喧噪を避けて京都の街に宿泊&観光をしてみた
今回の京都の滞在は宿泊を入れてたったの18時間。
宿は京都の野乃京都七条に取ったので、宿でゆっくり過ごしてもいいのですが、せっかく京都に行くのだから、少しでも観光もしたいということで今回は18時間の滞在の中で観光したスポットをご紹介。
24時間参拝できる神社仏閣もある
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、神社仏閣は日が出ている日中しか参拝できないと思っていたのですが、調べると夕方~夜にかけても参拝できる場所もあるのです。
その一つが「伏見稲荷大社」。
幾重にも連なっているいる鳥居の参道が目を引く知る人ぞ知る京都の観光名所。
伏見稲荷大社は京都駅からのアクセスも抜群です。
私が京都に到着したのは午後6時前。
この時間から観光ができる貴重な観光名所です。
京都駅からは奈良線に乗って、各駅停車で3駅目。
所要時間は約6分ほどです。
伏見稲荷大社は駅を降りて目の前が入口
伏見稲荷大社は「伏見稲荷駅」で下車します。
ホームは2つありますがとても小さな駅です。
駅の雰囲気は何となく伏見稲荷大社に寄せている感じもします。
伏見稲荷大社はこの駅の目の前にあります。
そうなんです、伏見稲荷大社は駅を降りて徒歩0分で到着してしまうのです。
こちらが伏見稲荷大社の入り口。
15年以上前に当時の会社の友人たちと伏見稲荷大社に来ているはずなのですが、全然思い出せません。
参道も参拝客がまばらにいる程度。
混雑しているわけでもなく、閑散としているわけでもなく、ちょうどいい感じの観光客の数です。
私の他にもちらほら観光客らしきカメラを手にした人たちが。
外国人留学生らしき若者もちらほら見かけます。
まずは、境内に入ります。
朱色の柱が美しい。
稲荷さんというだけあって、狛犬ならぬこま狐。
さすがに夕方なので、お守りや絵馬などを売る授与所は開いていません。
御朱印などもこの時間は発行してくれないので、お守りや御朱印が必要な方は日中に行ってください。
伏見稲荷大社の絵馬は鳥居の形をしています。
願掛け鳥居と呼ぶそうです。
今回は絵馬に願いを込めることはできないので、それは次回にしたいと思います。
拝観料も無料で、特別公開時期に公開されるお茶屋(需要文化財)の拝観料は800円になります。
千本鳥居へ
伏見稲荷大社にお参りをして左手に抜けていくと有名な千本鳥居があります。
稲荷山と呼ばれる小高い丘を登っていく参道があり、いくつもの鳥居が奉納されています。
こちらが千本鳥居の始まり。
大きな鳥居が立派です。
この鳥居の下をくぐって、歩を進めます。
日中の日差しの中で見る鳥居もきっと素晴らしいですが、夕暮れ時の淡い光の中で見る千本鳥居も立派。
鳥居もだんだん小さくなってきます。
完全な夕闇がやってくる前に参道の灯篭には灯りがともっていました。
こう見ると人が全然いないように見えますが、実は前にも後ろにも歩いている人たちがいます。
参道がカーブしている部分で写真を撮るとうまい具合に人が影に隠れてくれるので、いい写真が撮れました。
10分、15分ほど歩くと、鳥居が一旦途切れ、右手にトイレが現れます。
その先も坂道がきつくなる石畳みの参道が稲荷山の頂上まで続いていたのですが、安全面を考えて今回はここまでにしました。
もう少し遅い時間になると参道を灯篭が灯して何とも厳かな雰囲気になるそうなので、次回は他の時間にも行ってみたい気がしました。
復路は往路は別々
往路は来た道を戻ることはしません。
右手に沿って抜けてゆくと、朱色の橋が眩しいちょっとした庭園に出ます。
この風景は何となく覚えている気がしました。
確かあの時はみんなで自転車に乗って京都観光をしていて、この稲荷山も頂上まで登った気がします。
帰り道のこの辺りまで下りてきて、ベンチに腰掛けて少し休憩したような。
鳥居の朱色も美しかったですが、帰り際の木々の緑も大変落ち着いていて、美しかったです。
ここにも狐がいました。
足元に子猫が気持ちよさそうに眠っていて、まるで狐に守られているようで微笑ましかったです。
入り口の方まで戻ってくると、日もだいぶ沈みかけていました。
狐に騙されないうちに宿に戻ることにしました。
今回の宿は最近オープンしたばかりの京都の野乃京都七条。
関連記事:京都の野乃「天然温泉 蓮花の湯 御宿 野乃京都七条」に宿泊しました!
夜鳴きそば楽しみです!
京都の野乃に宿泊した感想はこちらに書いていますので、ぜひ覗いてみて下さい。
そして、翌朝は早朝の清水寺も観光しています。
こちらも合わせて読んでみてください。
関連記事:京都滞在18時間 人混みを避けて観光してみる(早朝編)
伏見稲荷大社
住所:〒612-0882 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
最寄駅:奈良線 伏見稲荷駅
拝観時間:0時~24時
拝観料:お茶屋以外は無料
おすすめポイント:京都駅からも近く早朝や夕方、夜にも拝観できるので短い観光時間でなるべく多くの観光スポットを見たい!という方におすすめです。
ただし、夜は特にライトアップしているわけではなく、灯篭の灯り程度だそうなので暗がりに気を付けてくださいね。