瞬だけバスが停止し、
1人の運転手さんは専用の休憩スペースに入って行きました。
(スーツケース などを預ける横に専用のスペースがあるようですね。いつか中を見てみたいw)
予約時の情報によると新宿を出発する頃には12席ある車内は満席だったようです。
私の後ろは小さな子供連れの親子が前後に座る形になっていて、頻繁にカーテンを開け閉めして話しをされたので、声とカーテンレールの音が気になりましたw。
サービスエリアへの立ち寄りもあります
東京駅を出発してから、2時間ほどでしょうか。
途中でサービスエリアに立ち寄ることができます。
20分ほど停車しているので、追加で飲み物を買ったり食事をするために降りることができるようになっています。
私はというと新宿を出発した直後のノイズ(前の席のおじさんの盛大なイビキ)で寝れないんじゃないか?と焦ったため、持ち込んだ耳栓をしてすぐに寝てしまいました。
よってサービスエリアに立ち寄りはしませんでしたが、途中で休憩してくれるとありがたいですね。
このサービスエリアを過ぎると、私が朦朧とした眠気の中で覚えている次の休憩は淡路島までなかったです。
それだけ快適に寝られたということです。
高速バス.jpのホームページによると、停車駅はいくつかあるようです。
今回私は、徳島営業所のバス停で降りました。
予定より30分ほど早く到着したので、6:00頃には徳島営業所に到着しました。
まだ、夜が明けていなかったので到着した時にはお店はまだやっていなくて真っ暗でした。
なので、徳島営業所に備え付けられているシャワールームでシャワーを浴びて歯磨きして、近くのお店が開くのを待ちました。
こちらの営業所は午前4時からやっているようです。
中には券売所もあって、9時から営業しています。
マッサージエリアや休憩スペース、コインロッカーがあるので、使い勝手は良さそうです。
ありがたいですね。
本当は四国に行くので、うどんを食べたいと思っていたのですが、その後の予定があり、うどん屋が開店する時間が待てず結局松屋に行ってしまいました。。w
東京発徳島行の個室夜行バス「マイフローラ」に乗車した全体的な感想
私は東京駅の乗り場から乗車しましたが、待合室がないので寒い日や雨の日は新宿のバスタ新宿から乗車するのもアリかもしれないです。
車内の様子は、他の夜行バスと比べると前後の席の区切りがついたてでなく、席の背もたれで区切ってあったので、個室感という面ではあまり満足できませんでした。
各席に番号とお花をあしらったプレートが飾ってあって、四国内のそれぞれの特色のある花をモチーフにしているとのことでした。
木材も徳島産ということでしたし、こだわりを感じます。
揺れに関しては、今回私は真ん中付近の席に座っていたので、あまりバスが大きく揺れるような感じはしませんでした。
(前後タイヤの間に座るのは快適に高速バスを利用するテクニックだと思います!)
ただ、前後の乗客にはあまり恵まれず快適さはいまひとつでした。
まあこれは、バスの仕様とは関係ないので、良しとしますが。。
長旅なので、アメニティもお水の提供はあってもよかった気がします。
これは今後に期待ですね。
全体的には、東京から直接四国の徳島に行けるのはかなり便利だと思いました。
夜に東京を出て、朝起きたら徳島に着いているというのはかなりいいですね。
四国はお遍路さんなども多数おられるので、東京からお遍路をするために四国に行くのであれば、宿代と移動費を兼ねてマイフローラを利用するのはいい手だと思いました。
価格も私が利用した時は週末だったので、14,000~15,000円くらいでしたが、交通費と宿泊費を考えると、東京から四国の航空券は片道30,000円台だったり、便数が少なかったりするので、そう考えるとマイフローラはかなりお得ですね。
四国は、食べ物も美味しいし観光できるところもたくさんあるので、マイフローラを四国への移動手段として考慮してみてはいかがでしょう!