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ターシャーに会いにボホール島へ行こう!

投稿日:2014-03-10 更新日:

フィリピンの真ん中あたりにセブ島という島があります。

フィリピン航空やセブパシフィック航空で東京から直行便が出ているので、行ったことがある方もいるのではないでしょうか。

そのセブ島から船で1時間ほど東へ行ったところにボホール島という島があります。

日本からの直行便が出ていないので、あまり日本人にはなじみがない島かもしれませんが、この島にはなんと世界最小の猿の「ターシャー」がいるんです。

マニラからボホール島へ

私はマニラから国内線でボホール島へ移動しました。

今回はAir Asia Zestを利用しました。

マニラの空港は第4ターミナルから国内線のLCCを中心に運行しています。

ボホール島へは、1泊2日で訪れたので早朝のフライトを選択しました。

国内線の待合場所で小さなフードコートがあったので、ラーメンらしきヌードルを食べて腹ごしらえをします。

マニラの国内線のフードコートのラーメン

マニラの国内線のフードコートのラーメン

7:20発の始発で出発して、ボホール島へは9時には到着します。

空港名でいうとボホール島の空港はタクビララン空港(TAG)を選択することになります。

価格は週末だったので、片道5000円くらいで購入できました。

平日であれば、片道2652円というのもありました。

AirAsiaの平日の片道価格

AirAsiaの平日の片道価格

AirAsia Zestは沖止めなので、出発の搭乗ゲートをくぐってから自分で少し歩いて、飛行機に乗り込みます。

AirAsiaでマニラからボホール島へ向かいます

AirAsia Zestでマニラからボホール島へ向かいます

AirAsia Zestは荷物の持ち込みも、機内食も追加料金がかかります。

機内食はおろか、ドリンクのサービスもないので必要であれば売店で購入してから航空機に乗り込みましょう。

AirAsiaの機内食

AirAsia Zestの機内食

1時間程度のフライトだったので、飛行機に乗ったと思ったらあっという間に着陸の準備をして、ボホール島に到着していました。

朝からいい天気でした。

タグビララン空港に到着

タグビララン空港に到着

現地のオプショナルツアーに参加

今回のボホール島での滞在はたったの1泊なので、時間を無駄にしたくありませんでした。

なので、事前に現地のオプショナルツアーを探してボホール島の空港に到着する頃の時間にピックアップをお願いして、そのまま1日の観光に連れて行ってもらうように手配をしていました。

現地のオプショナルツアーはボホールライフツアーというところを探してお願いしました。

https://bohollifetours.com/

Bohollife.comのホームページ

Bohollife.comのホームページ

Bohol Day Tourというツアーで一人1550ペソでした。

日本円だと3000円くらいです。

ツアーの内容はこんな感じ。

Inclusions (含まれているもの):

  • Private Air conditioned transportation (エアコン空調付きの貸し切りの車)
  • Pick-up Tagbilaran Airport (空港への送迎)
  • Drop-off Amorita Resort Hotel (ホテルへの送迎)
  • Driver will act a guide (ドライバーがガイドを兼任)
  • River Cruise with Lunch (Loboc River) (ロボック川のクルーズとランチ)
  • All Entrance Fees (施設の入場料)

Sites Visited (ツアー場所):

  • Blood Compact Site
  • Baclayon Church (Church Closed due to earthquake damage, picture taking only)
  • Tarsier Conservation Area
  • Loboc River Cruise with Lunch
  • Bamboo Hanging Bridge
  • Man Made Forest (Drive through forest, stopping for picture taking)
  • Simply Butterflies (Butterfly Garden)
  • Chocolate Hills (Chocolate Hills Complex Viewing Deck)
  • Aproniana Souvenir Shop

本当に来てくれているか心配でしたが、空港の到着出口のところで私の名前のプラカードを持って運転手さんが待っていてくれたのでひとまず安心しました。

空港の外のこんな感じの場所で待ってくれていました

空港の外のこんな感じの場所で待ってくれていました

すぐにSUVの車に乗せてくれて、このまま観光に向かいます。

空港からホテルに向かって、チェックインして、それから観光というステップを踏まなくてよかったのでかなりいいです。

まずは、Blood Compact Siteというところに連れて行ってくれました。

銅像のおじさんたちが語り合っている像でしたが、んー特に感想がなかったので写真も撮らずにスルーしてしまいましたw。

justgola.comより出典

justgola.comより出典

次にBaclayon Churchというカトリックの教会に行きます。

こちらは車から写真だけと記載があった通り、ゆっくり散策というよりは道の脇に車を停めてちょっとパチリという程度でした。

地震か何かで壊れてしまった部分があるとのことで、確かに一部の建物は改修工事中でした。

壊れてしまった教会

壊れてしまった教会

車窓から見たBaclayon Church

車窓から見たBaclayon Church

移動の途中、のどかな田園風景を見ることができました。

二期作で米を作っているようで、田園風景だけ見ると日本の田んぼのようですね。

かろうじてヤシの木が生えていたので日本じゃないのかな、と想像がつくくらいですね。

ボホール島の田園風景

ボホール島の田園風景

ボホール島の観光名所のチョコレートヒルズへ

車で走っているうちに、次の観光スポットのチョコレートヒルズが近づいてきました。

チョコレートヒルズに近づいてきました

チョコレートヒルズに近づいてきました

チョコレートヒルズは、ボホール島の有名な観光名所の1つで、昔のお菓子でアポロという三角の形のチョコレートがあるのですが、そんな形の山がいくつも連なっている土地があります。

私がボホール島に行ったのは3月だったので、チョコレートヒルズの木々はまだ緑色で、本当のチョコレートヒルズではありませんでした。

9月頃に行くとこの山の緑がいわゆる紅葉なようなもので茶色に変化するので、その見た目からチョコレートヒルズと呼ばれているようです。

待合室のような集合場所で車を降ろされて、運転手の人が「行ってらっしゃーい」というので、そこで分かれてチョコレートヒルズへ向かいます。

向こうの屋根付きの場所でおろされました

向こうの屋根付きの場所でおろされました

展望台のような場所があるので、階段を結構登って、頂上まで歩きます。

階段が結構きつい。。

チョコレートヒルズの階段を登ります

チョコレートヒルズの階段を登ります

こちらがチョコレートヒルズの風景です!

まだ季節が早いのでチョコレートはあまりないですが、それでも森の中にまりもが並んでいるようで、これはこれで見ごたえがあります。

遠くの方には、少し赤みがかかって茶色になりつつあるチョコレートヒルズもありますね。

周りに高い高い建物がないので、360度のパノラマビューで眺めていて気持ちがいいです。

チョコレートヒルズの風景

チョコレートヒルズの風景

展望台の整備はまだ追いついていないのか、地震か何かで崩れてしまったのか分かりませんが、結構コンクリートがむき出しの部分がありました。

足場に気を付けつつ、記念撮影。

チョコレートヒルズを楽しんで待合室に戻ってきたのはいいのですが、運転手さんと迎えの話を聞いていなかったので急に心配になってきてしまいました。。

どうしようかと思い、とりあえず待っていたら運転手さんが帰ってきてくれました!

あー、よかった。

ちゃんと集合の方法を聞いておくべきでした。

バタフライガーデンへ

気を取り直して、次の観光スポットに行きます。

正直、ボホール島の観光のメインの1つが終わってしまったので後はターシャーを見るまでは外れスポットかな、なんて内心思っていました。

ところが、次のバタフライガーデンが意外と楽しめました。

バタフライガーデンというだけあって、蝶々がたくさんいます。

蝶々の標本がたくさん飾ってあるセクションもあります。

蝶々の標本がありました

蝶々の標本がありました

大きなアゲハ蝶もたくさんいます

大きなアゲハ蝶もたくさんいます

ここでは、ガーデン内で飛んでいる蝶々もいて、人懐っこいのか髪飾りのように人の身体に止まったりする蝶々がいたりします。

蝶々が髪飾りのように帽子に止まっています

蝶々が髪飾りのように帽子に止まっています

このガーデンの蝶々の標本をどうするのか、と思っていたら、標本越しに写真を撮っている人たちがいて、標本に重ねて写真を撮ると、、

妖精になった気分を味わえるかも

妖精になった気分を味わえるかも

アゲハ蝶になりました

アゲハ蝶になりました

こんな感じで、背中に羽が生えたように見えます。

うまくタイミングを合わせてジャンプすると、蝶々の羽で羽ばたいているような感じで写真が撮れますので、軽く妖精になった気分を味わえるかもしれません。

写真の角度とタイミングを合わせて飛んだり跳ねたりして、意外と楽しめるバタフライガーデンでした。

ただ、写真を撮っている本人は一生懸命なので気が付きませんが、少しアングルが変わるだけで、庭でぴょんぴょん跳ねている変な人みたいな感じになるので、気にせず自分の世界に浸りましょう。

角度が変わるとこんな感じ

角度が変わるとこんな感じ

バタフライガーデン、結構堪能しました。

次に行ってみましょう!

ターシャーの住む森へ

バタフライガーデンを後にして、次の観光スポットに向かいます。

そろそろお気づきかもしれませんが、連絡メールには運転手さんはガイドを兼ねているとのことでしたが、簡単な説明はしてくれますが、がっつり付き添って甲斐甲斐しくガイドしてくれるようなスタイルではありません。

ですので、基本的には観光スポットの場所で降ろされて、観光が終わったらまた車に乗せて次の場所へ運んでくれるスタイルです。

ターシャーは全長が10センチ程度で、昔は手に乗せて写真を撮ったりすることができたそうなのですが、今は保護の目的で少し離れた距離から眺めることしかできません。

ターシャーは普段はこのような保護区の森の中で生活しているようです。

ターシャーの森を行きます

ターシャーの森を行きます

ターシャーはストレスがかかると、自分で木に頭を打ち付けて自殺をしてしまうほど繊細な生き物らしいので、なるべくターシャーを刺激しないように静かに歩いていきます。

森の木に止まっているターシャーがいるのが分かるでしょうか。

木に止まっているターシャー

木に止まっているターシャー

ターシャー

ターシャー

目が大きくて、宇宙人の子供みたいで可愛いです。

ずーっと眺めていたら、目を閉じて寝てしまいました。

眠るターシャー

眠るターシャー

ボホール島で見たかったターシャーを見ることができたので、かなり満足しました。

この後、ランチクルーズに向かいます。

途中で、竹橋を歩いて渡るスポットにも寄りました。

これがリストにあったBamboo Hanging Bridgeだったみたいですね。

結構揺れて、スリリングな橋でした。

バンブーブリッジかな

バンブーブリッジかな

ロボック川のランチクルーズ

ランチは、ロボック川を眺めながらのランチクルーズです。

ロボック川の流れは穏やかで、川の透明度も思っていたより綺麗でした。

天気がいいので、緑がまぶしいです。

ロボック川

ロボック川

川の色もきれいでした

川の色もきれいでした

クルーズ船はかなりの大きさで、川辺に面して席が用意されていて、真ん中のビュッフェエリアに食べ物を取りに行くスタイルでした。

エンターテインメントで盛り上げるように歌い手さんも乗船していました。

ビュッフェはツアーの価格に含まれているので、ドリンクを追加する場合は別料金になります。

隣の人との間隔が狭いので、船の上はかなりのお客さんが入っていました。

クルーズ船内の様子

クルーズ船内の様子

食事をするときに隣の人にめっちゃぶつかります

食事をするときに隣の人にめっちゃぶつかります

食事も美味しくて、眺めも最高だったので概ね満足したのですが、食事する席が少し窮屈だったので辛かったです。

ツアーを予約する時に、ランチはプレミアムのクルーズにするかどうか選べるオプションがあったのですが、ケチって普通のクルーズを選んでしまいましたが、下船の時にプレミアムクルーズの船内を横切って出たときにプレミアムの席を見てしまったのですが、とてもゆったりしていて、

「あー、こっちを選んでいればもっと食事と景色を堪能できたかも。。」

なんて思ってしまいました。

クルーズの途中で、原住民が住んでいる島に立ち寄りました。

厳密にいうと、原住民の恰好した人たちがいて、その人たちと一緒に写真が撮れる場所というのが正しいですが、旅の思い出におもてなしをしてくれていると考えるといいですね。

女の子も子犬も可愛かったです。

原住民(?)の女の子と子犬

原住民(?)の女の子と子犬

さて、クルーズが終わるとお腹もいっぱいでそろそろホテルに向かうことになります。

1日オプショナルツアーと言ってはいますが、大体半日プラスアルファという感じです。

でも、朝からいろいろ連れて行ってもらって、短時間で観光できたのでかなり私としては満足なツアーとなりました。

「アモリタホテル」に宿泊します

ツアーの帰りには、ホテルまで送迎が含まれていたので、追加料金なしでホテルまでたどりつくことができました。

今回のお宿はAmorita Resort という4つ星ホテルです。

こちらのホテルはホテルの食事が(遅いけど)とても美味しいというトリップアドバイザーの口コミがあったので今回はこちらに決めました。

インフィニティプールがあるのもポイント高いです。

今回の予約はBooking.comを利用しました。

土日の利用で、一泊8,105.73ペソでした。

日本円だと1部屋で一泊17,000円くらいです。

ここに13%ほどの税金と朝食が加算されるので、およそ20,000円くらいになりそうです。

4つ星ホテルなのですが、ホテルに到着するまでの道は果たしてそこにホテルがあるのかというような舗装されていない道を走るので、不安に駆られました。

こんな道をいきます

こんな道をいきます

ホテルのフロントは外の車寄せに面したところにありました。

広いロビーはないです。

ホテルの規模的にもこじんまりした印象があります。

フロントのすぐ横にホテル棟があるので、移動はとても楽でした。

部屋も1階にあるので、プールへ窓から歩いて行けます。

特に凝った装飾などはないですが、綺麗に掃除されていて必要十分でした。

ゆったりした玄関

ゆったりした玄関

煌びやかなものはないですが広々ベッド

煌びやかなものはないですが広々ベッド

早速チェックインして、ダイニング会場前のインフィニティプールに入ります。

Amorita Resortは規模的には中規模ホテルのサイズで、広すぎないのでホテル内の移動が楽でした。

ホテルが岬の先端部分に位置しているので、他のホテルの宿泊客の出入りもなく、落ち着いて過ごせます。

インフィニティプールは広くはないですが、ゆったり寝転んだままで海に日が沈むのを眺めていることができる素晴らしい眺めでした。

インフィニティプールで夕陽を望めます

インフィニティプールで夕陽を望めます

プールサイドからの夕焼け

プールサイドからの夕焼け

夕食はプール脇のダイニングで頂きました。

ビュッフェスタイルのディナーです。

看板が出ていたのでチェックしましたが、どうやら土曜日のみのサービスのようです。

特に宿泊客限定とは書いていないので、外部のホテルの方々も予約すれば利用できるようです。

日本円で1800円くらいでしたので、なかなかお得だと思います。

ビュッフェディナーのお知らせ

ビュッフェディナーのお知らせ

口コミ通り、食事はものすごく美味しかったです!

いろいろ取りましたが、どれも最高に美味しかったです!

ディナービュッフェ

ディナービュッフェ

夕食の後、ホテル前のビーチを散歩しました。

このホテルのいいところは、やや高台にあるのですが、プール脇に階段があるので、ビーチまで降りて行くことができるところです。

なので、プールで遊んだりビーチで泳いだりと両方楽しめます。

そして、夜は辺りに明るいものがないので、ホテルの屋外ソファやビーチ沿いの砂浜から星空も楽しむことができます。

波の音を聞きながら夜空を見上げる時間は最高にリラックスできました。

チェックアウト前に目の前のプールとビーチを楽しむ

朝食は昨日のダイニングの場所と同じところでした。

屋内と屋外の区切りがない開放的なダイニングで食事ができるので気持ちがいいです。

食事はビュッフェスタイルで、好きなものをとってくださいというスタイルでした。

アジアの料理とコンチネンタルが半々くらいで、野菜とフルーツがたくさんあったのでありがたかったです。

アモリタリゾートの朝食ビュッフェの様子

アモリタリゾートの朝食ビュッフェの様子

朝食会場からの朝の眺めも最高でした。

目の前に広がる水平線を見ながら朝食が食べられるなんて幸せです。

アモリタリゾートの朝食会場からの眺め

アモリタリゾートの朝食会場からの眺め

チェックアウト前にプールとビーチを楽しみました。

アモリタリゾートのプール

アモリタリゾートのプール

アモリタホテルのプールサイド

アモリタホテルのプールサイド

今日は下のビーチの海にも入ってみることにしました。

階段を使います。

ビーチは静かです

ビーチは静かです

昨日はホテルへの到着が夕方近くだったので気が付きませんでしたが、ボホール島の海は澄んでいてすごく綺麗。

透明度が気持ちいいビーチでした。

砂浜も砂がサラサラで歩いていて気持ちよかったです。

透明度の高いビーチ

透明度の高いビーチ

ついでにランチも

チェックアウトはしたのですが、お昼が近かったのとフライトまでまだ時間があったので、アモリタリゾートでランチを食べて帰ることにしました。

ランチはイタリアンでした。

口コミにあったのですが、ここのレストランは美味しいけど時間がかかるそうだったので一度にすべての注文をして待っていたのですが、それでもやはり待ちましたw。

1時間近く待ったかもしれません。

今度行く時はもう少し早く食べたいなーと思ったアモリタリゾートの思い出です。

でも、落ち着いた感じでゆったり過ごすことができて、めちゃくちゃ綺麗なビーチが目の前にあって、最高に満喫できた週末でした。

また来ます!

アモリタリゾート(Amorita Resort)

AmoritaResortのHPより出典

AmoritaResortのHPより出典

住所:1 Ester A. Lim Drive, Barangay Tawala, Panglao, Bohol, フィリピン

電話+63 2 318 3388

HPamoritaresort.com

私はBooking.comで予約しましたが、アゴダ:アモリタリゾート(ボホール島)や、ホテルズドットコム:アモリタリゾートも御用達です。

これからの連休にボホール島への旅を計画してみてはいかがでしょう。

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執筆者:

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