夕方のアルコールサービスの提供を待ちきれず夜市へ
プールの後で夕方のアルコールと軽食サービスを楽しんで一日ずっとホテルで過ごすつもりだったのですが、暇になってしまったので近くの夜市へパトロールに向かいます。
結局じっとしていられない性格のようです。
グランドハイアット台北の滞在風景はこちらをご覧ください。
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赤いラインの地下鉄に乗って1駅の「信義安和駅」まで移動します。
オレンジに囲ってある部分が「臨江街観光夜市」です。
信義安和駅から臨江街観光夜市に向かう細い道の通り沿いに足つぼマッサージが何軒かあったので、飛び入りで足つぼマッサージをしてもらいました。
私たちが利用したのはこちらのお店。
24時間営業とは驚きです。
価格はこのあたりのお店はほぼ全て同じような価格帯で、一番安い40分足湯付きの450台湾ドル。
ごりんごりんにマッサージされました。
支払いは現金のみなので、事前に用意していきましょう。
歩き疲れた足をマッサージしてもらって気持ちがよかったです。
さて、再び散策します。
マッサージしてもらっていたら夜市の散策にちょうどいい時間になっていました。
ここが臨江街観光夜市の入口です。
時刻は18時過ぎ。
18時から夜市はやっているようです。
入口すぐのところに串焼きのお店と腸詰のお店がありました。
美味しそうでした。
18時過ぎで大体キョロキョロしながら歩いても反対からくる通行者やバイクと行き交える感じ。
もう少し遅い時間だとかなり混雑するでしょうね。
夜市の中ほどにあるフレッシュジュース屋さん。林家さんて書いてありました。
その奥には店内で食べられるお店もあって美味しそうでした。
個人的には、排骨麺湯と四神湯(スーシェンタン):(漢方薬とブタの中身(モツ)を煮込んだ、飲みやすい薬膳スープ)が興味ありましたね。
そして一番気になって、実際に行列が出来ていたのがこちらの焼き小籠包のお店。
夜市出口付近の大通りとの交差点の角にありました。
林記上海生煎包と書いてあったので、これが店名のようです。
メニューは焼き餃子と焼き小籠包のみ。
後で調べたところ、やはりいつも行列の絶えない人気店でした。
前回台北に来た時には、台北駅の北側の夜市を試したので、この夜市は初めてでしたが、観光客よりも地元のお客さんで賑わっていた感じでした。
他の夜市と比べると通りが少しだけ広いので、比較的歩きやすかったです。
夜の街を彷徨った先には見た目に見合わず美味しい焼きそばが待っていた
夜市を後にして、大通りに抜けていきます。
警察官が交通整理をするほどの交通量です
歩道橋から夜景がきれいだったので写真撮影。
ここからかなり歩きまわってたどり着いたのは「阿明 港式熱炒」。
位置的には台北101/世貿駅の左下側の青い星印のところ。
入口は狭いですが奥にテーブル席が5,6席あります。
入口付近で鍋をふるおじさんと、店員のおばちゃんがいました。
テイクアウトもやっているようです。
ここでも英語も日本語も通じなかったので、Google Translateを駆使して何とかコミュニケーションを図ろうと試みたのですが、おばちゃんの中国語にまくし立てられました。
何回かトライして、私たちが外国人であることが分かったのか席に通された後は「謝謝」と何度も言ってくれて、結構機嫌がよかったです。
私たちが日本人だと分かると「辛いの」と言って、辛い漬物のようなものを出してくれました。
念願の夕飯でしたが、看板に書いてありましたがアルコールの提供はないようです。
地元の定食屋のようないでたちですね。
お水はセルフサービスです。
注文は注文票に書き込んで渡すスタイル。
漢字のイメージと今まで食べたものを参考にして、猪肉炒空心菜、蝦仁炒蛋、青菜蛋花湯、肉絲炒麺を注文しました。
猪肉は豚肉のことなので、豚肉と空心菜の炒め物と、蝦はえびなので蝦オムレツ、あとは菜っ葉と卵のスープと、細切り肉の焼きそばです。
少し待つと、まず焼きそばが運ばれてきました。
見た目は飾らない素朴な感じ。
色味が茶色一辺倒だったので、正直「あー、とうとうお店選びでやってしまったか。。」と思いながら悲しい気持ちで食べ始めました。
が、しかし、予想とは裏腹に2口、3口と食べ進めると「ん?美味しい?、おー、美味しい!」と気持ちが変わっていきました。
見た目からは想像できない美味しさ。
続いて出てきたのは空心菜の炒めもの。
予想通りの見た目と、期待通りの味でこちらも美味しかったです。
次に出てきたのはえびオムレツ。
これは卵が固すぎて100点とはいかないまでも、塩味が丁度よく美味しかったです。
これは、途中でおばちゃんが出してくれた辛い漬物。
少しだけ卵につけて食べましたが、本当に辛い!いや、むしろ激辛でした。
最後に出てきたのは優しい味のスープ。
青菜の正体は白菜でした。
個人的にはもう少しパンチのある味でもよかったです。
お店は19:30には閉店するようで、私たちが食べている途中から片付けが始まっていました。
もしかしたら最初におばちゃんがまくし立てていたのは「アルコールないよー、うちは19:30で閉まるんだよ。それでもいいのかい?」みたいなことを聞いてくれていたのかもしれません。
満腹になって、そぞろ歩きながら帰る途中で夜のライトアップされた台北101が見えました。
そして、台北101隣の煌びやかなビルと、
昼間は3時間待ちの行列で泣く泣くあきらめた鼎泰豊がお出迎えしてくれました。
鼎泰豊は予約ができないので、時間に余裕をもって次回またトライしたいです。
この鼎泰豊は台北101の地下の飲食店街の入口にあります。
このあたりにコンビニはないですが、台北101の飲食店街の端の方にちょっとお高めのスーパーマーケットがあります。
ここでビールやジュースなどを売っているので、ちょっとしたものを調達したい時には地下のスーパーは便利でした。
阿明港式熱炒
住所: No. 61號, Wuxing St, Xinyi District, Taipei City, 台湾 110
110台北市信義區吳興街61號
営業時間:11:00~19:00
定休日:日曜日
電話番号:+886287882785
一言メモ:調理担当のおじさんとフロア担当のおばちゃんがいます。おばちゃんは基本中国語のみ。英語も日本語も通じないと思った方がいいです。最初は中国語でまくし立てられて、大分ビビりましたが、私たちが日本人だと分かると片言の日本語で「辛いやつ」と言って、辛い付け合わせを勧めてくれました。最後は「ありがと~」と言って送り出してくれて、最初の印象とだいぶ変わりました。
営業時間は、19時で終わるので早めに利用することをお勧めします。
1つ1つの料理は彩りがお世辞にも美味しそうとは言えなかったのですが、最初に出てきた焼きそばを恐る恐る食べたのですが、意外や意外!めちゃ美味しかったです。
地元の方の利用が多くて、地元に愛されるローカル中華屋さんの装いでした。華はないですが、日常使いできる穴場スポットでした!
お土産はやっぱりパイナップルケーキ
今回、台湾でのお土産はあまり購入しませんでした。
こちらが唯一の台湾土産。
パイナップルケーキですが、何だかんだでやっぱりパイナップルケーキは美味しかったです。