【目次】
台北市郊外へ。九份
おはようございます。
昨日は、
今日は現地で一日中時間が使えるので、市内を離れて遠出します。
今日のお目当ては九份と十份。
九份は千と千尋の神隠しの湯場のモデルになったと日本では有名な
九份には公共交通機関を駆使しても、
バスの乗り継ぎは自信がなかったので、
(台北駅から電車で行く場合は、瑞芳駅(Ruifang Station)まで行くのがいいようです。自強号で40分(Express)76元です。瑞芳駅で止まらないものもあるので注意が必要です。そこからは九份老街までは、タクシーでも15分600円ほどです。)
台湾の地下鉄は券売機で入場トークンを購入してゲートをくぐるシステムです。
券売機は、現金のほか、悠遊カード(Easy Card)というSuicaのようなチャージ式のカードを使用してトークンを購入することができます。
悠遊カードは、駅のサービスセンターやコンビニに売っているので買っておくといいでしょう。
↓のようなメモを見せると、
悠遊卡 售價 100元(購入料)
加値 1000元(チャージする金額)
悠遊カードを購入して、1000元(約3500円)チャージしたいという気持ちは伝わると思います。
悠遊カードはいろいろな絵柄が売っているらしいので、お気に入りの悠遊カードを見つけるのも楽しいですね。
私は中山エリアに滞在していたので、
グーグルマップでも出て来ますが、
202とか306とかいくつか九份行きのバスが出ています。 私は1062の路線に乗りました。水色のバスが来るので目印にしてください。
うろ覚えですが、九份老街と行き先が大きく書いてあった看板があった気がします。 バス料金は先乗り先払いでした。
バスに乗って、九份(
バスに揺られること1時間ちょっと。小さな町を抜け、坂を上り、バスはだんだん九份に近づいていきます。
目的地までいくつかバス停に泊まり、山を登るような急な坂道を上り、「九份老街」で降ります。
九份老街はかなりの高台にあるので、九份からの眺めは最高でした。
九份はよく夜の写真がアップされていますが、昼間の九份もなかなか良かったです。
山の上にあるような街ですから、九份の中心部は、階段を登りおりするのが結構あります。
階段脇にアジアンテイスト満載の有名な、お茶屋さんがあったり、雑貨屋さんがあったり、スイーツ屋さんがあったり歩いているだけでも楽しい場所です。
台湾スイーツの定番、タピオカミルクティーもあったので、しっかり堪能させて頂きました。
九份にはお茶屋さんがいくつかあります。台湾のお茶を頂きながら、九份からの眺めを楽しんだり、町並みを眺めたりできます。 一番有名で目立つ立地にあるのは、
阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)
赤提灯が鮮やかで、ここで夜にお茶したら、ノスタルジックなひとときを過ごせるんだろうな、と想像します。
でも、かなり混雑していますので、行列は覚悟した方がいいかもしれません。
私が、行ったお昼前でもかなり混み合っていた感じでしたので、混雑嫌いな私は少し外れにある九份茶房へ。
九份茶坊
No. 142, Jishan Street, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224
本格的な茶器でお茶の入れ方を説明してくれて、眺めのいいテラスでチーズケーキとお茶のセットを楽しめます。
烏龍茶チーズケーキが有名みたいです。
少し路地に入っているせいか、私が行った時はお客さんも数組で、ゆったり景色を楽しみながら休憩することができました。
ちなみに、九份の街の中にはたくさんの動物たちがいます。とても人懐こくてかわいかった。
お土産を買ったりふらふらしていたのですが、まだ昼くらいなので意外と時間があります。
ここからは、バスと電車を乗り継いで、十份に向かいます。
九份老街を階段を下りて、下の方にある警察署に向かいます。
警察署の前から近くの駅に向かうバスを待ちます。
台北行きの1061のバスに乗ります。
15分間隔くらいで何かしらのバスが来るので、結構便利です。
私は、Rueifang Train stationという所まで移動して、そこからは電車に乗り換えます。
九份老街からその駅までは20分ほどです。便利ですね。
台北市郊外へ。十份
Rueifang Train stationからはローカル電車で十份(シーフェン)に向かいます。約90分ほどかかります。
駅ではレトロな感じの切符券売機で切符を買います。十份駅行きで、約83元〜(約280円)で行けます。
山手線のレトロバージョンのような車内の電車に揺られること約90分で、十份に到着します。
今回、九份と十份に行くにあたって、十份は線路ギリギリまでお店が並んでいる光景が見どころなので、どうしても電車で十份入りしたかったので、思い悩んだ末にこの順路になりました。
入線する際は、本当に電車ぎりぎりまで人の波が見えるんです。
もう少し夜の景色を楽しみたかった気持ちはありますが、結果的に十份への昼間移動は悪くなかったです。
外国の電車に乗るワクワク感と車窓からの眺めも楽しめました!
十份へは電車に乗っていたのは大体1時間くらいでした。
十份駅に着く直前に、両側の店舗の店先が電車に、かすってしまうんじゃないかというくらい接近した通りを100〜200メートルほど進んで到着です!
何というか、このアジアの雑多な感じ。
ワクワクします。いい感じです!
お昼ご飯を食べていなかったので、通りのお店で売っていた揚げ物を食べ歩きしました。
ちなみに、台北駅から直接十份に行く場合は、MRT台北駅〜瑞芳駅(平渓線)〜十份駅菁桐行き(90分)という行き方がいいと思います。
約83元〜 約280円で行けます。十份に到着したい時間から平渓線の時刻を確認し、台北駅〜瑞芳駅の電車の時刻を逆算するというのが時間を無駄にしないのでいいですね。
チケットを予約するなら、ここから予約ができるようです。
https://hao2taiwan.com/2016/05/12/4800
十份では、灯籠?気球?みたいなのを飛ばすのが有名です。
私が乗ってきた電車がピストンで帰って行った後は、線路に出てきて灯籠を飛ばしている人がちらほらいました。
灯籠の色には様々な意味があり、願い事にあった色を選んで、願い事を書いて飛ばします。
夜の空に結構な人数が一斉に飛ばしたら綺麗だろうな、と思いながら見ていました。
十份には瀑布もあります。
吊り橋を渡って20分ほど歩くと着くと地図には書いてありましたが、
うろうろ歩き回っていたら日が暮れそうだったので、今回は吊り橋までで諦めました。
台湾のナイアガラと呼ばれているようなので、吊り橋を渡っても大丈夫という人は是非試してみてください。
帰りはかなり薄暗くなっていたので、時間短縮の為に乗合タクシーで市内に帰ることにしました。
6人乗りのタクシーなので、家族で行く時はチャーターすることもできますが、私は市内へ向かう人のタクシーに便乗して料金を割り勘しました。
値引き交渉には応じてくれませんでしたが、混雑している道をうまく避けてくれたので、渋滞0で帰って来れました。
今日はかなり駆け足で九份、十份と自力で回って来ましたが、公共交通機関を使っても1日でどちらも行けることが分かりました。
次回行く機会があれば、夜の九份や春の季節であれば猫空の茶畑や、淡水の夕陽を見に行ったりしたいですね。
台北市内へ戻ってきました。胡椒餅を食べよう!
十份からは乗り合いタクシーを調達して帰ってきました。大型バン1台いくらなので、人数が多い方が安くなります。
その場にいた観光客二人組に声をかけて、乗り合いで帰りましたが、台北の運転手さんに金額の交渉はできませんでした。
でも、帰りのタクシーは、運転手さんが渋滞している道を避けて運転してくれたので渋滞もなく、約40分ほどで、台北駅に着きました。
少し小腹がすきました。
台北駅の駅近くに、有名な胡椒餅のお店があるのを事前にチェックしておいたんです!
持ち帰り専門のお店なので、イートインスペースはありません。
店先の交差点で、出来立てをはむはむ食べました。
肉まんを平らにして、両面カラッと焼いたような感じです。
手の平くらいの大きさで一つ食べると結構お腹が満たされます。
中身の具材に胡椒がピリッと効いていて、ビール片手に食べても美味しいな、と思いました。
手軽に楽しめるので、スナックがわりにもいいですね。
他にもいろいろなレストランをこちらで紹介していますので、参考になればうれしいです!
夜の台北は気候もちょうどよくて、台北駅から中山のホテルまで20分くらい歩いて帰りました。
晴れていたので、台北101も綺麗に見えたので、今日は展望台に登っておくのも正解だったかもしれません。
次回はぜひ。
台湾のマッサージは痛きもちいい
宿に戻ってお風呂に浸かったら、マッサージに行きたくなりました。
そこで、宿近くのマッサージ店へ!
価格は日本の3分の2くらいかな。
街中で夜遅くまでやっているので、少し空き時間があればすぐにマ
今回は中山エリアのマッサージ店で足つぼマッサージを1時間受け
私のマッサージ担当は、50代か60代くらいのおばちゃんでしたが、痛いところを心得ているようで、マッサージを受けている最中はどこもかしこも触られると痛い痛い!!!
でも、1時間のマッサージの後、歩いていると足がすごく軽くなっているのが分かりました。
タイのマッサージもうまかったですが、台湾もなかなかです。
日本から3時間で行けるので、食い倒れとマッサージの旅もあり
台北のバーにも行ったよ
マッサージの後は、本当はお酒はNGなのかもしれません。
が、喉がからからになってしまい、ついつい一杯。
外のテラスで涼みながら頂きました。
帰国前に台湾のローカル朝食を試してみよう
3日目の朝になりました。
あと数時間で空港に向かわなくてはいけません。
ホテルに豪華なビュッフェ朝食が付いているのですが、今日はあえて台湾のローカル朝食を試してみます。
台湾版のホットサンドイッチです。
お店は、「味鼎蛋餅(ウェイディンダンピン)」というお店で遼寧街夜市の近くで最寄駅は南京復興駅のすぐ近くです。
私の宿泊していたサンワンレジデンスからは徒歩とバスで約30分ほどで行くことができました。
メニューは
培根蛋餅(ペイグンダンピン)+加起士(ジャーチースー)50元 ベーコン+チーズ。
培根餅堡(ペイグンピンバオ)40元 ハンバーガー
鹹豆漿(シェンドウジャン)25元(ラー油とおぼろ豆腐のスープ)
起士蛋餅(チースーダンピン)40元 チーズ入り蛋餅。
など。
私は培根蛋餅(ペイグンダンピン)+加起士(ジャーチースー)を注文して、大根餅も追加しました。
店内に入ったのは、8時前くらいでしたが、地元の人らしきお客さんが数組いて、地元に根ざしたお店なんだろうなーと思いました。
悔やまれるのは隣のテーブルで食べている人を見たときに、おぼろ豆腐のスープが美味しそうで、なぜ頼まなかったのかと後悔しました。
朝食に食べたら美味しかっただろうなー。残念です。次回かな。
でも、サンドイッチも大根餅も美味しかったので満足です!
ごちそうさま。
旅のまとめ
今回の台北の旅は、2泊3日という短い時間でしたが、「意外と自分で航空券とホテルだけ取っても、いろいろ行けるじゃん」ということです。
特に、九份と十份は地図で見ると通そうに見えたので、1日で回れるか心配でした。
しかし、鉄道やバスの時刻表を調べると意外と回れるということが分かって、交通費だけであれば数千円で行って来れたのではないでしょうか。
現地ツアーを利用してもよかったのかもしれませんが、自分で自由にスケジュールを組んで、休みたいときにお茶したり、台湾の公共交通機関を使ったりして、地元の人と同じ目線で町並みを眺められたのはとても楽しかったです。
まだまだ行きたいところはたくさんあるので、台湾また来たいと思います!