夜行バスの旅 第3弾 はかた号で東京から福岡を目指します
夜行バスの旅、第3弾です。
今回は東京の新宿駅から博多へ向かう日本最長14時間30分の路線に乗車します。
東京方面からは新宿のバスタ新宿を21:00に出発します。
バスタ新宿はバス専用の大きな待合室があるので早めに来てコンビニなどで食材の買い出しをして出発を待つのがおすすめです。
コンビニはバスタ新宿の待合室を入ってすぐの右手にあります。
「はかた号」は他の個室の夜行バスとは異なって、全席が個室シートというわけではありません。
はかた号の個室シートは「プレミアムシート」と呼ばれる4席のみで前方の方に位置します。
それ以降の席は「ビジネスシート」と呼ばれる3席独立タイプの席が19席あります。
(下のイメージは8席までですが、奥までビジネスシートがあります)
はかた号の特徴はビジネスシートの最後列を女性専用席としているところです。
料金は、プレミアムシートは片道20000円ほど、ビジネスシートは片道15000円前後で、子供料金もあります。
女性専用席の常設は、夜行バスは男性に挟まれて眠るのは心配、という女性の方には安心できるサービスだと思います。
予約は、出発の2か月前から出発当日の午後8時まで予約できます。
東京~福岡便は基本的には毎日運行されているようですが、プレミアムシートは4席しかないので、ハイウェイバスドットコムで予約状況を確認して早めに予約した方がいいですね。
私が予約したのは、プレミアムシート。
個室タイプです。
では、出発!!
出発当日に予約
チケットはハイウェイバスドットコムで出発当日の午後3時頃に予約・決済しました。
いつもはこんな直前に席の確保はできないのでしょうが、当日いきなり席が空いたので時期的なものなのか、誰かがキャンセルしたのかな。
時間に余裕を持っていたつもりが、新宿で買い物をしていたら結局出発ぎりぎりになってしまいました。
先ほども書きましたが、はかた号は個室型の夜行バスと言いますが、全ての座席が個室というわけでなく前方の4席のみが完全個室タイプになっています。
個室スペースとビジネスシートエリアはカーテンで仕切られるようになっています。
個室スペースもパーテーションがかなり上の方まで設置されているので、個室感があります。
これは他の夜行バスより個室感が出るので、私としては気に入っています。
肝心のシートの写真を撮る時間がなかったのでw、シートの写真はバストリップさんから。
革張りのシートでフットレストと毛布もついているので、かなり乗り心地はいいです。
席にコンセント2つとUSBポート1つついているので、スマホやモバイルバッテリーを思う存分充電出来ます。
車内でスマホ使いすぎて目的地に着いたらスマホの充電がない!という心配はありません。
私は気づかなかったのですが、個室の席の窓側にそれぞれの空気清浄機が付いているそうな!
すごい!
そして、気になるアメニティは、毛布の他にはスリッパ、お茶、アイマスク、ボディシート、ゴミ袋。
ちなみに毛布は悲しいくらい薄いです。。
これでヘッドホンや歯ブラシがついていたら、航空機のビジネスクラス並です。
耳栓はついていないので、周りの音が気になる人は事前に準備した方がいいでしょう。
私は旅行時にMOLDEXの耳栓を利用するのですが、長時間使用していると圧迫で痛くなることがあるので小さめを利用しています。
地味におすすめです。
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はかた号のシートはリクライニングやフットレスト、あとはマッサージ機能とヒーターもついています。
このヒーターは温度調節がついておらず、かなり強力なので就寝時に利用すると低温やけどしそうなので注意が必要です。
背もたれの横に自分用の専用ライトもしっかりついているので、夜通し読書しながら移動したいぜ!というツワモノにも対応可能です。
私は夜の時間を快適に過ごすために、耳栓とノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを持って行ったので快適でした。
静岡でSAに立ち寄り
午後11時過ぎくらいに静岡のSAに立ち寄ります。
降車前に集合時間を伝えてくれるので、余裕を持って過ごすことができます。
夜遅いですが、フードコートもやっていたので、急いで食べればバスに間に合うかも。
ちなみに私はSAでの10分間休憩でラーメンを8分で間食したことがあります。
静岡のSAを出発すると、バスの車内も消灯になります。
ここからは皆さん、おやすみモードですね。
後ろはビジネスシートで個室タイプではなかったですが、騒がしい感じはしませんでした。
九州に入る前にSAで朝ごはんを調達
おはようございます!
少し寒かったですが、よく眠れました。
午前8時頃、九州に入る前にSAで休憩します。
朝日を浴びる瀬戸内海が美しいです。
お腹が減ったので、SAで朝ごはんを調達します。
今日の私の朝ごはんはサンドイッチと頂いたお茶。
最後の休憩が終わると、バスは九州に入っていきます。
九州では小倉駅・砂津・黒崎インター引野口で停車して、西鉄天神高速バスターミナル・博多バスターミナルへ向かいます。
福岡市内に近づくにつれて、交通量も増えてきますね。
屋台用駐車場もありました。
これは福岡ならでは?の光景。
午前11時 西鉄天神高速バスターミナルに到着
長い旅ももうすぐで終わり。
午前11時前に西鉄天神高速バスセンターに到着しました。
終点1つ手前ですが私はこちらで降車です。
終点は博多バスターミナルです。
個室で、しかもかなりいいシートで楽々来れたので、14時間の旅もあっという間でした。
日本最長夜行バス はかた号のプレミアムシートに乗った感想
東京-博多は飛行機でも新幹線でも往来できますが、バスでのんびり行くのも楽しいです。
またゆっくり就寝してから午前中に到着できるので、そのまま観光可能です。
マイナスポイントとしては毛布の薄さと、窓からの冷気に尽きますね。
他の個室タイプの夜行バスと比較すると、個室感が圧倒的に高いところははかた号のお気に入りポイントです。
パーテーションも高いし、カーテンで閉め切っているので夜中に自分の部屋だけ電気をつけて作業したり、自分の荷物を気兼ねなくゴソゴソできるのは気持ち的に楽ー!
しかも、シートが抱擁感抜群だったので、ずっと席に座っていても全然疲れた感じがしませんでした。
あと、アメニティが一番揃っているかな、と思いました。
座席に関しては、朝起きて窓の外の景色を見たい、写真を撮りたいと思う方は東京から福岡に向かう便は「進行方向に向かって左側の席は眩しい」です。
乗車した先輩からのアドバイスです。。
はかた号は、1便の中で4席しかないまさにプレミアムシートなので東京から福岡に行く予定があって、昼前から精力的に活動したい方、宿泊費と移動費を節約したいけど、プライバシーを保って快適に移動したという私のようなわがままボディの方にはぜひぜひおすすめ!
夜行バスの旅、第1弾と第2弾も記事にしています。
のぞいてみて頂けると嬉しいです。
夜行バスの旅第1弾はドリームスーパーで東京から広島に行きました。
関連記事:ドリームスリーパーの夜行バスで広島に行ってきました
夜行バスの旅第2弾はマイフローラで東京から徳島に行きました。